ソホ級フリゲート
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ソホ級フリゲートは、北朝鮮が建造したフリゲートである。完成以来データだけは海外に流れており、おおよその全体像はみえて来ているものの、未だに明確な写真が公表されておらず、幻の軍艦である。
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[編集] 歴史
1980年に羅津造船所で進水。1983年頃就役したとされている。羅津造船所で建造されたことから、東海艦隊所属であると推定される。
[編集] 武装
- 100mm単装砲×1門
- 37mm連装機関砲×2門
- 30mm連装CIWS AK-230×2門
- 25mm連装機関砲2-M-3×2門
- SS-N-2スティックス対艦ミサイル×4
- ナジン級同様にオーサ級ミサイル艇と同型の発射筒を装備している。
- RBU-1200対潜ロケット5連装発射管×2
- ヘリコプターの搭載が可能な甲板(朝鮮人民軍はMi-14対潜ヘリを数機保有しているといわれているが、運用能力があるかどうかは不明。Mi-2を搭載した映像もある( 朝鮮中央テレビが放映した軍歌番組の映像))。
[編集] レーダー
- Square Tieミサイル標的獲得レーダー
- Drum Tilt射撃統制レーダー
[編集] 船体
満載排水量:1600~1845トン 大きさ:全長 73.8m、全幅 16.5m、喫水 3.8m 機関:ディーゼル・エンジン2 2軸 15000~16000bhp 乗員:190名
[編集] 現状
前述のように、写真に撮られていないため艦番号も不明で、所属部隊もわかっていない。ただし、大まかな図面は以前から日本でも知られている。双胴船形態をとっていることもわかっており、北朝鮮艦で唯一ヘリコプターの運用も可能であるとみられている。戦闘艦にしては珍しく双胴船形態をとっていることの根拠は定かではないが、就役当初は大変に野心的かつ進歩的な設計であったといえよう(詳細な数値がないため不明だが、双胴の戦闘艦では世界最大級と思われる)。しかしながら設計ミスによりいくつかの欠陥が生じているとの情報ももたらされており、ほとんど出港していないといわれている。また、現在においても姉妹艦の建造が伝えられていないことから考えると、失敗作とみるのが妥当ではないかといわれている。ただし、近年沿岸海域で活動しているとの情報もあり、ある程度の補修は行われているようである。
[編集] 参考文献
- 『世界の艦船』 2001年9月号他
[編集] 関連項目
[編集] 関連リンク
- ソホ級フリゲートについての解説
- ソホ級基礎データ
- 世界の海軍 『北朝鮮海軍』Rienzi 2007年12月7日 (金) 14:47 (UTC)