セント・イシュトヴァーン (戦艦)
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| セント・イシュトヴァーン | ||
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| セント・イシュトヴァーン | ||
| 艦歴 | ||
| 起工 | 1912年1月29日 | |
| 進水 | 1914年1月17日 | |
| 就役 | 1915年11月17日 | |
| その後 | 1918年6月10日 魚雷艇による雷撃により沈没 |
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| 要目 | ||
| 艦種 | 戦艦 | |
| 艦級 | フィリブス・ウニティス級戦艦 | |
| 排水量 | 基準排水量 | 20,000t |
| 全長 | 152m | |
| 全幅 | 27.9m | |
| 吃水 | 8.7m | |
| 機関 | 蒸気タービン12缶4基4軸 | 20Mw |
| 速力 | 20.4ノット | |
| 航続距離 | 4,200海里（10ノット） | |
| 乗員 | 1,087人 | |
| 武装 | 305mm3連装砲塔 | 4基12門 |
| 150mm砲 | 12門 | |
| 70mm砲 | 18門 | |
| 533mm魚雷発射管 | 4門 | |
| 言語 | 表記 | |
| 日本語 | セント・イシュトヴァーン | |
| シュツェント・イストファン | ||
| スツェント・イストファーン | ||
| ドイツ語 | SMS Szent István | |
セント・イシュトヴァーン（SMS Szent István）は、オーストリア・ハンガリー海軍の戦艦。フィリブス・ウニティス級戦艦の4番艦である。フィリブス・ウニティス級の中で唯一ハンガリー側からの出資で建造され、中世ハンガリー王国の初代国王で聖人のイシュトヴァーン1世にちなんで命名された。シュツェント・イストファン、スツェント・イストファーン等、ドイツ語風の読み方の表記をされる場合もある。
[編集] 概要
リエカで建造され、1915年に就役。大型艦艇を建造する施設が存在しなかったため、巨額の費用を要しての建造であった。
従前の3隻と異なり、サーチライトが追加され、前方の煙突の周囲の甲板が艦橋から後方の煙突の周囲に至るまで拡大され、前部マストの通風塔が改善されていた。また、同級4隻の中では唯一水雷防御網を装備しない艦でもあった。
その任務の大半を母港プーラ近海で行動したが、1918年6月10日オトラント海峡封鎖を打破するためにアドリア海へ進出した際、イタリア海軍の魚雷艇MAS-15により雷撃され、程なく転覆した。死者は89人に留まったが、これはオーストリア・ハンガリー海軍が水泳を全ての乗組員に教えていたことが功を奏したものである。
セント・イシュトヴァーンは、バーラム、アリゾナと並び、沈没する姿を動画として撮影された3隻の戦艦の一つであり、動画は赤十字の資金調達活動に使用された。
フィリブス・ウニティス - テゲトフ - プリンツ・オイゲン - セント・イシュトヴァーン
前級 ラデツキー級 - 次級 エルザッツ・モナルヒ級
オーストリア＝ハンガリー帝国海軍 - セルブ・クロアート・スロヴェーン国 - イタリア海軍 - フランス海軍
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