セマウル運動
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セマウル運動 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 새마을운동 |
漢字: | 새마을運動 |
平仮名: (日本語読み仮名) |
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片仮名: (現地語読み仮名) |
セマウルンドン |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
ローマ字転写: | Saemaeul Undong |
セマウル運動(セマウルうんどう)は大韓民国独自の地域開発運動。
セマウルとは「新しい村」という意味。1970年4月22日朴正煕大統領が全国地方長官会議で提唱したのが始まり。同時期の朝鮮民主主義人民共和国における、国民運動であるチョンリマ(千里馬)運動を意識した政策と考えられる。
「勤勉」「自助」「協同」を基本精神とした。1971年から全国規模に拡大したこの運動は農民の生活態度革新と環境改善、所得増大を通して、それまで経済開発に落伍していた農村の近代化を主として政府主導で実現した。
この運動にちなみ朴大統領自身が「セマウル運動の歌」を作詞、作曲した。またセマウル号と命名された優等列車があるほか、日本の信用組合に相当する金融機関はセマウル金庫(새마을금고、セマウルクムゴ)という。
[編集] 外部リンク
- セマウル運動(日本語)