セブンスター
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セブンスター(Seven Stars)は、日本たばこ産業(JT)から製造・販売されている日本の代表的なたばこの銘柄の一つ。
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[編集] 概要
日本で初めてチャコールフィルターを採用したタバコとして1969年(昭和44年)2月1日発売。通称「セッタ」、「セッター」、「ブンタ」、「セッタン」その他セブンスター・メンソール・ボックスは「セタメン」など。現在ではJTの全銘柄の中でトップ3には必ず入っている、ロングセラー製品である。これまでフィルターチップのデザイン変更や長さの拡大は何度かされてきたが、発売当初からのパッケージの目立ったデザイン変更は一度もされていない。発売時にはハイライトから乗り換える喫煙者が多かった(但し、ハイライトや後のマイルドセブンもそうであるように、登場当初は最も軽いタバコであった為、吸うのに抵抗を持つ向きもあったと言う)。マイルドセブン等とともに「オヤジタバコ」と称されるように男性向けの印象が強いものの、女性が吸うことも多い。
1993年にそれまでのロングサイズからキングサイズにマイナーチェンジされ、それにより少し味が変わった。"SevenStarts" のロゴおよびパッケージのデザインに若干の変更が加えられた。
2008年2月上旬に「セブンスター・ライト・メンソール」が発売される。十数年ぶりのソフトパックの新製品である(既存のメンソール・ライト・ボックスとは別物である)。
[編集] モータースポーツ
鈴鹿8時間耐久ロードレース等の耐久レースの本田技研工業のワークスチームで「セブンスターホンダ」として、2004年から2台体制で参戦していており、その年の鈴鹿8耐で7号車が総合優勝を果たし、2005年は7号車が総合優勝、11号車が2位となり1-2フィニッシュとなった。 また、8耐期間中の鈴鹿サーキットにおいてSevenStarsHonda限定パッケージのセブンスターが販売された。
[編集] 製品一覧
[編集] 現行販売製品
製品名 | 発売年月日 | 価格 | 本数 | タール | ニコチン | 販売地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
セブンスター | 1969年2月1日 | 300円 | 20本 | 14mg | 1.2mg | 全国 | |
セブンスター・ボックス | 1995年8月1日 | 300円 | 20本 | 14mg | 1.2mg | 全国 | |
セブンスター・カスタムライト・ボックス | 1990年5月1日 | 300円 | 20本 | 10mg | 0.8mg | 全国 | |
セブンスター・ライト・ボックス | 2004年7月1日 | 300円 | 20本 | 7mg | 0.7mg | 全国 | |
セブンスター・メンソール・ボックス | 2000年8月1日 | 300円 | 20本 | 12mg | 0.8mg | 全国 | |
セブンスター・メンソール・ライト・ボックス | 2001年6月4日 | 300円 | 20本 | 8mg | 0.6mg | 全国 | |
セブンスター・ライト・メンソール | 2008年2月1日 | 300円 | 20本 | 7mg | 0.6mg | ※ | ↑とは別物 ソフトパック |
セブンスター・レボ・スーパーライト・ボックス | 2005年7月1日 | 320円 | 20本 | 5mg | 0.5mg | 全国 | D-spec |
セブンスター・レボ・ライト・メンソール・ボックス | 2005年2月1日 | 320円 | 20本 | 7mg | 0.6mg | 全国 | D-spec |
セブンスター・レボ・ウルトラライト・メンソール・ボックス | 2006年1月16日 | 320円 | 20本 | 3mg | 0.2mg | 全国 | D-spec |
[編集] 販売終了製品
製品名 | 価格 | 本数 | 発売年月日 | 廃止年月 | タール | ニコチン | 販売地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セブンスター・EX | 240円 | 20本 | 1986年10月1日 | 1993年12月 | 14 | 1.3 | 全国 | |
セブンスター・カスタムライト | 240円 | 20本 | 1993年11月1日 | 11 | 1.0 | 全国 | ソフトパック |