スターフォックス アサルト

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スターフォックス アサルト
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 ニンテンドーゲームキューブ
開発元 ナムコ
発売元 任天堂
人数 1〜4人
メディア ニンテンドーゲームキューブ用8cm光ディスク
発売日 アメリカ合衆国の旗 2005年2月15日
日本の旗 2005年2月24日
欧州連合の旗 2005年2月29日
価格 6,800円
対象年齢 CERO:全年齢
ESRB:T
PEGI:7+
USK:12
OFLC:G8+
売上本数 日本の旗 約18万本
世界 81万本以上
  

スターフォックス アサルト』(Star Fox Assault)は、任天堂が発売したニンテンドーゲームキューブ用の3Dシューティングゲームである。スターフォックスシリーズの第4作目。

開発はナムコ(現・バンダイナムコゲームス)の『風のクロノア』シリーズの開発チームが担当。

目次

[編集] 概要

本作では、戦闘機「アーウィン」を使用したシリーズ伝統の3D奥スクロールシューティング、64版より取り入れられたオールレンジシューティングに加え、武器を持った生身のキャラクターを操り、時にはアーウィンや戦車「ランドマスター」に乗り換えながら戦闘するサードパーソン・シューティングゲームパートが加わっており、このパートを使用した対戦モードの充実など、こちらを中心にしたゲーム内容となっている[1]

グラフィックはハード相応の進化を遂げている他、ゲーム中に使用されるBGMはフルオーケストラで構成されており、「スターウルフ」など過去のシリーズで使用された曲をオーケストレーションして使用しているものも多い。

時間軸としては、64版、『アドベンチャー』の後の出来事である。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] ストーリー

惑星サウリアの事件から1年、スターウルフを追い出されたアンドリュー・オイッコニーは、亡き叔父、Dr.アンドルフの残党を率いてコーネリア軍に反旗を翻した。

年齢の為に引退したペッピー・ヘアに代わり、サウリアの事件がきっかけでクリスタルがチームに加わった新生スターフォックスが出撃する。

[編集] 登場人物

声優は全員が青二プロダクションに所属。64版では、6人の声優が複数のキャラクターの声優を演じていたが、本作ではほぼ1人のキャラクターに1人の声優が専属で担当している。これによって、フォックス、ウルフ、ペパー将軍などの主要キャラクターの声優が64版と変更されている。『大乱闘スマッシュブラザーズX』では本作に準拠したキャスティングがされている。

中でも主人公キャラクターであるフォックスの声優の変更が大きな変化だが、これは「64版と『アドベンチャー』の声を混ぜたような声にしたかった」というスタッフの考えである。 なお、64版でフォックスの声を担当した里内信夫はレオン役として引き続き参加している。

ちなみに、年齢は今までのシリーズから計算したものだが、インタビューで今村孝矢が「今回から資料設定は一切出さない」と発言している(これは外伝に近い『アドベンチャー』も公式設定に取り込んだ事により、キャラクターの老化など時間の流れに無理が生じてきたためである模様。実際ペッピーとペパー将軍以外は老化らしい描写がされていないなど、年齢設定をあまり意識していない)。

[編集] スターフォックスチーム

フォックス・マクラウド (声優:野島健児
スターフォックスのリーダー。27歳。
ファルコ・ランバルディ (声優:江川央生
エースパイロット。金の為にチームにいると言っているが、実はチームを家族のように思っている様子。28歳。
スリッピー・トード (声優:頓宮恭子
パイロットに復帰した。腕はイマイチだが、メカニックとしては一流。27歳。
クリスタル (声優:原亜弥
惑星サウリアの事件を機にメンバーに入る。あらゆるセンサーよりも優れたテレパシーを使える。ひそかにフォックスに恋心を寄せている。20歳。
ペッピー・ヘア (声優:麻生智久
高齢の為にパイロットを引退し、グレートフォックスからメンバーに通信で指示している。50歳。
ナウス64 (声優:沼田祐介
スターフォックス専属ロボット。観測や分析を専門とし、ペッピーの補助を行っている。

[編集] スターウルフチーム

スターフォックスのライバルチーム。

ウルフ・オドネル (声優:大場真人
スターウルフのリーダー。フォックスとはライバル同士。
レオン・ポワルスキー (声優:里内信夫
モラルや良心は無く、殺人でも仕事であれば淡々とこなす。
パンサー・カルロッソ (声優:稲田徹
新メンバーだが、パイロットの腕はウルフやレオンにも勝るとも劣らない。典型的な女たらしで物凄くキザ。赤いバラをトレードマークにしている。

[編集] その他

アンドリュー・オイッコニー (声優:沼田祐介)
元々はスターウルフのメンバーだったが、アンドルフの甥である事を鼻にかけ、威張っていた為にチームを追放された。そして亡き叔父の後を継いで反乱軍を設立した。
ピグマ・デンガー (声優:郷里大輔
自分の利益の為なら平気で人を陥れる卑怯者で、裏切りを続けた為にスターウルフをクビにされた。大阪弁で喋る。
ペパー将軍 (声優:池水通洋
コーネリア防衛軍の将軍で、人望の厚さと指揮能力の高さには定評がある。
ベルツィーノ・トード (声優:掛川裕彦
スリッピーの父。コーネリア防衛軍に勤めている科学者。
アパロイド
機械に近い昆虫の姿をした敵軍隊。アパロイドマザーによって数多く生まれている。六角形がシンボル。また、角ばった外見をしたものが多い。

[編集] 主要メカ

アーウィン
スターフォックスの主力戦闘機。64版と同じくチャージショットや宙返りなどができる。
ランドマスター
スターフォックスが所有する戦闘車両。キャタピラー仕様から4輪仕様に変更されている。
グレートフォックス
スターフォックスの活動拠点。過去に老朽化が進み、内部が朽ち果てていたが、完全に修復されている。
ウルフェン
スターウルフの主力戦闘機。条件を満たせばバトルモードで操縦可能。

[編集] 武器・アイテム

[編集] ほぼ全ステージで出現するアイテム

シルバーリング
アーウィン、ランドマスターのシールドゲージが少し回復する。
ゴールドリング
アーウィン、ランドマスターのシールドゲージが大幅に回復する。
パワーアップアイテム
アーウィンのレーザーが、緑なら1段階、赤なら2段階強化される。ウイングが破損していた場合は修復される。
スマートボム
アーウィン専用。Bボタンで発射し、もう一度押すと爆発する。
1UPアイテム
残機が1つ増える。
スペシャルフラッグ
各ステージに5本ずつ隠されている。

[編集] パイロット専用

ブラスター
最初から持っている武器。弾数は無制限。ボタンを押し続けることで、攻撃力とロックオンできる距離が増す。
マシンガン
ボタンを押し続けているだけで弾丸を連続発射できる。
スナイパーライフル
Xボタンでスコープを覗きながら、遠くの敵を狙撃できる。
ホーミングランチャー
敵をロックオンして撃つと、当たるまで追尾し続ける。
ガトリングガン
マシンガンの強化版。
プラズマキャノン
乗っかり攻撃の際に使用する武器。弾数は無制限。
グレネード
ボタンを押すと起動し、放すことで投げられる爆弾。
センサーボム
足場に設置し、付近に動く物体を感知すると爆発する。
バリア
Bボタンで展開し、敵の攻撃を一定時間防ぐ。
回復キット
ライフゲージが回復する。回復する量は色によって、緑(小)、銀(中)、金(大)と異なる。

[編集] バトル専用

ステルススーツ
一定時間姿を消すことができる。
ミサイルランチャー
撃つとミサイル視点に切り替わり、ミサイルの軌道を操作できる。
ハナビ
床に設置すると花火を打ち上げ、その後落下して周辺を爆風に巻き込む。
ブースターパック
ジャンプボタンで空を飛べるようになる。
センサーロケット
床に設置すると、対戦相手の戦闘機に反応して追尾する。
クラスターボム
アーウィン、ウルフェン専用。スマートボムのように発射して起爆させれば、地上に無数のグレネードをばら撒くことができる。
デビルスナイパー
メカを一撃で破壊できるライフル。
デビルランチャー
相手をロックオンして追尾する逆転武器。

[編集] ゲームシステム

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[編集] 出撃場所

SFC版、64版とは異なり、ルート分岐が無くステージは一本道。そのため、前作に比べてステージ数が減少している。シリーズ伝統のスクロールステージの数も少なめ。

[編集] 惑星

  • フォーチュナー
  • カタリナ
  • フィチナ
  • サウリア
  • コーネリア
  • アパロイド本星

[編集] 宇宙

[編集] ボーナスゲーム

ある条件をクリアすると、ナムコがファミリーコンピュータで発売したシューティングゲームをプレイすることができる。

収録作品

※アサルト本編はプログレッシブモードでプレイ可能なのだが、これらのボーナスゲームはインターレースモードでしかプレイすることができない(プログレッシブに設定していた場合は強制的にインターレースに変更される)。

[編集] 関連項目

※いずれも、ナムコが開発にかかわった作品である。

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク