スタジオ・ワン

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スタジオ・ワン(Studio One)は、レゲエで最も有名なレコード・レーベルのひとつ。ジャマイカの「モータウン」とも呼ばれる。

1954年にコクソン・ドッドによって、キングストンのブレントフォード・ロードに同名のスタジオと共に設立される。ドッドが運営するサウンド・システム、「ダウンビート」と連携していた。1980年代にドッドがニューヨークへ移動したとき、同レーベルとスタジオは休業した。

スタジオ・ワンでは、ボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズ、リー・ペリー、バーニング・スピア、トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ、ジョン・ホルト、ホレス・アンディ、ケン・ブース、アルトン・エリスなどのアーティストがレコーディングした。プロデューサーのハリー・Ｊもスタジオ・ワンで多くの作品を残している。

スタジオ・ワンは、1960年代と1970年代のジャマイカの音楽、スカ、ロックステディ、レゲエ、ダンスホールの、大部分に大きな影響を持っていた(唯一、デューク・リードの経営するトレジャー・アイル・レーベルが、ロックステディの分野でスタジオ・ワンを脅かした)。スカタライツとサウンド・ディメンションの際立ったアンサンブルは、スタジオ・ワンでのバックトラックとインストナンバーの製作に生かされ、同レーベルに残されている。