ジョージ朝倉
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ジョージ 朝倉（ジョージ あさくら、1974年5月11日 - ）は日本の漫画家・イラストレーター。女性。ペンネームは『科学忍者隊ガッチャマン』のコンドルのジョーの本名（ジョージ浅倉）から。ペンネームのジョージ朝倉の由縁は、ジョージ秋山を敬愛してるからである。独特の絵とストーリーで人気を集めている。
代表作の『恋文日和』は2004年に映画化され、2005年に第29回講談社漫画賞少女部門を受賞した。
目次 |
[編集] 概要
漫画家デビューして、一番最初に出した単行本『カラオケ・バカ一代』は少女漫画の部類に入れるには、あまりにも異色だったその内容のせいか、全く売れずに即絶版となった。
ジョージ朝倉の初期の作品を集めた『バラが咲いた』や『恋文日和』のあとがきにもあるように、「ジョージ朝倉自身が書きたい物」ではあまりアンケートがとれず、年に3,4本程しか漫画を書いていなかった時期があった。そのため、貧乏で借金をしていた時期があった（『恋文日和』1巻あとがき参照）。しかし『恋文日和』の映画化が決まり、単行本が3巻まで発売されたことにより借金は全て完済したと語っている（『恋文日和』3巻あとがき参照）。
現在（2007年9月）は、「FEEL YOUNG」と「別冊フレンド」の2誌でそれぞれ連載をかかえている。
「別冊フレンド」で連載中の『溺れるナイフ』は、作者自身「ナイフ」=「思春期の自意識」だと語っており、剥き出しの刃物のような青春の情景をとても多彩に描いており、読者から高い評価を集めている。
「FEEL YOUNG」で連載中の『ピース オブ ケイク』では、『溺れるナイフ』とは打ってかわり、青春を過ぎ去りそれでも何もつかめずにただ流されて生きている一人の女性の恋愛事情をとてもリアルに描いている。
漫画家の荒木飛呂彦に、2004年の誕生日に花束を贈ってもらった返礼として、その倍返し（物品は不明）したという。
[編集] 作品リスト
- カラオケ・バカ一代
- ハッピーエンド
- 水蜜桃の夜
- バラが咲いた
- 恋文日和（1-3巻）
- 少年少女ロマンス（全3巻）
- ほんとうに本気の恋（『別冊フレンド』作家によるオムニバス 『恋文日和』『ヒミツの交換日記』収録）
- ハートを打ちのめせ!
- 平凡ポンチ（全4巻）
- ピース オブ ケイク（『FEEL YOUNG』で不定期掲載）
- 溺れるナイフ（1-7巻）
[編集] イラスト
- ダブルダウン勘繰郎（作：西尾維新） - 表紙絵
[編集] 外部リンク
- JAZZE7 - 公式サイト
