ジョン・アップダイク
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ジョン・ホイヤー・アップダイク(John Hoyer Updike, 1932年3月18日 - )は、アメリカの作家・詩人。ペンシルバニア州シリングトン出身。
[編集] 経歴
ハーヴァード大学を卒業後、『ニューヨーカー』誌のライターを経て作家となる。「ウサギ」ことハリー・アングストロームを主人公とした『走れウサギ』『帰ってきたウサギ』『金持になったウサギ』『さようならウサギ』の四部作に代表される都会的で知的な作風が魅力で、内外の読者に人気がある。かなりの多作家。『ケンタウロス』で全米図書賞、『金持になったウサギ』でピューリッツァー賞、『さようならウサギ』でピューリッツァー賞と全米批評家協会賞、初期の短編を集めた『The Early Stories』でペン/フォークナー賞を受賞。
[編集] 主な作品
- 『プアハウス・フェア』"The Poorhouse Fair", 1959年
- 『同じ一つのドア』"The Same Door", 1959年
- 『走れウサギ』"Rabbit, Run", 1960年
- 『鳩の羽根』"Pigeon Feathers and Other Stories", 1962年
- 『ケンタウロス』"The Centaur", 1963年
- 『農場』"Of the Farm", 1965年
- 『一人称単数』"Assorted prose", 1965年
- 『ミュージック・スクール』"The Music School", 1966年
- 『カップルズ』"The Couples", 1968年
- 『ベック氏の奇妙な旅と女性遍歴』"Bech", 1970年
- 『帰ってきたウサギ』"Rabbit Redux", 1972年
- 『日曜日だけの一カ月』"A Month of Sundays", 1975年
- 『結婚しよう』"Marry Me", 1976年
- 『クーデタ』"The Coup", 1978年
- 『メープル夫妻の物語』"Too Far to Go", 1979年
- 『金持になったウサギ』"Rabbit is Rich", 1981年
- 『イーストウィックの魔女たち』"The witches of Eastwick", 1984年
- 『美しき夫たち』"Trust Me", 1987年
- 『さようならウサギ』"Rabbit at Rest", 1990年
- 『ブラジル』"Brazil", 1994年
- 『ゴルフ・ドリーム』"Golf Dreams", 1996年
- 『ガートルードとクローディアス』"Gertrude and Claudius", 2000年
- 『テロリスト』"Terrorist", 2006年
[編集] 参考文献
- ジャック・ドベリス著 鈴江璋子訳『ジョン・アップダイク辞典』雄松堂出版 2007年