ジョルジュ・ユルバン
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ジョルジュ・ユルバン(Georges Urbain、1872年4月12日- 1938年11月5日)はフランスの化学者である。1907年ルテチウムを発見した。
パリで生まれた。パリで化学を学び、特に希土類元素の研究を行った。1908年からソルボンヌ大学の化学の教授になった。1907年、新元素を発見し、出身地パリの古名から ルテチウムと命名した。ルテチウムについてはオーストリアのカール・ヴェルスバッハもほぼ同時期に発見している。
1911年にもハフニウムに相当する新元素を発見したと考え、セルチウム(celtium)と命名したが認められなかった。