ジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクール
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ジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクールはルーマニアの首都ブカレストで行われる、国際音楽コンクール。
[編集] 概要
一般的にはブカレスト青年国際音楽コンクールと名づけられることが多いようだが、これは正式名称ではない。ジュネス・ミュジカル・ロマニアはジュネス・ミュジカルとは全く違い、1990年に共産主義政権の崩壊後独自に設立された音楽協議会である。従ってこの機関は、ルーマニア青少年音楽協議会と翻訳されることもある。
主に就学中の音楽家の支援を行うのが目的の国際コンクールである。ピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネットの器楽部門はAからDまでのカテゴリーに年齢別に分かれている。作曲のみ35才以下の部門しかない。2006年度までは、ピアノ、クラリネット、作曲の三部門と、ヴァイオリン、フルート、作曲の三部門が、各隔年で開催されていた。
審査員は各国の音楽院で教職に就く者から、適度に指名されて選ばれている。演奏部門は日本人の審査員も毎年一人は選ばれている。このような事情ゆえか日本人にも人気があり、辻本聡子(2004年、クラリネットD部門第二位)、山本和智(2005,2006年、作曲A部門入選)など、入賞率は高い。
2006年度閉幕後大きく規約が変更され、2007年度はヴァイオリンと作曲の二部門しかない。作曲部門のみ締め切りをずらし、ガラコンサート内で受賞作品の演奏が可能なように調整される模様である。これまでにも、ピアノ部門の第一位受賞者がガラ・コンサートを欠席したり、作曲部門の入選者が会場に現れないなどのいくつかの問題点の是正の為と見られる。