ジャイロダイン
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ジャンル | シューティングゲーム |
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対応機種 | アーケード[AC] ファミリーコンピュータ[FC] プレイステーション2[PS2] |
開発元 | クラックス |
発売元 | タイトー |
人数 | 1~2人交互プレイ |
発売日 | [AC]:1984年 [FC]:1986年3月13日 [PS2]:2007年3月29日 |
「ジャイロダイン」(GYRODINE)はタイトーから1984年に発売されたアーケードゲーム。ジャンルは縦スクロールシューティングゲーム。
本作は、背景がリアル指向であり、地上と空中を撃ち分けるシステムの採用や特定の場所で地上ミサイルを撃つと隠しキャラが現れるなど、「ゼビウス」を思わせるような作りになっている。自機がヘリコプターということで進行方向に機首を向けたり、同時期にリリースされたスターフォースのように自機の左右移動にあわせて左右にもゆっくりスクロールするシステムは、当時の他の亜流ゼビウス系作品よりは独自性は高かった。自機のヘリコプターを風を受けて樹木が揺らぐといった演出もある。
本作を開発したクラックスは、直後に東亜プランとして新たに活動することになるが、「タイガーヘリ」や「究極タイガー」の原点は本作であると言っても良い[要出典]。
目次 |
[編集] ゲームのルール
8方向レバー、2ボタン(対空攻撃、対地攻撃)でヘリコプターを操作。対空攻撃は自機の左右移動に同期して、発射角度を左右に多少傾けることができる。対地攻撃は対空攻撃と同じ武器を地上に向かって撃つもので、対空攻撃同様に発射角度を左右に傾けることができる。また、至近距離では空中の敵にヒットさせることも可能。二つのボタンを同時に押すと、単発の対地ホーミングミサイルを発射できる。
[編集] 地上物について
時々現れる家や人などを攻撃すると、減点される上、一時的に難易度が上がる。また、特定の場所で対地攻撃をすると、人魚や目が出現し、ボーナス得点(1万点)が入る。また、緑の小人を出すとエクステンドする。
[編集] 隠れキャラの出現位置
- 人魚
- 開始直後の海上の島の左下と右下
- 人形
- 草原地帯(戦闘機の攻撃)の後の森林地帯の間の湖
- 目
- (ミサイル飛来)海の真中の島
- 緑の小人
- 戦艦を越えた後の2度目の陸地の木
[編集] 余談
- 洋上基地でミスになると、唇が舌を出す。
[編集] 移植作品
2007年3月29日発売のタイトーメモリーズII 下巻に移植されている。