ザ・会議室
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ザ・会議室(ざ かいぎしつ)は、2000年4月から、2001年3月にフジテレビで放送されていた深夜番組「CX NUDE DV」の1コーナー。「CX NUDE DV」の番組終了直前に、これまでの内容を収録した同名の番組本が発行されている。深夜4:00近い放送時間であったものの、視聴率は5%ほどあり惜しまれつつ終了した。30代男性に特に人気のある番組であった。
伊集院光、山田五郎、みうらじゅんの日本を代表する(?)3人のブレーンが、頼まれもしないのに日本の未来を明るくするために毎回「新しい○○を考える」という議題をときに真剣に、主にくだらなく話し合う。伊集院の巧みな話芸・みうらの時に的を射たとんち・山田の幅広い知性という3名の個性がぶつかる実に生き生きとしたフリートークには、進行役の佐野瑞樹も度々脱線してトークに加わっていた。
目次 |
[編集] 出演者
- 伊集院光
- 山田五郎
- みうらじゅん - 時折自論をイラストで紹介
- 佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー・司会進行)
[編集] 過去に取り上げられたテーマ
テーマは1999年から2000年の世相に合ったものが取り上げらることが多かった 順不同。
- 新しい都税を考える(1998年度、18年ぶりに都税が赤字になっている)
- 新しいキティちゃんグッズを考える
- プロ野球改革を考える (当時、サッカー人気に押されプロ野球人気が下火になっていた)
- 新しいコンビニを考える
- 新しいテーマパークを考える
- 新しいトレカを考える
- 新しい家電製品を考える
- 新しい外食産業を考える
- 新しい公共ギャンブルを考える
- 新しい雑誌を考える (雑誌の売り上げ伸び悩み、休刊が続いたため)
- 新しい修学旅行を考える
- 新しい大学を考える (少子化により大学入学・卒業が以前より安易になったため)
- 新しい「ザ・会議室」を考える
- 新しい大相撲を考える (若貴ブームが去り、相撲人気が下火になっていた)
- 新しいJ-POPを考える
- 新しい正月を考える
- 新しい公営ギャンブルを考える
- 伝統芸能を考える
- ドラえもんの新道具を考える
- 警察のイメージアップを考える (この頃から警察の不祥事が続いた)
- 少子化対策を考える
- 新・禁煙を考える
- 新しい結婚式を考える(当時、佐野瑞樹は最初の妻との結婚間近であったため企画された)
- 新しい保険を考える
- 新しい資格を考える
など
[編集] スタッフ
- 企画 瑞光玲子(フジテレビ)、福本洋(フジテレビ)、石井智士(フジテレビ)
- プロデューサー 板野正
- ディレクター 花立慎一、川田昌弘
- 構成 柴田たかし、内堀隆志
[編集] 書籍
『ザ・会議室』(共著) 光進社、2001年2月。ISBN 4877610561