サラ・ポーリー
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サラ・ポーリー Sarah Polley |
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生年月日 | 1979年1月8日(29歳) |
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出生地 | トロント |
国籍 | カナダ |
配偶者 | David Wharnsby (2003-) |
主な作品 | |
スウィート ヒアアフター 死ぬまでにしたい10のこと ドーン・オブ・ザ・デッド |
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サラ・ポーリー(Sarah Polley、1979年1月8日 - )は、カナダの映画監督、脚本家、女優。
目次 |
[編集] 来歴
オンタリオ州トロントにて、俳優の父親と俳優兼キャスティングプロデューサーの母親(1990年にガンで亡くなっている)との間に5人兄弟の末っ子として生まれる。
4歳のときから子役として活躍し、1986年の『クリスマスに届いた愛』で映画デビューする。その後カナダのテレビで活躍。1997年のアトム・エゴヤンの『スウィート ヒアアフター』で注目されるようになる。その後ハリウッド映画等にも出演しているが、インデペンデント映画への出演が多い。
女優としてだけでなく1999年から監督業にも進出しており、2006年の初長編映画『アウェイ・フロム・ハー君を想う』では、監督および脚本を担当し、カナダの脚本家組合が主催する脚本賞の映画部門最優秀脚本賞のほか、2007年度のロサンゼルス映画批評家協会賞のニュー・ジェネレーション賞、ニューヨーク映画批評家協会賞の新人監督賞を受賞した。また、第80回アカデミー賞脚色賞にもノミネートされた。
[編集] 人物・私生活
2003年に長年の恋人で、映画やテレビで編集の仕事をしている男性(David Wharnsby)と結婚。
筋金入りの左翼活動家としても知られており、カナダの人気ドラマ『アボンリーへの道』の主人公セーラ役を演じたが、社会運動への参加が原因で、後半の途中からフランスへ留学するという設定となり、出演機会がほとんどなくなった。高校を中退して政治活動に参加しはじめ、デモで警官と衝突して歯を折ったこともあるという[1][2]。
ハリウッド嫌いとしても知られているが、2004年にはオリジナルのファンということもあって『ドーン・オブ・ザ・デッド』で久々に大作映画出演を果たしている。
[編集] 出演作品
- クリスマスに届いた愛 One Magic Christmas (1986)
- バロン The Adventures of Baron Munchausen (1989)
- 丘の家のジェーン Lantern Hill (1990)
- エキゾチカ Exotica (1994)
- スウィート ヒアアフター The Sweet Hereafter (1997)
- 写真家の女たち Guinevere (1999)
- イグジステンズ eXistenZ (1999)
- go Go (1999)
- めぐり逢う大地 The Claim (2000)
- 悪魔の呼ぶ海へ The Weight of Water (2000)
- Re:プレイ The I Inside (2003)
- 死ぬまでにしたい10のこと My Life Without Me (2003)
- LUCK ラック Luck (2003)
- ドーン・オブ・ザ・デッド Dawn of the Dead (2004)
- シュガー Sugar (2004)
- アメリカ、家族のいる風景 Don't Come Knockin (2005)
- あなたになら言える秘密のこと La Vida secreta de las palabras (2005)
- アウェイ・フロム・ハー君を想う Away from Her (2006)
[編集] 脚注
- ^ Toronto Life: Woman on the Verge - Page 4
- ^ http://www.thecanadianencyclopedia.com/index.cfm?PgNm=TCE&Params=M1ARTM0011399