サミュエル・ピーター
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基本情報 | |
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本名 | サミュエル・ピーター |
通称 | The Nigerian Nightmare |
階級 | ヘビー級 |
国籍 | ナイジェリア |
誕生日 | 1980年9月6日(27歳) |
出身地 | ナイジェリア, アクワ・イボム州 |
命日 | |
死地 | |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 31 |
勝ち | 30 |
KO勝ち | 23 |
敗け | 1 |
引き分け | |
無効試合 |
サミュエル・ピーター(Samuel Peter、1975年3月21日 - )は、ナイジェリアのプロボクサー。現WBC世界ヘビー級王者。ヘビー級選手の中でも突出したパンチ力を持ち、一発当てれば相手が倒れる、といった試合を展開する。また、2000年にはシドニーオリンピックにナイジェリアのスーパーヘビー級代表として出場している。ワン・パンチで全てを変えてしまうことから「The Nigerian Nightmare(ナイジェリアの悪夢)」の異名を持つ。現在はアメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスに在住。
目次 |
[編集] 来歴
[編集] アマチュア時代
11歳の頃からボクシングを始め、その恵まれた体格を活かし、アマチュアボクシングの世界で成功する。ナイジェリア国内のヘビー級アマチュアチャンピオンになり、シドニーオリンピックのナイジェリア代表に選抜され出場する。準々決勝で敗れはしたが、その時の活躍からプロボクシング転向の機会を掴んだ。アマチュア時代の戦績は18勝2敗である[1]。
[編集] プロ時代
オリンピック出場後の2001年2月6日にカザフスタンでプロデビューする。その後、アメリカを主戦場に連勝を続け2003年3月7日にはWBCユースヘビー級タイトルを獲得。2004年12月4日には空位のNABF北米ヘビー級タイトルを獲得し、2005年1月22日にはUSBA全米ヘビー級タイトルも獲得する。また、この頃にはその往年のヘビー級ボクシングを彷彿とさせるボクシングスタイルから、ファンの間で注目を集め、人気も高騰する。7月2日にはNABA北米ヘビー級タイトルも獲得し、3団体の地域タイトルを統一する。
ヘビー級のトップ戦線に躍り出たピーターは同年9月24日にウラジミール・クリチコとのビッグマッチに挑戦する。が、12回判定で敗れ、自身初の黒星を喫する。しかし、2006年9月2日にジェームズ・トニーを12回判定で破り、IBAヘビー級タイトルとWBCタイトルへの挑戦権を獲得する。2007年1月6日にはジェームズ・トニーとのリマッチにも勝利し、正規王者のオレグ・マスカエフとの統一戦がマスカエフの怪我により延期になり、9月24日に暫定王者に認定され、10月6日にジャミール・マクラインを判定で下し、初防衛に成功した。
2008年3月8日、正規王者のオレグ・マスカエフと正規王座決定戦で対戦し、6ラウンド2分56秒TKOで勝利し、暫定王座を初防衛すると同時に正規王座の統一を果たした。
[編集] 獲得タイトル
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
前王者 |
第29代WBC世界ヘビー級王者 2007年9月24日(暫定王座認定) |
次王者 |