サッカーアース
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サッカーアースは日本テレビ系列30局(クロスネット局の福井放送・テレビ大分・テレビ宮崎も含む。沖縄県を除く46都道府県のほぼ全域で視聴可能)で2006年4月7日から2008年3月28日まで放送していたサッカー番組である。新聞各社で略される場合、「アース」部分を「地球」に置き換えて『サッカー地球』(地球=アース=EARTH)と表記される。放送時間は毎週金曜日24:25-24:50で、生放送・ハイビジョン制作番組である。
2006年10月~2006年12月は実質的に24:25-25:00がデフォルト化したが、日本テレビ公式サイトの番組表ページでは「※通常より10分拡大してお送りします」という断り書き付きの扱いで放送された。2007年も10分延長で10月から12月の放送がなされている。2008年3月28日に毎週の放送は終了したが、2008年4月から『月刊サッカーアース』として毎月第4金曜日24:25-25:25に放送する。
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[編集] 番組概要
番組は日本テレビが力を入れるTOYOTAプレゼンツ・FIFAサッカークラブワールドカップ、あるいはFIFAワールドカップ(ナショナルチームによる国別対抗戦)に出場する日本代表選手の話題を中心に、世界各地のサッカーの話題を司会者のナビゲートで紹介する。 当初TOYOTAプレゼンツ・FIFAサッカークラブワールドカップを中心に放送開始したためあまり人気のない各大陸クラブの試合のダイジェストも放送せざるをえなくなっており、知名度の高い欧州サッカーに時間を割けなくなっている。その他はロナウジーニョなど有名選手を特集することが多くかなりミーハー度の高い番組になっている。
10月から12月の10分延長(35分ヴァージョン)対応は「FIFAクラブワールドカップ」に向けて特集を強化させるための対応。特に大会期間中は連日ダイジェスト番組(30分)を送るが、2007年の場合、サッカーアース当該の金曜日だけはそのダイジェスト番組と事実上合体させる形で更に20分拡大した55分ヴァージョンにしている。
[編集] 放送時間に関して
初回は、前番組「大スポんちゅ」の終盤に中継をつなぎ、ステブレをはさんで番組が開始した。
なおテレビ大分(ゴールデン枠はFNS編成)では日テレが特番編成(特に「金曜ロードショー」の枠拡大)等で、TOSでの定刻23:00までの番組である「金曜プレステージ」の終了時刻が「未来創造堂」開始時刻より早くなってしまう場合、番組の性質から(報道番組と同様に)撮って出しをすることが出来ないため、「金曜プレステージ」が終わったあと「未来創造堂」が始まるまでTOS側で穴埋め単発番組(配給番組が多い)を編成し、「NEWS ZERO」(2006年9月までは「NNNきょうの出来事」と「大スポんちゅ」)に引き続き生放送。「BASEBALL SPECIAL〜野球道〜」が放送され延長した場合、あるいは「金曜プレステージ」が枠拡大した場合は日テレからのネットワーク映像素材を収録し、「NEWS ZERO」と共に録画放送となる。
[編集] 出演者
[編集] 2006年度
- GAKU-MC(ヒップホップユニット「EAST END」メンバー)
- 森麻季(日本テレビアナウンサー)
- 加えて週代わりでコメンテーターも出演。(主に日テレのサッカー解説者である北澤豪、武田修宏が多かったが、まれに前園真聖が出演することもあった)
[編集] 2007年度
(加藤以外は2008年度の「月刊サッカーアース」にも継続出演)
[編集] スタッフ
- 構成:橋本大介、はっしー橋本
- TM:小椋敏博
- SW:落合弘祐
- VE:三山隆浩
- カメラ:北析雅人
- 音声:樋口晋作
- 照明:角田信稔
- 美術:磯村英俊、熊崎真知子
- CG:キャニットG
- 編集:村山裕子、金賢美
- MA:渡部展貴
- 音効:加藤つよし
- TK:矢島由紀子
- デスク:岡田典子
- AD:富田裕司、松井正憲、竹内茉美、郡山千春
- ディレクター:中村英雄、長岡新、新井聡史、笈川真、中村富美、新山潤、神戸謙太郎、志田拓也
- 演出:伊在井千晴、阿曽龍二
- プロデューサー:松原正典/北川俊介、五十嵐貢
- チーフプロデューサー:高橋知也
- 写真協力:アフロ
- 制作協力:AX-ON(旧NTV映像センター)、マイ・プラン
- 製作著作:日テレ
[編集] 過去のスタッフ
- プロデューサー:仁平円
[編集] 主要コーナー
- 蹴刊アース その週に行われた世界主要各国リーグ戦ダイジェスト(番組の性質上、ヨーロッパと南米のリーグ戦やFIFAクラブワールドカップに繋がる国際カップ戦などが主)
- きょうのジョー識 その週のサッカーの試合、あるいは特集から城が薀蓄を交えてサッカーの常識を解説する
- サッカーフライデー タカアンドトシが世界のサッカーにまつわる三面記事をギャグを交えて説明する(生放送の都合上、カットされることもあるが、最近は放送機会が皆無)
[編集] 過去のコーナー
- Go for 2010~日本代表の挑戦
- Presented by KIRIN
- オシムジャパンに関する情報
- 地球一への道
- Presented by TOYOTA
- TOYOTAプレゼンツ・FIFAサッカークラブワールドカップに関する情報
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- トヨタ自動車筆頭(90秒)の複数協賛。トヨタは金曜深夜枠としては2005年9月に打ち切られたプリティガレッジにも単独協賛していたが、視聴率低迷のため単独協賛を降板し、その後のガガガガガレッジセール(2006年3月打ち切り)はトヨタを除いた複数協賛となった。その後約半年ぶりに金曜深夜枠のトヨタ協賛(2006年度はキリンビールとの2社筆頭)の番組が復活したが、実質はプリティガレッジからの移行と考えてよい。
- FIFAクラブワールドカップ期間中はハイライト番組を協賛しているスポンサーがそのままCMを提供している。但し2007年の大会の場合、他の曜日ではカラーフォント(白地じゅうたん)でクレジットしている(前半と後半でスポンサーを切り替える)が、サッカーアースとして放送される金曜だけは通常フォントで、途中のスポンサーチェンジもなかった。
[編集] 外部リンク
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