サステイナビリティ学連携研究機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サステイナビリティ学連携研究機構( - がくれんけいけんきゅうきこう、英称:Integrated Research System for Sustainability Science)とは、日本の大学が共同で実施する研究組織。 略称はIR3S。
目次 |
[編集] 概要
地球における人類社会が今後破壊することなく、持続可能な成長を実施するために様々な角度から研究を行い、短期から長期まで様々な提言を行うために実施されているプロジェクトであり、2005年7月26日に設置された。サステイナビリティ学の世界的な先駆けとなっており、日本初の次世代に向けた提言を実施しようとしている。
[編集] 主体運営大学
研究の主体となっているのは以下の5大学である。これらの大学が相互に連携をとりながら共同で研究を実施している。
[編集] 協力大学・機関
主体となって運営する5大学では研究しきれない個別の課題に関して個別に研究を行う大学・機関は以下の通り。2005年度に募集が実施され、主体運営5大学による審査を経て多数の応募の中から決定した。これらの協力機関は、個別研究を進めるとともに運営主体5大学との連携を行って、より高度で広範囲な戦略研究を実施している。()内は個別研究対象分野。
研究の深化とともにさらに研究すべき分野を増やす必要が生じたため、2007年度に以下の大学が加わった。
[編集] 備考
- 発足当初は国立大学のみであったが、2005年に私立大学として初めて東洋大学が参加、2007年には早稲田大学と立命館大学が加わっている。
- 2007年4月より、東京大学大学院新領域創成科学研究科に「サステイナビリティ学教育プログラム」(修士課程)が発足した。同プログラムを修了すると、「修士(サステイナビリティ学)」の学位が取得できる。