サシバ
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?サシバ | ||||||||||||||||||||||||
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サシバ Butastur indicus |
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種の保全状態評価 | ||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) 絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト) [1]
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Butastur indicus (Gmelin, 1788) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
サシバ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Grey-faced buzzard |
サシバ(差羽、Butastur indicus)は、タカ目タカ科サシバ属に分類される鳥。別名大扇(おおおうぎ)。
目次 |
[編集] 分布
中国北部、朝鮮半島、日本で繁殖し、東南アジアやニューギニアで冬を越す。日本では4月ごろ夏鳥として本州、四国、九州に渡来し、標高1000m以下の山地の林で繁殖する。
[編集] 形態
全長は、雄はおよそ47cmで雌はおよそ51cm。翼開長105cm-115cm。
雄の成鳥は、頭部は灰褐色で、目の上の白い眉斑はあまりはっきりせず、個体によってはないものもいる。体の上面と胸は茶褐色、のどは白く中央に黒く縦線がある。体下面は白っぽくて腹に淡褐色の横縞がある。雌は眉斑が雄よりも明瞭で、胸から腹にかけて淡褐色の横縞がある。
[編集] Sibley分類体系での位置
シブリー・アールキスト鳥類分類 |
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コウノトリ目 Ciconiiformes
コウノトリ亜目 Ciconii
ハヤブサ下目 Falconides
タカ小目 Accipitrida
タカ科 Accipitridae
タカ亜科 Accipitrinae
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[編集] 生態
サシバは鷹の渡りをみせる代表的な鳥である。秋の渡りは9月初めに始まり、渡りの時には非常に大きな群れを作る。渥美半島の伊良湖岬や鹿児島県の佐多岬ではサシバの大規模な渡りを見ることができる。なお春の渡りの際には秋ほど大規模な群れはつくらない。
主にヘビ、トカゲ、カエルといった小動物、イナゴ、バッタなどの昆虫類をたべる。たまにネズミや小型の鳥等も捕らえて食べる。人里近くに現れ水田などで狩りをする。
[編集] 人間との関係
宮古島では渡りのサシバを捕らえて食べる文化があった。また、子どものおもちゃとしても用いられることもあった。 現在の日本では禁猟であり、捕えると処罰対象となる。 宮古島においては、サシバが飛来する季節には、周知のためのポスターの掲示やパトロール班による見回りが行われる。
[編集] 注釈
- ^ 2006年12月の環境省鳥類レッドリスト改訂によるランク上げ(レッドリスト新旧対照表)
[編集] 外部リンク
- 2006 IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2004. Butastur indicus. In: IUCN 2006. 2006 IUCN Red List of Threatened Species.
- 環境省 自然環境局 生物多様性センター
- 生物多様性情報システム: RDB種情報検索
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