ゴルフ日本シリーズ
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ゴルフ日本シリーズ(ゴルフ・にほんシリーズ)とは1963年から毎年年末に開催される日本のプロゴルフトーナメント大会である(但し1966年はカナダカップ(現・ワールドカップ)の開催と日程的に重なったため開催されず)。
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[編集] 概要
第1回が開催された当初はわずか5人で開催されたが、その後はその年の日本ゴルフツアー公認トーナメント優勝者、賞金ランキング上位者など年間を通して顕著な活躍をしたプロゴルファーだけに出場資格が与えられる「ゴルフ日本一決定戦」という位置づけがなされているが、史上最年少でツアーを優勝した石川遼の影響か「アマチュア選手除外」の規定を取り消す方針を出しており、2007年7月30日の日本ゴルフツアー機構(JGTO)の理事会で提議、承認された。優勝者には向こう5年間の日本ゴルフツアー無条件シードが約束されている。
協賛は1995年から1997年までは日立製作所が協賛していたが、1998年からはJTが協賛している。2007年現在、賞金総額1億円、優勝賞金3000万円。
大会創設当初は前半2日間を大阪(よみうりゴルフコース=読売テレビ運営)、1日の移動日を挟んで後半2日間は東京(東京よみうりカントリー倶楽部=よみうりランド運営)で行ったが後に東京・大阪の隔年開催となり、現在は東京よみうりで毎年開かれている。通常メジャートーナメントはサーキット形式(毎年開催する都道府県・ゴルフ場を変えて転戦する)を取り入れるが、この大会は日本のメジャー大会唯一の会場固定大会となっている。
[編集] 歴代優勝者
- 1963年:石井朝夫
- 1964年:陳清波
- 1965年:杉原輝雄
- 1967年:河野高明
- 1968年:河野高明
- 1969年:杉本英世
- 1970年:杉原輝雄
- 1971年:尾崎将司
- 1972年:尾崎将司
- 1973年:杉原輝雄
- 1974年:尾崎将司
- 1975年:村上隆
- 1976年:前田新作
- 1977年:尾崎将司
- 1978年:青木功
- 1979年:青木功
- 1980年:尾崎将司
- 1981年:羽川豊
- 1982年:中嶋常幸
- 1983年:青木功
- 1984年:中村通
- 1985年:尾崎健夫
- 1986年:中村通
- 1987年:青木功、デビッド・イシイ ※雪の影響により2日間しか競技することができなかったため異例の2人優勝となった。
- 1988年:尾崎直道
- 1989年:大町昭義
- 1990年:尾崎直道
- 1991年:尾崎直道
- 1992年:陳志明
- 1993年:中嶋常幸
- 1994年:佐々木久行
- 1995年:尾崎将司
- 1996年:尾崎将司
- 1997年:丸山茂樹
- 1998年:宮本勝昌
- 1999年:細川和彦
- 2000年:片山晋呉
- 2001年:宮本勝昌
- 2002年:片山晋呉
- 2003年:平塚哲二
- 2004年:ポール・シーハン
- 2005年:今野康晴
- 2006年:ジープ・ミルカ・シン
- 2007年:ブレンダン・ジョーンズ
[編集] TV放送
- 決勝ラウンド2日間を主催局の日本テレビをキーステーションに放送されており、決勝ラウンド初日はNNSマストバイネットの22局、決勝ラウンド最終日はNNN系列30局とフジテレビ系列の沖縄テレビを含む全国31局ネットで放送されている。
- 決勝ラウンド最終日がある12月第1日曜日に東海テレビ制作のFNS28局ネット向けの特別番組がある為に、沖縄テレビとNNN・FNSのクロスネット局であるテレビ大分・テレビ宮崎はこの日の夕方に「JTカップ」を優先している為、東海テレビ制作の特番を翌週末に振り替えて放送している。
[編集] 外部リンク
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