クランベリー型形態素
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クランベリー型形態素(cranberry morpheme,cran morph)は、複合語の成分として存在するが単独では用いられない語形・形態素である。クランベリーはツルコケモモともいう植物でクラン(cran)とベリー(berry)の二つの要素からなる。ベリーはバーベリー(barberry)、ベアベリー(bearberry)、ブラックベリー(blackberry)など複合語があるが、クランという単語は(ニシンの重さの単位をいうcranはこの際関係ない)現代語にない。
日本語では、「踏みにじる」の「にじr-」が、クランベリー型形態素である。