クシシュトフ・キェシロフスキ
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クシシュトフ・キェシロフスキ(Krzysztof Kieślowski, 1941年6月27日 - 1996年3月13日)はポーランドのワルシャワ出身の映画監督である。国立映画大学で学び、短編のドキュメンタリー映画の製作から始めた。
代表作は全10話からなるTVシリーズ『デカローグ』1988年-1989年と最終作となった三部作『トリコロール』1993年-1994年である。 『トリコロール』製作後、映画監督引退宣言。演劇学校で新人俳優の指導に当たるが、1995年に映画監督復帰宣言。ダンテの『神曲』をモチーフにした『天国編』『地獄編』『煉獄編』三部作の脚本に取り掛かっていた最中、心臓発作にて死去。 なお2002年、トロント映画祭にて『神曲』の完成部分『天国編』(Tom Tykwer監督)が上映された。
[編集] 監督作品
- アマチュア 1979年
- 偶然 1981年
- 終わりなし 1985年
- 殺人に関する短いフィルム 1987年 注1
- 愛に関する短いフィルム 1988年 注1
- デカローグ 1988年-1989年
- ふたりのベロニカ 1991年
- トリコロール/青の愛 1993年
- トリコロール/白の愛 1994年
- トリコロール/赤の愛 1994年
注1 『殺人に関する短いフィルム』と『愛に関する短いフィルム』はTVシリーズ『デカローグ』の第5話と第6話を再編集して先に劇場公開された作品。
[編集] 外部リンク
- キェシロフスキ・コレクション公式サイト
- クシシュトフ・キェシロフスキ
- クシシュトフ・キエシロフスキー -- Krzysztof Kieslowski のプロフィール - allcinema ONLINE