ガエル・ガルシア・ベルナル
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ガエル・ガルシア・ベルナル Gael Garcia Bernal |
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ロンドン映画祭にて(2007年) |
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生年月日 | 1978年11月30日(29歳) |
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出生地 | グアダラハラ |
国籍 | メキシコ |
主な作品 | |
『アモーレス・ペロス』 『天国の口、終りの楽園。』 『モーターサイクル・ダイアリーズ』 『バベル』 |
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ガエル・ガルシア・ベルナル(Gael García Bernal、1978年11月30日 - )は、メキシコの俳優。
目次 |
[編集] プロフィール
[編集] 来歴
ハリスコ州グアダラハラ出身。両親はともに俳優。子役として活躍していたが、後にロンドンに移り The Central School of Speech and Drama で演技を学んだ。1999年のメキシコ映画『アモーレス・ペロス』で一躍注目を集め、以降メキシコをはじめとするスペイン語圏映画に多数出演するようになる。端正な顔立ちのため、女性ファンが多く、メキシコ映画随一の人気若手俳優である。
2005年にはロンドンで舞台『血の婚礼』(ガルシア・ロルカ原作)に出演。スペイン語映画に多数出演しているが、英語も堪能であり、『キング 罪の王』など、ハリウッド映画にも出演した。
[編集] 私生活
スペイン語、英語の他にポルトガル語、フランス語、イタリア語もある程度喋れるという[1]。
2003年から2004年まで女優のナタリー・ポートマンと交際。
[編集] 社会活動への参加
2005年にWTO閣僚会合が香港で開催された際に、デモ行進に参加しメディアをわかせた。
[編集] エピソード
- 尊敬する人物はチェ・ゲバラで、本人曰く両親は左翼思想の持ち主で、周囲にはマルクス主義者などがいたという[2]。『モーターサイクル・ダイアリーズ』、『チェ・ゲバラ&カストロ』で、そのゲバラ役を演じている。
- ハリウッドスターのブラッド・ピットと顔立ちや雰囲気が似ているという評価があることから、日本のメディアでは『ラテンのブラピ』と呼ばれることがある。しかしそのことを知ったベルナル自身は、その評価に感謝の辞を述べつつも「なぜ僕が彼(ブラッド・ピット)なの?」と困惑していた[要出典]。
[編集] 出演作品
- アモーレス・ペロス Amores perros (1999)
- クイーン・オブ・ソード Queen of Swords (2000) TV
- ブエノスアイレスの夜 Vidas privadas (2001)
- ウェルカム!ヘヴン Sin noticias de Dios (2001)
- 天国の口、終りの楽園。 Y tu mama tambien (2001)
- 幸せになる彼氏の選び方 ~負け犬な私の恋愛日記~ I'm with Lucy (2002)
- チェ・ゲバラ&カストロ FIDEL (2002) <TVM>
- アマロ神父の罪 El crimen del Padre Amaro (2002)
- dot the i ドット・ジ・アイ DOT THE I (2003)
- モーターサイクル・ダイアリーズ Diarios de motocicleta (2003)
- トラベリング・ウィズ・ゲバラ In viaggio con Che Guevara (2004)
- バッド・エデュケーション La Mala educacion (2004)
- キング 罪の王 The King (2005)
- 恋愛睡眠のすすめ La Science Des Reves (2005)
- バベル BABEL (2006)
- ブラインドネス Blindness (2008)
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ http://www.imdb.com/name/nm0305558/bio
- ^ 『トラベリング・ウィズ・ゲバラ』のインタビューより