カールスクローナ (機雷敷設艦)
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カールスクローナ | ||
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M04 カールスクローナ | ||
概歴 | ||
就役開始 | 1982年1月11日 | |
退役完了 | ‐ | |
前級 | エルスナッベン | |
次級 | ‐ | |
要目 | ||
艦種 | 機雷敷設艦兼練習艦 | |
排水量 | 満載排水量 | 3.600t |
全長 | 105.7mm | |
全幅 | 15.2mm | |
吃水 | 4.7mm | |
機関 | ディーゼル4基2軸 | 7760kw |
速力 | 20ノット | |
航続距離 | ‐ | |
乗員 | 乗員90人、実習員136人(最大) | |
武装 | ボフォース57mm単装砲 | 1門 |
ボフォース40mm単機銃 | 2基 | |
機雷 | 105個 | |
言語 | 表記 | |
日本語 | カールスクローナ | |
英語 | Carlskrona | |
スウェーデン語 | Carlskrona |
カールスクローナ(HMS Carlskrona)は、スウェーデン海軍の機雷敷設艦であり、練習艦。支援艦としての役割も考慮されている。スウェーデン海軍の運用する艦船のうち二番目に大きく、戦闘艦としては最大である。平時には練習艦としての活動がほとんどで、士官候補生を載せて世界航海していた。日本へも数年おきに来航しており、おそらくはスウェーデン海軍の艦船が日本で見られる唯一の機会だった。スウェーデン海軍は、この艦は軍事上の役割にとどまらず、各国を訪問することによってスウェーデンの外交アピールの役に立ち、特に、スウェーデンの兵器売り込みを図ることに貢献する。と国内に向けて主張していた。
2002年には寿命延長の改修を行ってより長期に運用することになっていたのだが、近年のスウェーデンの国防予算の削減からついにカールスクローナを航海に出すことが困難になり、2005年の航海の後、港に塩漬けにされていた。廃艦も検討されていたが、つい最近、情報収集艦オリオンの後継になると報道された。練習艦の後継をどうするのか、世界航海はもう行わなくなるのか、は不明。
[編集] 関連項目
母港であり、名前もここから取られているが、じつはスペルが違う。