オルクス (小惑星)
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オルクス 90482 Orcus |
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オルクスの想像図 | |||||||
仮符号・別名 | 2004 DW | ||||||
分類 | 太陽系外縁天体 | ||||||
軌道の種類 | エッジワース・ カイパーベルト (冥王星族) |
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発見 | |||||||
発見日 | 2004年2月17日 | ||||||
発見者 | M. ブラウン C. トルヒージョ D. ラビノウィッツ |
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軌道要素と性質 元期:2007年4月10日 (JD 2,454,200.5) |
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軌道長半径 (a) | 39.300 AU | ||||||
近日点距離 (q) | 30.556 AU | ||||||
遠日点距離 (Q) | 48.044 AU | ||||||
離心率 (e) | 0.22249 | ||||||
公転周期 (P) | 246.38 年 | ||||||
平均軌道速度 | 4.68 km/s | ||||||
軌道傾斜角 (i) | 20.594° | ||||||
近日点引数 (Ω) | 72.412° | ||||||
昇交点黄経 (ω) | 268.72° | ||||||
平均近点角 (M) | 162.48° | ||||||
前回近日点通過 | 1896年頃 | ||||||
次回近日点通過 | 2142年頃 | ||||||
衛星の数 | 1 | ||||||
物理的性質 | |||||||
直径 | 840 - 1,880 km | ||||||
質量 | (6.2 - 70) ×1020 kg | ||||||
平均密度 | 2.0 g/cm3 ? | ||||||
表面重力 | 0.2348 - 0.5254 m/s2 | ||||||
脱出速度 | 0.4441 - 0.9939 km/s | ||||||
自転周期 | ? | ||||||
スペクトル分類 | ? | ||||||
絶対等級 (H) | 2.3 | ||||||
アルベド(反射能) | 0.09 | ||||||
表面温度 |
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オルクス (90482 Orcus) は、将来的に準惑星(冥王星型天体)に分類される可能性がある太陽系外縁天体の一つ。カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン、ジェミニ天文台のチャドウィック・トルヒージョ、イェール大学のデイヴィッド・ラビノウィッツによって発見された。初めて写真に捉えられたのは2004年2月17日のことである。
目次 |
[編集] 性質
オルクスの視等級は18.5であり、(50000) クワオアーと同等である。軌道タイプを見ると冥王星族に属する。現在位置は遠日点のやや手前で、クワオアーより遠くに位置している(近日点はオルクスの方が近い)。太陽から受ける光が少ないため、天体のサイズはクワオアーと比べ大きいと判断された。トルヒージョはアルベド(反射率)を0.09であると想定した上で、天体の直径は1,600kmであると計算した。これは外縁天体の中でも大型の部類に入る。
[編集] 名前
天体のサイズが冥王星に近く、また似通った軌道を持つため、名前は冥府の住人から付けられた。国際天文学連合の命名委員会は、発見者の提案したオルクスという名を承認し、2004年11月22日に公表した。オルクスはギリシア神話のハデスと同一視されており、またローマ神話の死神でもある。
[編集] 衛星について
2007年2月22日付の国際天文学連合回報 (IAUC) 8812号で、ハッブル宇宙望遠鏡の画像の分析によりオルクスの衛星が発見されたことが報告された[1]。この衛星の軌道はまだ未確定。アルベドがオルクスと同じだと仮定すると、衛星の直径は最大で約220kmと考えられる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- チャド・トルヒージョによるオルクスの紹介ページ
- First BBC article
- First New Scientist article
- Updated orbital elements from Lowell Observatory
- AstDys orbital elements
- オルクスの軌道要素 (JPL Small-Body Database Browser)
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