エイミング
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エイミング(aiming) とは、ファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)などにおける専門用語で、狙いを定める事。砕いて言うと「当てたい時、当てたい所に当てる能力」のこと。FPSやTPSにおいて重要な要素と言える。日本語で発音する際、「アイミング」とも呼ばれる。
通常の銃器においてエイミングの精度が高ければ高い程命中する可能性も高くなり、スポーツ系FPSにおいては素早く動く敵を狙わなくてはならず、熟練が必要とされる。リアル系においても銃がリコイルしたり連続して撃つと照準通りに飛ばない為、考えて撃たないといけない。
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[編集] リアル系
リアル系は"現実により忠実"で在る為、銃の殆どが連続して撃つとリコイルが激しく弾の着弾範囲が広がる為、照準通りに弾が飛ばない事が多い。更にプレイヤーの死が直接勝敗に結びつく事が(ゲームモードにもよるが)少なく、銃を撃つ事が主たる目的ではないクラスも居る為に、優れたエイミングが最も重要とは言い難い。但し世界観や銃器等は実世界通りではあるが照準やリコイルは実世界通りではない所謂"リアル寄り"と呼ばれるFPSに関してはあまり当てはまらない。
カウンターストライクのように人一人の死が非常に重いリアル系FPSでは立ち回りの次に重要視されている。ゲーム設計上、ほとんどの武器で静止状態の初弾のみ正確、しかもほとんどの武器でヘッドショット=即死なため、どれだけ速くヘッドショットを叩き込めるかが勝負になることもある。
[編集] 狙い方
銃の命中率を上げるには現実通り「止まって撃つ、伏せて撃つ」事が最適である。これは自身を固定する事により体の揺れに伴う照準の揺れを防ぐ為で、伏せる事により大幅に命中率が上がる。また連射すると照準の枠が広がり、より弾がバラけたりリコイルによって照準がずれたりするので連射をする事も命中率を下げる結果となる。そのため遠距離では「単発タップ撃ち」と呼ばれる発射キーを遅めに連打する撃ち方がよく使われ、中距離では2~3発づつ発射する「バーストショット」でブレを緩和する事が多い。
[編集] スポーツ系
スポーツ系は基本的に照準通りに飛ぶ為、命中率は良い。但し対象物がリアル系よりも早い事と、特殊な銃器が在る為に照準通りには飛ばないという事もあり、銃器に関する知識と熟練が必要である。
スポーツ系の定番としてロケットランチャーがあるが、これは直撃させる事よりも爆風によるスプラッシュダメージを狙った方がダメージを与えやすい。この場合エイミングというよりも相手が何処に移動するかという読みが必要になる。これはリアル系のグレネード武器にも言える。
[編集] 狙い方
照準通りに飛ぶ場合命中させたいモノに照準を合わせて撃つだけであるが、撃ったら即当たるという武器が少ない為に相手の動きを先読みして攻撃を当てるという手法が良く取られる。これは"置く"と呼ばれたりする、HeadShot(頭を撃つこと)等にも使われる手法。
[編集] エイミングの方法と用語
- 移動エイム
- 照準をキーや手動で固定させて、移動することによって照準内に捕らえ、発射する方法。移動によって照準がぶれないスポーツ系ゲームで使われる。
- 置きエイム
- 敵が来そうなところに照準を移動させておき、敵がそこを通過する瞬間に発射する。リアル系、スポーツ系両者で使われ、主に遠距離専用の武器(スナイパーライフル等)で多用される。
- マウスエイム
- 自分は動かず、照準を移動させて敵を捕らえる方法、移動によって照準がぶれてしまうゲームで使われる。
もちろんこれらの複合技(ex:置き+マウスエイムの通称「ドラッグショット」)も存在する。