ウェンディ・マッケナ
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ウェンディ・マッケナ(Wendy Makkena)は、アメリカで活躍する女優。「天使にラブ・ソングを…」のシスター・メアリー・ロバート役でよく知られている。母親はニューヨークの有名な占星家。
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[編集] 経歴
ウィスコンシン州のリッチランド・センターで生まれる。1982年から舞台女優として活躍。1986年にテレビ番組の「サンタ・バーバラ」に出演。映画初出演は「エイトメン・アウト」。その後、テレビ番組の「ロー&オーダー」や「NYPD Blue」などに特別出演した。1992年には、アメリカで6ヶ月のロングランを記録した映画「天使にラブ・ソングを…」で、内向的だが歌の才能がある修道女シスター・メアリー・ロバートを演じ、続編の「天使にラブ・ソングを2」でも再び出演した。テレビ映画「エア・バディ」に出演する1997年まで様々なテレビ番組に出演した。1998年には、"Finding North"に主演。その後は、"The Job"や"Oliver Beene"、"Listen Up"などの様々なテレビ番組に多く出演している。舞台では、1999年にトニー賞ベスト新作プレイ部門に輝いた"Side Man"に主演するなど活躍している。
1997年に結婚。子供を1人もうけ、現在はニューヨークに住んでいる。
[編集] 主な出演作
- サンタ・バーバラ Santa Barbara(1986) - テレビ初出演作
- エイトメン・アウトEight Men Out(1988) - 映画初出演作
- 天使にラブ・ソングを…Sister Act(1992)
- 天使にラブ・ソングを2Sister Act2(1993)
- 僕達のサマーキャンプCamp Nowhere(1994)
- N. YコレクションOn Seventh Avenue(1995)
- デス・クリフDeath Benefit(1996)
- エア・バディAir Bud(1997) (TV)
- オリバー・ビーンOliver Beene(2003) - NHK教育テレビで放送 (TV)
ほか多数
[編集] その他
- 生年月日は諸説あり1958年10月4日、1963年10月6日の2つが有力。前者の場合満50歳、後者の場合45歳となる。「天使にラブ・ソングを…」のメアリー・ロバート役を演じた時、33歳もしくは28歳であったと考えられる。
- 日本でのテレビ出演は少ないものの根強いファン層を持つ珍しい女優である。特に、男性に多く支持されている。
- 「天使にラブ・ソングを…」のコーラス部分はアンドレア・ロビンソンが吹き替えている。唯一本人が歌っているのは、「天使にラブ・ソングを2」のエンディングテーマである「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」Ain't No Mountain High Enoughである。
- 「天使にラブ・ソングを…」のビデオ・LDに収録されている特典映像には「イフ・マイ・シスターズ・イン・トラブル」If My Sister's In Troubleの曲にあわせて踊るウェンディを見ることができる。ただし、この映像はDVDには収録されていない。
- 「クール・ランニング」の特典映像にも他のシスター役と一緒に登場する。