ウィザーズハーモニー
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ウィザーズハーモニー(Wizard's Harmony)は、アークシステムワークスから発売されたゲームとその続編のシリーズ。
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[編集] 概要
「ウィザーズハーモニー」シリーズは、剣と魔法のファンタジー世界を舞台とする、アドベンチャーゲーム+育成シミュレーションゲーム(通称:そだベンチャー)。
[編集] ウィザーズハーモニー
シリーズ第一弾。1995年12月29日にプレイステーション版とセガサターン版が発売、続いてWindows版(発売名義はドリームキューブ)が発売される。その後「ウィザーズハーモニー復刻版」としてリメイクされる。復刻版については後述。あきらかに技量の伴わない無名声優(専門学生)を多く使っていた。キャラクターデザインは、悠久幻想曲シリーズのmoo(当時の名前は村瀬将人)が担当。
- 2008年4月30日にはPlayStationStoreで、ゲームアーカイブスとしてダウンロード販売も開始された。CEROによる審査は「A」(全年齢対象)
[編集] あらすじ他
冒険者養成学校「スキル・アンド・ウィズタム」(SKIL&WIZDOM)で繰り広げられるゲーム。 主人公はウィザーズ・アカデミーの現アカデミーマスター(部長)のルーファス・クローウン。事の始まりはアカデミー(部活)の先輩、デイル・マースが魔法の力で学校を壊すなどの不祥事を起こし、以前いた部員は全員退部。デイルの悪行に業を煮やした生徒会は、アカデミー存続のためのノルマを主人公に課すことに。それは、早期(一週間以内)に五人以上の部員を集めて、年三回の魔法検定試験に一定以上の成績で合格すること。さもなくばウィザーズアカデミーは廃部させられることに。
[編集] ゲームシステム
通常時は毎週ごとの育成パートと週末の自由行動パートに分割され、時折アドベンチャーパートが発生する。
- 育成パート
- 各キャラクターに一週間ずつスケジュールを割り振り、魔法技能や親密度を育成・上昇させる。
- キャラ毎に相関する相性が設定されており、仲のいいキャラ同士で同じ教科を勉強させると育成効率がよくなり、仲の悪いキャラ同士だと悪くなる。
- 主人公を加えて同じスケジュールを組むと仲の悪いキャラ同士であっても育成効率の悪化を防ぎ、交友関係も改善を始める。
- 週末パート
- ルーファス一人で街を歩き、メンバーと遭遇した場合は会話を行えるが、デイルの早朝訪問に邪魔されて週末パートそのものが潰されるケースも多い。
- アドベンチャーパート
- 通常の育成パート中、日付によって突発的なADVイベントが起こる。所属しているメンバーによって発生イベントは変化し、成否でメンバーの新密度を左右する。
- 中にはエンディング分岐に繋がったイベントもあり、イベント成功しなければ見られないエンディングも存在する。
学期末の魔法検定において一定以上の成績を取れない場合はその場でゲームオーバーとなるため、 キャラとの親密度と学習効率を両立させるようにスケジュールを組まなければならない。
本作では生徒の学年や毎月の名称に独自のものを採用し、世界観を深めている。 生徒の学年は以下の通り表記されている。
- 一年生=1st、二年生=2nd、三年生=3rd
[編集] 登場キャラクター
- ルーファス・クローウン(Rufus Craoun)
- 本ゲームの主人公。3rd。ウィザーズアカデミーのマスター。デイルの嫌がらせを受けながらも、アカデミー存続のため、部員の育成に励む。お人好しで明るい性格で、誰とでも仲良くなれる気さくな好青年。デイルや個性的なアカデミーメンバーなどの他人に振り回されがち。
- アリシア・ヴィンセント(Arisia Vinsent)声:高瀬麻里子
- 3rd。ウンディーネ族。明るく華やかな性格だがルーファスよりも年上であるためかお姉さんぶる一面があり、つい他人を子供扱いしてしまう(主人公ルーファスのことは「ルーくん」と呼ぶ)。おしゃれ好きで、服やアクセサリーを集めるのが趣味。
- 彩霞 真琴(さいか まこと)声:阿久津智美
- 3rd。ルーファスとは元クラスメートで腐れ縁。嘘や曲がったことが嫌いで「凛々しい」「かっこいい」といった表現が似合う少女。さっぱりした大和撫子。長身(177cm)で、彼女もアリシアと同じくルーファスよりも年上である。刺繍や料理といった女の子らしい趣味を持っているが、自分の容姿とのギャップを気にして周囲に知られまいとしている。
- システィナ・マーレイ(Sistina Maray)声:小沢真美
- 2nd。教会の娘で、信仰心が厚い。生真面目な優等生タイプのキャラクター。その反面天然ボケが激しく、冗談が通じない。基本的には穏やかな性格をしており、滅多なことでは怒らない。帽子集めが趣味。シンシアやラシェルと仲が良い。
- ジャネット・エーティカ(Janet Atica)声:ねこ
- 2nd。不良少女。かっこいい雰囲気から年下の同性からの人気が高いらしい。趣味嗜好も年頃の少女が好むような可愛いものよりは、カッコイイものを好むようである。戦争で両親を亡くしており、孤児院で育てられた。無愛想で、他人に対し乱暴な態度をとりがちだが、本当は寂しがりや。その性格が災いしてか、友人がいない。
- シンシア・ラプティス(Cynthia Laptess)声:井上佳子
- 1st。ハーフキャット族。ルーファスの幼馴染。猫耳・妹属性(年下・子供っぽい・純粋・小柄)と、今風でいうかなりの萌え系キャラ。元々ルーファスに好意を抱いているため、初期好感度が非常に高い。また人懐っこい性格からか、非常に多くのキャラクターと仲が良い。
- ソーニャ・エセルバート(Sonia Ethelbart)声:渡辺理佳
- 2nd。常に学年トップの秀才少女。正義感が強く、自分の信念を絶対に曲げない。問題児デイルを改心させるためにアカデミーに入るという、稀有な入部動機の持ち主。感情をあまり表に出さないが、言いたいことははっきりと言う。勤勉家で、自分の為になることには努力を惜しまない。「怪音波」といわれるほど歌が下手らしい。
- ミュリエル・レティーシャ(Muriel Letitia)声:広瀬由佳理
- 2nd。メガネと三つ編みの文学少女。生まれつき身体が弱く、家に篭もりがちだった為に人と接するのが苦手。かつては別のアカデミーに所属してが、メンバーといまいちうまくいかずやめてしまっている。自分が悪くなくてもつい謝ってしまう癖がある。典型的な「内気な文学少女」キャラ。彼女とのエンディングでは、元々ルーファスにあこがれてウィザーズアカデミーに入ろうと思っていたことが明らかになる。そのためか、初期好感度が彼の幼馴染のシンシアと並ぶほどに高い。意外にもメリッサと仲が良い。
- ラシェル・ヴァンシア(Rachelle Vansia)声:加藤純子
- 1st。ショートへアで快活な性格の少女。一人称はボク。体を動かすことや、お祭などの賑やかなイベントが大好き。逆に細かい作業や静かな場所は苦手。有名な冒険家を両親に持ち、自身もそれを目指している。シンシア、システィナと仲が良い。
- メリッサ・イスキア(Melissa Iscia)声:小清水智子
- 1st。怪しげな「魔法のステッキ」を持つ少女。「魔法が全て」という価値観を持つ魔法マニア。知識ばかりが先行しており、本人の魔力はそれほど高くない。ただ魔法知識が抜群に高いので、育てやすいキャラなのは確か。やや自己中心的で、ルーファスのスカウトを受けたときにすぐアカデミーマスター(部長)になろうとするなど、身の程知らずな行動をとることがある。以外にも内向的なミュリエルと相性が良い。
- 紅 蒼紫(くれない そうし)声:浜口正勝
- 純和風の青年。女性ばかりの家庭で育った為か、古風で礼儀正しく、温和な性格。武士と貴族を足して2で割ったような雰囲気を持つ。真面目な性格で、日々、剣の鍛錬を欠かさず行っている。エンディングを見る限りでは女性にモテているようだが、その割に特に仲の良いキャラクターがいない。エターナルメロディとスタッフがほぼ同じことから、ファンの間では、エターナルメロディに出てくるキャラクター、紅 若葉の兄であるという説がある。
- ジョルジュ・クレイグ(George Craig)声:石黒博正
- 2nd。関西弁のような訛りのある青年。個性がキツくなりがちな他の創作物の関西弁キャラとは一風変わっており、飄々としてとぼけた性格をしており、特に物事に頓着しない主義。専門は魔法ではなく剣技だが、魔法剣習得のために魔法を学ぶ必要があり、アカデミーに入部する。武器の収集と愛犬の散歩が趣味。男性キャラクターのなかではもっとも人付き合いが良く、多くのキャラクターと相性が良い。
- セシル・ライト(Cesil Lite)声:ちび
- 1st。エルフ族。女性ということを隠して男性として振舞っている。身体のラインを隠すためにややだぼっとした服装をしていることが多い。個性的な他のメンバーに比べると、比較的常識人でルーファスに近い性格。自分の意見をはっきり言えず、他人に振り回されることが多いが、本人はあまり気にしていないらしい。実はルーファスを慕ってこの学園にやって来ており、シンシア、ミュリエルと並んで初期好感度が高い。
- チェスター・ボーヴェン(Chester Boven)声:奈月
- 1st。炎の民出身の青年。次期族長である兄を尊敬しており、その兄を越えることを目標としている。人付き合いが苦手で、ついそっけない態度を取ってしまう。ぶっきらぼうではあるが決して内向的や人見知りなわけではなく、普通に人との関わり方がよく分からないだけである。そのためゲームが進むと、ルーファスに対して気さくに話しかけられるようになっている。なぜかシンシアと仲が良い。
- レジー・パッカード(Rejie Packard)声:生田亨
- 3rd。常に精神的に優位に立とうと、他人を小馬鹿にしたり見下した態度をとることが多い。言葉遣いもどこかシニカルで斜に構えた雰囲気を漂わせている。女とギャンブルが好きだが、それが原因で親からは勘当されている。
- マックス・マクスウェル(Maxx axwell)声:青柳泰
- 2nd。人狼族の青年。犬と言われると怒る。格闘技に夢中で、強くなることに純粋な喜びを感じ日々身体を鍛えていた。そのため元々魔法に関しては素人で自ら「ネック」と認めてしまうほど苦手であったが、その弱点を克服し更に強くなるため、アカデミーに入部する。何事にも全力投球の真っ直ぐな性格で、嘘がつけない。熱血一直線で超単純。
- デイル・マース(Dail Marth)声:OMATURITAKAO
- ウィザーズアカデミーの先代マスター。天才と呼ばれていたが、素行の面では問題が多く、彼の悪行によってウィザーズアカデミーは廃部の危機に瀕することになる。
- いたずら好きで傍若無人な性格。常に他人(ゲーム中ではルーファスやアカデミーメンバー)に多大な迷惑を掛け続けているが、本人に罪悪感という感情は皆無。卒業してからも度々ウィザーズアカデミーに出入りしている。
- ラミカ
- イベントに出現する病弱な少女。吸血鬼である事を隠している。
- エリザ・マーガレット
- S&Wの生徒会長を務めている。
- 野次郎
- マスコットキャラクター。カーソルとしてゲーム中にたびたび登場。
- 育成画面においてカーソルを動かさずにほおっておくと巨大化する。
[編集] 制作スタッフ
オープニングテーマ
- きっとかなえられる未来へ(PS&SS版)
- 歌:井上佳子 作詞:井上佳子 作曲/編曲:成富聡一
エンディングテーマ
- ずっと・・・。(PS&SS版)
- 歌:井上佳子 作詞:井上佳子 作曲/編曲:黒石正博
[編集] ウィザーズハーモニー2
シリーズ第二弾。1997年10月16日にプレイステーション版で先行発売され、続いて12月25日にセガサターン版が発売、その後Windows版が発売される。Windows版の発売名義は広美(KOBI、こうび)。前作で不評だった声優陣は一流の声優や劇団員を起用。キャラクターデザインを内山まゆみ氏へ変更。前作のファン内でその評価は分かれる所。OP曲がプレイステーション版とそれ以降に発売されたもので異なる。(以下、制作スタッフの項目を参照)
- 2008年5月28日にはPlayStationStoreで、ゲームアーカイブスとしてダウンロード販売も開始された。 CEROによる審査は「B」(12才以上対象)
[編集] あらすじ他
前作「ウィザーズハーモニー」(1)から五年後の冒険者養成学校「スキル・アンド・ウィズダム」(SKIL&WIZDOM)が舞台。「ウィザーズアカデミー」のアカデミーマスター、シオン=シェルナーグの召喚魔法の実験の失敗が原因で、他の部員全員が退部。アカデミー顧問・シリウス教官の悪行に業を煮やしていた学園生徒会はこれを理由に廃部にしようとするが、シリウス教官の猛反対に遭い、新学期開始から一週間以内に五人以上の部員を集めて、年三回の魔法検定試験に一定以上の成績で合格することを存続の条件にした。
[編集] ゲームシステム
[編集] 登場キャラクター
[編集] 主要キャラクター
[編集] 主人公・育成対象キャラクター
- シオン・シェルナーグ(学年:3rd) 本作の主人公。
- ウィザーズアカデミーのマスターを務める、現在唯一のメンバー。明るく快活で、誰とでも仲良くなれる性格の持ち主。「レベル5」以上の魔力の持ち主は特待生クラスとされている(ティーファとの勧誘イベント)なかで、ゲーム開始時には既に全属性がレベル6あるため、彼はかなりの優等生だと推測できる。 性別:男 種族:人間
- ティアナ・クロイツ(学年:2nd) 声:高瀬麻理子
- わがままで高飛車な性格をしている、困った性格の持ち主。いわゆる女王様気質。ただし自らの非を認めると素直に謝る潔さも持ち合わせている。意外にも魔法能力は高く、自信家なので個人学習も効率が良い。不良系のキャラのことが好きなようだが、自身の問題ある性格ゆえ、彼らを含む全てのキャラクターから嫌われている。 性別:女 種族:人間
- ミネア・キャンベル(学年:1st) 声:藤田明子
- 関西弁もどきで喋る、魔法マニアな女の子。占いも得意。占い師の姉がいる。人懐っこくイタズラ好きでおしゃべり。前作のジョルジュに比べると、ややステレオタイプな関西人のキャラクターに近く、勢いのある性格。 性別:女 種族:人間
- ルフィミア・クリステンセン(学年:2nd) 声:磯脇やそよ
- 本を友達にして育ってきたため人と話すことが苦手な、体の弱い女の子。密かに怪談が好き。魔法能力・魔法知識共に高いが、体力が低くすぐ体調を崩してしまいがち。自信のなさも手伝い特に序盤は学習がうまくいかないことが多く、育成の難易度は高い。 性別:女 種族:人間
- バティア・フレアルージュ(学年:3rd) 声:岩本さなえ
- 盗賊の娘。さばさばした男言葉を使う、カッコイイ頼れる姉御。ぶっきらぼうな印象を与えてしまいがちだが、人の面倒見が良く、年下に慕われるタイプ。お菓子作りが趣味というカワイイ一面も。女性キャラのなかでは最も体力が高い。 性別:女 種族:ダークエルフ
- ルミナ・ティンカーベル(学年:2nd) 声:池澤春菜
- 舌っ足らずな猫娘。臆病で人見知りが激しく、怖いものが大の苦手。かわいい小物を集めるのが趣味。パッケージや発売前の販促用イラストでは、ティーファと並んで他のキャラよりも扱いが大きく、また声優の設定からしてもおそらくヒロイン的なキャラクターとして位置づけられていたのではないかと推測できる。女性キャラのなかで唯一、主人公シオンに対する好感度がマイナスからスタートする。 性別:女 種族:ハーフキャット
- ティーファ・クローゼン(学年:1st) 声:氷上恭子
- 甘え上手な、いいとこ取り。口が上手く、面倒なことは他人に押しつけて難を逃れる。流行に敏感なイマドキの女の子で、甘いものが大好き。勧誘時に魔法は苦手だと言っている割には、それほど育てにくくはないキャラクター。魔法を教えてくれるというシオンの言葉から入部する。前述のように、担当している声優やイラスト等での扱いの大きさからルミナと並んでヒロイン的なキャラとして位置づけられていた可能性が高い。 性別:女 種族:有翼人
- 飛鳥 瞳(学年:2nd) 声:広瀬由佳理
- 純和風の箱入りお嬢様。のんびりでマイペースな性格で、ワンテンポずれた感覚の持ち主。 性別:女 種族:人間
- マリオス・シルフィース(学年:2nd) 声:阿部美穂子
- 一見物静かな優等生だが思いこみの激しい面もあり、時として突飛な行動をとる事がある。魔法能力は非常に高く、対人的にもティアナ以外とは総じて相性が良い。弟のことをしばしば気にかけている。発売前の一部のゲーム雑誌には「アーストの姉」と表記されており、攻略本にも二人が姉弟であることを匂わす表記があったが、学年が同じだったりと(誕生日が違うので双子でもない)、不明瞭な点も多い。 性別:女 種族:地の民
- エルウィン・ガーサイド(学年:1st) 声:猪爪直幸
- 不正や悪は許すことが出来ない、正義感の塊のような人物。生真面目で努力家だが、やや融通が利かない面も。読書家で剣の鍛錬も好む。 性別:男 種族:エルフ
- キース・カーロック(学年:2nd) 声:針生芳光
- 気さくで、誰とでも仲良くできる心の持ち主。考えるよりは行動という性格の持ち主。ケンカ好きで、やや凄みが効いているが、親しみやすい行動派。 性別:男 種族:人間
- レイ・クラウス(学年:1st) 声:堀井千春
- 女の子のような可愛らしい容貌の少年。本人はそのことを大変気にしている。なぜか全体的に女性陣の評価が高い。 性別:男 種族:風の民
- 鏡 幽魔(学年:3rd) 声:原丈二
- 学園中に番長として恐れられている。本来なら卒業しているはずだが1年留年している。 性別:男 種族:ハーフデビル
- ルークス=ルナシオン(学年:2nd) 声:青柳秦
- 神様を信じる信心深い少年。 性別:男 種族:人間
- ガイル=ライフーガ(学年:3rd) 声:安藤計
- 忍者のような格好をしている。なぜか語尾に「ござる」をつける 性別:男 種族:ライカンスロープ
- アースト=バルティース(学年:1st) 声:子安武人
- 孤独を好む少年。周りの人とあまり接しようとはしない。 性別:男 種族:地の民
- モスモス(学年:1st) 声:?
- 隠しキャラクター。ある一定の条件を満たすと登場する。どう見てもイモ虫だが一応学園の生徒らしい。
[編集] 上記以外の主要キャラクター
- シリウス・シュライザー 声:石田彰
- 破壊の美学を持つ、ウィザーズアカデミーの顧問。 性別:男 種族:ハーフデビル
- カイン・レイナード(学年:3rd) 声:OMATURIたかお
- 学園の生徒会長。学園の秩序を乱している(彼が思っている)ウィザーズアカデミーとシオンを目の仇にしている。
[編集] サブキャラクター(前作からのゲストキャラクター)
- デイル・マース(バッドエンド・セガサターン版EDにて登場)
- ミュリエル・レティーシャ(休日にとある場所で見ることができる その他にも突発イベントにも登場する 現在は本をレストアする仕事をしているらしい)
- ルーファス・クローウン(セガサターン版EDにて登場)
[編集] 制作スタッフ
オープニングテーマ
- DESTINY(PS版)
- 歌:池澤春菜 作詞:坂田和子 作曲/編曲:ウラサキマサハル
- あなたが愛になる(SS版)
- 歌:岩男潤子 作詞:坂田和子 作曲/編曲:成富聡一
エンディングテーマ
- 優しさをいつだって(PS版&SS版)
- 歌:岩本さなえ 作詞:坂田和子 作曲/編曲:ウラサキマハル
[編集] ウィザーズハーモニーR
シリーズ第三弾。1998年11月28日プレイステーション版で発売。これまでPS版SS版と両機種発売されてきたが、時期的にPS版のみとなったと思われる。キャラクターデザインは前作から引き継ぎ内山まゆみ氏。シリーズは、一作目を準えた形の二作目に主立った変化はないが、三作目にてよりプレイヤーの遊びやすさを追求した形へ変化している。前作同様、声優陣に前作出演者や有名所も起用している。メインヒロインぽい扱いの女性キャラクター声優が主題歌を担当するのはシリーズ共通。
後に廉価版が三作同時に(株)サクセスより発売されている。(一作目のみ復刻版)
- SuperLite1500シリーズ ウィザーズハーモニーR(発売日2002年12月12日)
[編集] あらすじ他
[編集] ゲームシステム
[編集] 登場キャラクター
[編集] 主要キャラクター
- ナッツ=ティアンズ(人間:男:18歳)
- 本作の主人公であり、誰からも接しやすい性格。恋愛には疎い。
- ティム=エレイン(人間:男:17歳) 声:梶原聡
- 論理的(合理的主義者)で感情的な人間が苦手。
- 発明が得意で、実は甘いものが好き。
- 青桐 鳶(あおぎり えん/人間:男:19歳) 声:安藤計
- 優しく温厚で、歳の割に落ち着いている。
- 動物にも優しく自然に詳しい。ピー太郎という小鳥を飼っている。
- ニール=フォートニー(人間:男:20歳) 声:笹野直樹
- 最年長のメインキャラだが背が低く童顔。おばさん方にはモテる。
- 行動派で自称情報通だがせネタも多い。語尾は「なのだ」。
- リューク=セルヴァー(クォーターキャット:男:17歳) 声:原丈二
- 運動能力は優れているが、感情的で考える前に行動してしまう。
- そのためティムとは犬猿の仲だが、お互いに認め合ってはいる。
- リサ=ユフィール(エルフ:女:16歳) 声:桃井はるこ
- 関西弁を使う。孤児院出身でお金にがめつく、手段を選ばない。
- いつかは自分の店を持つことが夢。
- ミレナ=レン=ウェーバー(人間:女:17歳) 声:岩男潤子
- 箱入りほえほえお嬢様。変な着ぐるみを愛好するなど、趣味が変わっている。
- セバスチャンという執事と一緒に居る事が多い。外界に憧れを持つ。
- ミュン=フォレスト(人間:女:18歳) 声:川澄綾子
- 内向的だが真面目で数少ない常識人。
- 花屋で働いている。
- アンリ=ルージュ(人間:女:14歳) 声:水野愛日
- 歌手を目指す少女。ミーハーで噂好き。
[編集] サブキャラクター
- ライラ=カルネット (人間:女) 声:高瀬麻里子
- ルポライターで、ナッツの先輩。何かとナッツをこき使う。
- ラディ=セレナ (人間:女) 声:豊口めぐみ
- 堅物の生徒会長。
- マリー=フレア (人間:女) 声:磯脇やそよ
- ナッツ達の後輩。ティムの追っかけをしている前向きな少女。
- フィル=ブラウン (人間:男) 声:駒津美幸
- リュークを師匠と慕う少年。女顔なのを気にしている。
- 秋草 白羽(あきくさ しらは) (有翼族:女) 声:中條優美
- 有翼族の少女。鳶を兄のように慕っている。
- シーリア=セナス (人間:女) 声:藤田明子
- ミレナを何かとライバル視しているお嬢様。変わった本を読む趣味がある。
- ティース=ウェイアー (ダークエルフ:男) 声:菅谷哲司
- アンリの幼馴染であり、悪友。
[編集] 制作スタッフ
オープニングテーマ
- 奇跡
- 歌:岩男潤子 作詞:鈴木貴子 作曲/編曲:河内日出夫
エンディングテーマ
- Again
- 歌:水野愛日(みずのまなび) 作詞:鈴木貴子 作曲/編曲:河内日出夫
[編集] ウィザーズハーモニー復刻版
1999年02月25日プレイステーション版で発売。元々4900円(税抜)と低価格での発売だったが、復刻版は2800円(税抜)となっている。 復刻にあたり追加要素として、ミニゲームや追加イベントなどが加えられた。 旧ウィザーズハーモニーのセーブデータを使用する事も可能。(なお上記追加要素などの変更からか、復刻版ではメモリーカードの必要ブロック数が変更になっている)
復刻版はPS用ソフトウェアとして3度発売されている。
- アークシステムソフトウェア版(発売日1999年02月25日)
プレイステーション3(システムソフトウェアVer2.30現在)では動作しない。(PSロゴの後ブラックアウト状態が続く)
- シスコンエンタテインメント版
なつコレシリーズ Vol.4 ウィザーズハーモニー復刻版 (発売日2002年8月8日)
- サクセス版
SuperLite 1500シリーズ ウィザーズハーモニー 復刻版(発売日2002年12月12日)
[編集] あらすじ他
[編集] ゲームシステム
[編集] 登場キャラクター
[編集] 制作スタッフ
オープニングテーマ
- KEEP ON FLYING(PS版)
- 歌:Quny 作詞:TOSHIYO,KeisukeKikuchi 作曲:KeisukeKikuchi
エンディングテーマ
- 明日が見えなくても…(PS版)
- 歌:藤田亜津子 作詞:藤田亜津子 作曲:河内日出夫
[編集] サントラCD
1と2は1タイトルとして発売、Rは単独で発売される。
[編集] 関連項目
- なんちゃって猫娘
2本編でシオンがルミナと初遭遇時の冒頭に出てくる、その世界で以前流行していたもの。元ネタは不明。
1&2のサントラCDの一枚目の終わりのほうにあるデイルの台詞に出てくる、「なお、このディスクは(以下略)」の元ネタはこの外国産ドラマである可能性が高い。