イーグル・デーン・ジュンラパン
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基本情報 | |
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本名 | デーン・ジュンラパン |
通称 | イーグル |
階級 | ミニマム級 |
国籍 | タイ |
誕生日 | 1978年12月4日(29歳) |
出身地 | タイ王国、ピチット県 |
命日 | |
死地 | |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 19 |
勝ち | 17 |
KO勝ち | 6 |
敗け | 2 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 0 |
イーグル・デーン・ジュンラパン(Eagle Den Janlaphan、1978年12月4日 - )は、タイ王国ピチット県出身のプロボクサー。身長158.3cm。少年時代にテレビでカオサイ・ギャラクシーの試合を見てボクサーを志した。本名はデーン・ジュンラパン (Den Janlaphan)。
夫人と2人の息子の4人家族。夫人は元キックボクサーで、夫婦喧嘩をすると「ローキックを入れられていつも僕が負ける」(イーグル談)らしい。
幼少時は船賃が無く、学校へ行く途中の川を泳いで渡っていたというエピソードがある。
目次 |
[編集] 来歴
- 1978年12月4日、タイ王国ピチット県バーンブンナーで9人兄弟姉妹の8番目として産まれる。
- 1994年、16歳でタマサート大学でアマチュアボクシングを始める。
- 1995年、17歳でアマ試合にデビュー。リングネームはデーン・ポーティアンファー。
- 2000年1月、チタラダジムよりプロデビュー。リングネームはデーン・ソーチャトロン。
- 2000年12月、日本人女性とタイで結婚し、日本に移住。当初はボクシングを諦めるつもりであったが、パニアン奥田の伝で角海老宝石ジムに通うことになる。
- 2001年8月、角海老宝石所属選手として日本デビュー(リングネーム"イーグル奥田")。1RKO勝ちを収める。
- 2003年3月、第1子誕生。
- 2003年5月15日、スポンサーがついてリングネームを"イーグル赤倉"に改称。
- 2004年1月10日、世界初挑戦。ホセ・アントニオ・アギーレ(メキシコ)を12R判定に降し、WBC世界ミニマム級王座獲得。
- 2004年4月、京和建物がスポンサーとなり、リングネームを"イーグル京和"に変更。同時にスポンサーからマンションを贈られ埼玉県川口市に転居。
- 2004年6月28日、小熊坂諭を8R負傷判定に降し、初防衛に成功。
- 2004年10月1日、第2子誕生。
- 2004年12月18日、イサック・ブストス(メキシコ)を相手に2度目の防衛戦。3Rに右肩を負傷し、続く4Rに試合を棄権し、TKO負け。世界王座陥落。試合後の検査で右甲骨関節窩(かんせつか)骨折と診断される。
- 2005年8月6日、負傷休養明けの復帰第1戦で世界再挑戦。4月にブストスを降してWBC世界ミニマム級王者に輝いた高山勝成に挑み、12R判定勝ち。王座返り咲きに成功する。
- 2006年1月9日、パシフィコ横浜で中島健(グリーンツダ)を7RTKOに降し、初防衛(前回を含めると、通算2度目の防衛)に成功。
- 2006年5月6日、後楽園ホールで指名試合、ロデル・マヨール(三迫)を3-0の判定で下し、2度目の防衛に成功。
- 2006年11月13日、日本武道館においてロレンソ・トレホ(メキシコ)と3度目の防衛戦を戦い、3R中盤にダウンを奪うなど幸先のいいスタートを切るが、6Rには2度のダウンを奪われる。しかし最後まで粘り抜き全ジャッジが1点差をつけての3-0の僅差の判定でタイトルを死守した。
- 2007年6月4日、パシフィコ横浜で八重樫東(大橋)と防衛戦を行い、2Rに偶然のバッティングで八重樫が顎関節骨折をするアクシデントもあったが、終始圧倒し3-0の判定でタイトルを防衛した。この試合後京和建物とのスポンサー契約を解消し転居。
- 2007年8月27日、リングネームを"イーグル・デーン・ジュンラパン"に改称。
- 2007年11月29日、オーレイドン・シスサマーチャイとバンコクで対戦。12月5日に満80歳を迎えるラーマ9世の誕生祝賀の一環として行われたこの試合で、イーグルは0-3で5度目の防衛に失敗し王座陥落。
[編集] 戦績
- アマチュア: 34戦 30勝 25KO・RSC 4敗
- プロ: 19戦 17勝 6KO 2敗
[編集] 獲得タイトル
- BBTV(タイ国内地区タイトル)ミニマム級王座
- 第8代WBC世界ミニマム級王座(1度防衛)
- 第11代WBC世界ミニマム級王座(4度防衛)
[編集] 外部リンク
前王者 ホセ・アントニオ・アギーレ |
第8代WBC世界ミニマム級王者 2004年1月10日 - 2004年12月18日 |
次王者 イサーク・ブストス |
前王者 |
第11代WBC世界ミニマム級王者 2005年8月6日 - 2007年11月29日 |
次王者 |