イタチョコシステム
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イタチョコシステム(1994年 - )は、ラショウの営むソフトハウス。ラショウ自身が描いた、漫画『巨人のイタチョコの星のシステム』(Macfan 1995年11月1日号から1999年3月15日号まで連載)には、1993年11月から1997年12月にイタチョコに起きたことが描かれている。 なお、ゲームの音楽については、漫画にも描かれているY.オーツキこと大槻由紀子が担当していた。
[編集] ヘナチョコゲーム
- 第一作 ヘナチョコタービー
- Macintosh初の競馬ゲームとして発売。いろいろな馬の血を混ぜて自分だけの馬を作り、競馬をするというゲームである。通販をやったが、全然売れなかったらしい。
- 第二作 サイテイバード
- 鵜飼いのゲーム。何の知識もないまま開発に入ったため、「そもそも鵜飼いってなんだ?」ということすら分からず、図書館に通いつめだったらしい。通販したがぜんぜん売れず、イタチョコは一時経営危機に陥った。
- 第三作 あの素晴らしい弁当を2度3度
- お弁当屋さんシミュレーションゲーム。経営危機で日々の食費にまで困っていたとき思いついたらしい。弁当のメニューを考えて販売、弁当屋を経営する。結構売れて小ヒットとなった。このゲームからイタチョコは通販から流通へと転換した。
- 第四作 難しい本を読むと眠くなる
- 小人のゲーム。ラショウが最も好きなゲームのひとつである。
- 第五作 野犬ロデム
- 野良犬シミュレーション。公園に捨てられた犬「ロデム」を操り、小自然に立ち向かう。ロデムは寒さや外敵に弱く、すぐ死んでしまう。自由度が売り。弁当ゲームに次ぐヒットとなった。
- 第六作 蒸し蒸しチキンそり旅行
- ロデムたちの引くそりに乗って極点を目指す。対マックワールドエクスポ対策ゲームだったが、間に合わなかった。
- 第七作 うそつきと私
- ガキ大将シミュレーションゲーム。転校してきた「私」が仲間と共に数々の敵に立ち向かう。全五話。ラショウが以前製作した『ボコスカウォーズ』が元となったらしい。
- 第八作 おませなおませな屋台大作戦
- 世界初の屋台料理シミュレーション。イタチョコでヒットした弁当ゲームとロデムを無理矢理合体させた。ロデムを捨てたババビールが屋台を経営し、ペットショップに入ってしまったロデムを買い戻そうというストーリー。
- 第九作 ニセミジンコのうそひみつ
- 第9作目記念作品。飼育ゲームの流行を予感して着手したまではよかったが、イタチョコテイストを山のように盛り込んだ結果、飼育ゲームとはまた違うジャンルのゲームになってしまった新ジャンルゲーム。1996年の対マックワールドエクスポ対策だったが、やはり間に合わなかった。
- 第十作 私の傘のアメツチは
- 最も時間と費用をかけたゲームだったらしいが、発売されなかった。
- 第十一作 スロプロウエスタン
- もっと簡単なゲームを目指したはずだったが、逆にイタチョコのゲームの中でも最もよくわからないゲームになってしまったらしい。開拓者となり、荒野の画面を開拓していく。
- 第十二作 ラーメンスペシャル
- 弁当ゲームの具をラーメンに変えたゲーム。
- 第十三作 ロデムッチ
- 『野犬ロデム』の続編。前作ではすぐ死んでしまうロデムが、多少死ににくくなり、植物や動物の種類も増え、植物が犬に寄生するなどイベントも豊富となった。
- プレステ版 あの素晴らしい弁当を2度3度
- 弁当ゲームをプレイステーションに移植しようとしたが、悪戦苦闘の末、1998年12月開発中止が発表された。
- ジャングルと私
- 『うそつきと私』第一話の改造ゲーム。1996年のマックワールドエクスポで合言葉を言えば買えたらしい。その後、グッズ店でも販売。「ホットシート」形式で対戦プレイができる。次回作は『エジプトと私』となっている。
- ギャラクレヤン
- 元々はおわびゲームらしい。給料をうばいに襲来するボランティアオーツキを、ラショウがラショウカップを投げ倒す。全9面。他にもイタチョコにかかわる人やものが多数登場。
- ボコスカヘッズ
- イタチョコ初のCGIを利用したMMORPGの要素のあるネットゲーム。舞台はイタンデリアとチョコフォーレ。世界観はボコスカウォーズを基にしている。普通のMMORPGでは普通にみられるモブはほとんど存在せず、原則として鍛錬のみでキャラクターの能力値を上げる。基本的に戦う、争うよりも語るのがメインである。原因不明のバグを起こし、復旧のための一時休止宣言。その後復旧の目処が立たないまま、2001年の夏に終了宣言。
- ネコリス
- 多人数乱入参加型の落ち物パズルっぽいCGIを利用したゲーム。ネコ+テトリスから名前が付けられたようだが、システム的にはテトリスよりも、後のメテオスのようにブロックがふってくる中、ヨッシーのクッキーを横移動のみにしたような感じである。同色をくっつけて消すという通常のパズルゲームとは違い、盤面上に役を作って消していくパズルゲームである。盤面を1度動かすにはチキンが必要であるが、このチキンを得るには役を作らなければならないが、チキンを減らすマイナス役も存在するので注意を要する。このマイナス役の存在のせいで、次のターンに回避しなければ確実にマイナス役が出来る状況で、もちろん回避しようにもやはり回避にチキンを失うという、どうしようもない状況が稀に発生する。また初期チキンの数も決して多いとは言えず、役も作りやすいものではなく、役による獲得チキンも非常に少なく、超高確率で手詰まりが発生しやすく、非常に難易度が高い。
- 南ソーイング里ミシン発見伝
- 初のOSXゲーム。2007年12月末リリース。ミシンを踏んで美しい布を作り依頼主に買い取って貰う。「ミシン犬士」を集めることでさらに美しい布が作れるようになる。『南総里見八犬伝』にちなみ怨霊玉梓ならぬラショズサが登場する。
[編集] グッズ店
イタチョコシステムの直営店。ゲームやグッズを売っている。基本的に不定期営業(ラショウの気持ち次第)。
- 現存する店
- 現在はネットショップのみ。
- 過去の店
- イタチョコシステム吉祥寺店(陥落)
- イタチョコシステム秋葉原店(陥落)
- イタレリィ・チョコレリィ(高田馬場、陥落)
- テアトルイタチョコ(東池袋、2007年3月陥落)
- イタチョコジョウルリグッズカフェ(渋谷、2008年2月29日~3月2日限定オープン)
[編集] 外部リンク
- iTA-Choco Systems : 公式サイト
- イタチョコシステムネットショップ : 公式商用サイト 2007年オープン