アシャンティの伝統的建築物群
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アシャンティの伝統的建造物群 |
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(英名) | Asante Traditional Buildings |
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(仏名) | Bâtiments traditionnnels ashanti |
登録区分 | 文化遺産 |
登録基準 | 文化遺産(5) |
登録年 | 1980年 |
拡張年 | |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
「アシャンティの伝統的建造物群」は、ガーナにあるユネスコの世界遺産登録物件のひとつ。ガーナ第二の都市クマシ近郊のアシャンティ州内に存在する。
かつてアシャンティ王国を築いて繁栄を誇ったアシャンティ人たちの伝統文化を伝える貴重な建造物群だが、そのほとんどが20世紀以降に再現されたものである。オリジナルは20世紀初頭までのイギリスとの戦争のなかで大半が失われている。
神殿群などが特徴的だが、その基本構造は中庭を取り囲むように建てられたもので、その建材には泥やヤシの葉が用いられていた。建材や建築法の工夫により、通風性にも優れた構造になっていた。また、アシャンティの建造物に特徴的なのは、人や動物を象った美しい木彫りの装飾があったことである。
[編集] 登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (5) 特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている、ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落または土地利用の際立った例。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- ユネスコ世界遺産センター(監修)『ユネスコ世界遺産 (11) 北・西アフリカ』講談社、1998年