ひとりかくれんぼ
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ひとりかくれんぼとは、日本の近代怪談の1つで、いわゆる都市伝説である。ひとり鬼ごっことも呼ばれる。
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[編集] 概要
元は近畿地方や四国地方の遊びであったといわれ、2007年4月に2ちゃんねるのオカルト板で取り上げられたことでインターネット上で知られるようになり、同年6月頃から各種掲示板やブログなどに方法や体験談が書き込まれたことで一般にも広く知られることとなった。オカルト板では、「ぬいぐるみを媒体にした降霊術のようなもの」であると言われている。
[編集] 用意するもの
[編集] 進行方法
下準備としてぬいぐるみに名前をつけ、詰め物を全て出して代わりに米と自分の爪(切って入れる)を入れて縫い合わせる。余った糸は、ある程度ぬいぐるみに巻きつけて結ぶ。
午前3時にになったら以下の順に行動する(以下、自分の名前:○○、ぬいぐるみの名前:△△とする)。
- ぬいぐるみに対して「最初の鬼は○○」と3回言い、ぬいぐるみを水を張った風呂桶に入れる。
- 家中の電気を全て消してテレビだけつけ、目を瞑って10秒数える。
- 刃物を持って風呂場に行き、「△△見つけた」と言って刺す。
- 「次は△△が鬼」と言い、自分は塩水を持って押入れなどに隠れる。
[編集] 終了方法
隠れてから2時間以内に塩水を少し口に含んでから出て、ぬいぐるみを探してコップの残りの塩水、口に含んだ塩水の順にかけ、「私の勝ち」と3回宣言して終了となる。
ひとりかくれんぼに使用したぬいぐるみは、最終的に燃える方法で処理する必要があるとされている。