たて座
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たて座 (Scutum) | |
略符 | Sct |
属格 | Scuti |
英語での意味 | the Shield |
赤経 | 19h |
赤緯 | -10° |
観測可能地域の緯度 | +80° ~ -90° |
正中 | 8月 |
広さの順位 - 総面積 |
84位 109 平方度 |
明るい星の数 視等級 < 3 |
0 |
最も明るい星 - 視等級 |
たて座アルファ星(α Scuti) 3.85 |
流星群 | たて座6月流星群 |
隣接する星座 |
たて座(盾座、Scutum)は、星座の1つ。ヨハネス・ヘヴェリウスによって1690年に設定された。
ポーランド王で英雄のヤン三世ソビエスキの楯とされ、Scutum Sobieski、Scutum Sobiescianumと呼ばれていた時代もある。ジョン・フラムスティード以降は単にScutumと呼ばれた。
[編集] 主な天体
- たて座R星 : おうし座RV型の脈動変光星。距離2500光年。
- M11 (NGC 6705) : 散開星団。1681年にゴットフリート・キルヒが発見。距離6000光年。約2900の星からなる。英語ではこの星団をカモに見立て、the Wild Duck Cluster と呼ぶ。
- M26 (NGC 6694) : 散開星団。距離5000光年。1764年にシャルル・メシエが発見。