おちまさと
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おちまさと(本名:越智 真人、1965年12月23日 - )は、バラエティ番組などのプロデューサー東京都出身。O型。
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[編集] 人物
数多くのテレビ番組やインターネットサイト、CD、DVD、書籍、企業ブランディングや広告などの企画・演出・プロデュースを始め、ファッション業界とのコラボレーションや様々なジャンルでのデザインも手掛けオールラウンド・プロデューサーとして振り幅のある活動をしている。 雑誌・サイトでの連載、本の執筆、作詞、またテレビ・ラジオ・イベントなどのMCを始め企業・学校などでの講演活動も展開。 他にも様々な企業の役員や顧問を兼務し経営に参画している。 また自ら『対談師』という職業名を付け、これまで数多くのハリウッド俳優・監督や芸能人、ベンチャー企業の社長、ファッションデザイナーを始め、普通は表舞台に現れない有名人達との対談に成功している。 オフィシャルブログ『TOKYOOCHIMASATOLAND』は様々なネットニュースに取り上げられるなど注目されている。
学生時代は『ビートたけしのオールナイトニッポン』の熱心なリスナーで一度だけ送ったハガキがオールナイトニッポンの単行本『しあわせシリーズ』に載ったことがあり、また『とんねるずのオールナイトニッポン』にも二度送ったハガキが二度とも読まれ単行本に載っている[1]。
その後『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ)でテリー伊藤の主催する「放送作家塾」に応募して(株)ロコモーションに入り放送作家デビュー。
一時期は企画や構成で23本のバラエティ番組と『天国に一番近い男』の脚本を同時期にこなしていた。
1996年、テレビ制作会社「ケイマックス」の設立に参加、取締役に就任する。株式会社フジテレビを中心に企画・演出・プロデュース全てを手掛けるシリーズ(『仕立屋工場』『百萬男』『自分電視台』『東京恋人』『00セレブ』『音楽寅さん』『プレゼンタイガー』『24人の加藤あい』『カリスマスク』など)が話題となり注目される事となった。
現在はテレビを始めファッションや企業など様々な分野でのプロデュースを手掛け多方面で活躍中。
「言い換え文化は本質を隠すか」と題した自らのブログ記事[2]で「無職」というシビアな呼称と状態が「フリーター」「ニート」などとソフトな表現に言い換えられてしまう風潮について述べ、「『俺いまフリーター』と言えてしまい いい感じに納まってしまう状況にあり、脱しようという気にもならず長年に至る人も多いはず」「就職していない状態を若い人たちにとってダサいと思わせる呼称にすれば若者はそこから何とか脱しようと思うのではないか。しかも本質を表す呼称で」と提言した。
[編集] 代表作
[編集] テレビ
- 学校へ行こう!(TBS)
- ガチンコ!(TBS)
- 空飛ぶグータン(CX)
- 百萬男(CX)
- 仕立屋工場(CX)
- 24人の加藤あい(TBS)
- 桑田佳祐の音楽寅さん!(CX)
- 東京恋人(CX)
- 00セレブ(CX)
- 自分電視台 〜Self Produce TV〜(CX)
- カリスマスク(ANB)
- 「ぷっ」すま(ANB)
- 内村プロデュース(ANB)
- 藤原紀香の1ボトル!(関西テレビ)
など
[編集] 脚本
[編集] GyaO(インターネットテレビ)
- ダメイク
- 幸せのナンバーネイル
- 裸男
- 裸男セカンドシーズン
[編集] 作詞
- カンパイ! TOKIO
- Helpless Rain 中島美嘉
- Time of Gold 篠原涼子&椎名淳平
- 1000%SOざくね? 桜塚やっくん
[編集] 書籍
- 初対面の教科書
- 企画火山
- 企画の教科書
- キャラッ8
- どうしても、すぐ変わりたい人のための「自分プロデュース」術
- シンドロームダンス
- 日本経済これができなきゃ即沈没!
- 時間の教科書
- 「ポケット判 おちまさとプロデュース」シリーズ 全4冊
- 初対面の教科書
- 企画の教科書
- 企画の教科書2
- 時間の教科書2
- 社長の腹
- 鉄板病
- 会議質
- 大スキル!
[編集] 連載
- 現在の連載
- おきなわとおちまさと(沖縄スタイル)
- REスペクツ!(REBOOT)
- お見合い写真(SENSE)
- 偉人伝心(イーキャリア)
- デアイデア(ポケディア)
- 過去の主な連載
[編集] プロデュース活動
NTTドコモでは新ブランド「ダットエムオー」を立ち上げ、ファッションデザイナーのカスタムジャケットを数々リリース。A BATHING APE、mastermind JAPANなど世界規模のブランドも参加した。併せて「ダットエムオー」プロジェクトと連動させたテレビ番組『カリスマスク』(テレビ朝日)では通常テレビでは見ることのできない有名デザイナーらが多数出演し話題を呼んだ[3]。
「カリスマスク」での映像を再編集してNIGOの魅力を最大限に引き出したコレクターズアイテムであるおちまさとプロデュースによるDVDマガジン『8TV25CH』vol.1、vol.2も発売。
また、サマンサタバサのバッグのデザインやエスグラントコーポレーションの子会社となる株式会社エスフィットの店舗名を「お部屋探しCAFE ヘヤギメ!」と名づけるなど幅広いプロデュース活動を行っている。
様々なジャンルに精通していて『anan』(マガジンハウス)『VoCE』(講談社) など女性誌、女性ファッション誌から『GQ JAPAN』『日本経済新聞』などビジネスマン向けのインタビュー取材まで数多く受けている。
[編集] 幅広い交友関係
『SPA!』(扶桑社)での連載「社長の腹」で数多くの経営者と対談し交友している[4]
[編集] クリエイターズカフェKOOTS
“若きクリエイターの卵のための駆け込み寺”をコンセプトに「クリエイターズカフェKOOTS」を2007.3.31〜2007.9.30の半年間限定で展開していた。「おちまさと」と「インテリジェンス」とタリーズコーヒーの「KOOTS GREEN TEA」との共同プロジェクト。
[編集] 企業プロデュース
おちまさとの公式ブログによると現在は下記の企業プロデュースにも着手している模様。
- 株式会社イミオ
- 株式会社インテリジェンス
- 株式会社イントゥワン
- 株式会社エスグラントコーポレーション
- お部屋探しCAFE ヘヤギメ!
- 株式会社クラウンジュエル
- 株式会社サイバーエージェント
- 株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド
- 株式会社ネットプライス
- 株式会社USEN
- 楽天株式会社
- トレンダーズ株式会社
- オイシックス株式会社
- 株式会社パートナーエージェント
- 株式会社スクリーンスタイル
- 株式会社オウケイウェイヴ
- レラカムイ北海道
[編集] レギュラー番組
- インターネットテレビ
- ダメイク
- 幸せのナンバーネイル
- 裸男セカンドシーズン
- ラジオパーソナリティー
- Lifestyle and Recommend program ’Reco’(TOKYO FM 2006年3月終了)
- Asahi SUPER DRY Access All Area(TOKYO FM 2005年3月終了)
- THE 放送サッカーズ(ニッポン放送 2007年3月終了)
- TOYOTA ピットイン・タイム たまけん(「玉川美沙 たまなび」内の1コーナー)(文化放送 2007年4月開始)
- Web連載
- ITmediajobs おちまさとの仕事の強化書
- 偉人伝心(イーキャリア)
- デアイデア(ポケディア)
[編集] プロデュースしたアーティスト
[編集] 脚注
- ^ その時の名前は本名の「越智真人」になっていた。
- ^ おちまさと 「言い換え文化は本質を隠すか」『Tokyo Ochimasato Land』2008年2月28日。
- ^ この中でA BATHING APEのデザイナーNIGOの自宅も公開。
- ^ 同書ではUSEN宇野康秀社長、サイバーエージェント藤田晋社長というインテリジェンス時代の師弟関係の対談を実現させている。