えのきどいちろう
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えのきどいちろう(男性、1959年8月13日-)は秋田県出身のコラムニスト。HC日光アイスバックスの運営会社である株式会社栃木ユナイテッドの取締役。本名は、榎戸一朗。
目次 |
[編集] 来歴・人物
中央大学杉並高等学校、中央大学経済学部卒業。大学在学中に仲間内で発刊したミニコミ誌「中大パンチ」が宝島の編集者の目に留まり、在学中からコラムニストとして活動を始める。消しゴム版画家のナンシー関は当時ホットドッグプレス編集部にいたいとうせいこうにえのきどが紹介して世に送り出した。
北海道日本ハムファイターズとHC日光アイスバックスの大ファンとして知られ、また自宅から本拠地が近いことがきっかけで観戦し始めた柏レイソルをはじめ、サッカー関連の著作も多い。
ラジオパーソナリティとしても活躍。これまでに数多くのレギュラー番組をもち、1996年から2000年にかけては文化放送で帯番組「えのきどいちろう意気揚々」を担当。AMラジオの激戦区である平日午前の時間帯で、独特の語り口で人気を集めた。また、2002年のサッカーワールドカップ開催前、および期間中にはスカイパーフェクTV!で事前番組「ワールドカップウィークリージャーナル」を、開催期間中は毎日「ワールドカップジャーナル」のキャスターを担当した。
ゲーム好きであり、Vジャンプに異彩を放って長年連載もしている。
[編集] 著書
- 「女子プロレスによろしく」
- 「えのきどいちろうニッポン非公認記録」
- 「社会の窓」
- 「新・ニッポン非公認記録」
- 「妙な塩梅」
- 「東京3D案内」
- 「井上陽水全発言」
- 「ラブなんだな」
- 「二十世紀の梨と真実」
- 「心配御無用」
- 「妙な塩梅」(文庫バージョン。以前、実業之日本社から単行本が出ていたが絶版。)
- 「西へ行く者は西へ進む」
- 「えのきどいちろうのサッカー茶柱観測所」
[編集] 出演
[編集] テレビ番組
- 「土曜倶楽部」(NHK教育テレビ)
- 「ワールドカップジャーナル」(スカイパーフェクTV!)
- 「ワールドカップウィークリージャーナル」(スカイパーフェクTV!)
[編集] ラジオ番組
- 「土曜ワイドハッピーTOKYO」(TBSラジオ)
- 「えのきどいちろうの深夜放送主義」(TOKYO FM)
- 「CLUB DE TOKIO」(J-WAVE/1993年〜1995年)
- 「吉田照美のやる気MANMAN! 〜マイクサイドボクシング・俺に言わせろ〜」(文化放送)
- 「えのきどいちろう意気揚々」(文化放送/1996年〜2000年)
- 「BATTLE TALK RADIO アクセス」(TBSラジオ/2000年11月より隔週月曜担当)
- 「くにまるワイド ごぜんさま~」(文化放送/2007年4月〜)
[編集] 言動
- ファンである日本ハムファイターズの北海道移転に対し
- 「日本ハムが北海道へ移転すると聞いて僕は札幌への移転を積極的に応援した。勿論ファンは反対のほうが強くて「どうして反対しないんだ」と言われたこともあった。でも、東京ドームでのファイターズ戦を見ていて内野席に客がいなくてガラガラ。これでは何処かフランチャイズの無い新天地に移転しないと球団に明日は無いと思っていたから賛成していた。それでいざ移転してみたら、今や北海道で野球といえばファイターズですよ。」(後に2006年、初の札幌開幕戦の中継にゲストで出演。超満員のスタンドを見て目を熱くした。)
- 日本ハム25年ぶりのリーグ優勝を目前にして
- 「僕は球場に入れない多くのファンに呼びかけたい。別の街、別の場所に住む友よ、魂の兄弟よ、姉妹よ。ファイターズは僕らの夢だ。何ひとつウソのない、まじりっ気なしの夢だ。心をひとつにしよう。テレビの前で、ラジオで、家庭で職場で、一心にチームを押そう。僕らは過去25年で最高のチームを持っている。今週は、その最大のチャレンジだ。」(2006年9月26日道新スポーツ)
- 2006年11月18日に行われた北海道日本ハムファイターズ優勝パレードでは、NHK北海道からゲストとして呼ばれ、報道席から優勝パレードを見守った。
- 中華航空の那覇空港での炎上事故(チャイナエアライン120便炎上事故)に対し
- 2007年8月20日に起きた中華航空の那覇空港での炎上事故についてのコメントで、「今、中国ではたとえば鉛を含有した玩具の製造など一連の問題が立て続けに起きています。これと絡めて各テレビのニュースが今回の中華航空の事故をどう扱うのか、に注目している」という主旨の発言をした。この発言は、中華民国(台湾)の航空会社である中華航空を、中華人民共和国の航空会社と勘違いしていたためと思われる。(TBSラジオ アクセス 2007年8月20日放送分)