うそつきクイズ
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うそつきクイズは、1979年7月23日-1980年9月26日(13:30-13:55)に日本テレビ製作にて放送された帯番組の爆笑クイズ番組である。ここでは「クイズスクエア」も記しておく。
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[編集] 概要
司会は元スリーファンキーズのリーダー・長沢純。2004年まで放送されたアメリカのクイズ番組「THE HOLLYWOOD SQUARES」を模した「三目並べ」形式のルール(この形式のクイズ番組は1970年に放送されたABCの「3×3がクイズ」が最初であるが、ライセンスを購入したのかどうかは不明)。タレント9人が縦3×横3の9マスにパネリストとして陣取っている。パネリストのうち1人は週替わりのゲストである。問題は珍問・奇問・ダジャレばかりで、パネリストの奇怪な解答、一般解答者(視聴者)もひっかけられたり、騙されることがウリであり、まさに爆笑の連続だった。また、正月にも1時間スペシャルが放送されていた。
[編集] 出演パネリストと配置順
ハナ肇 | かたせ梨乃 | 水野晴郎 (のちに当番組のルールを踏襲した「クイズ スクエア」の司会となる) |
ヒデとロザンナ | 藤岡琢也 (ホントともウソとも取れる意地悪な解答で人気があった) |
穂積隆信 |
黒鉄ヒロシ | 週替わりの ゲスト |
星正人 |
[編集] ルール
- 勝ち残りのペアと初挑戦のペアの対戦。「ハート」と「クラブ」を受け持つ。
- 解答者はパネリストを1人指名。司会者がパネリストに対して問題が出され、パネリストの答えが「YES」(ホント)か「NO」(ウソ)かを当てる。
- 先攻は初挑戦のペアであるが、両方ともに初挑戦の場合はジャンケンで先攻後攻を決めていた。2問目以降は交互に指名権が移る。
- 正解ならパネリストのマスに自分のマークが入り、不正解なら相手のマークが入る。ただし1列完成する問題で不正解の場合は空白のまま(スタッフのNGで点灯したこともあった)。
- 正解して獲得したマスが最終的に縦・横・斜めいずれか1列並べば勝ち抜け。1列完成せずにマスが埋まった場合は獲得したマスの多い方が勝ち抜けとなる(判定勝ち)。
- 勝ち抜き賞金は2万円。相手のマークが1つも入らずに勝ち抜いた場合はストレート勝ちとして4万円。判定勝ちの場合は1万円獲得。
- 勝ち抜いたペアは新たなペアを迎えて対戦する。
- 9マスのうち1つが「シークレットパネル」となっており(対戦ごとに変化)、その問題に正解すれば賞品獲得(時には賞品プラス特別ボーナス10万円もあった)。不正解の場合はその賞品は視聴者プレゼント。
- 勝ち抜き数5人でハワイ、10人でアメリカ西海岸のペア海外旅行を獲得。
- 初期には5人勝ち抜きにはフィリピン・プエルトアズール旅行と、15人勝ち抜きでヨーロッパ旅行獲得もあったが、廃止されている。
[編集] クイズ スクエア
「うそつきクイズ」のレギュラーパネリストの1人だった水野晴郎を司会に起用してリニューアルし、タイトルも本家に近い形に変更されて1980年4月14日-1980年9月26日まで放送された。ルールは「うそつきクイズ」と同じ。(ただし、クラブマークとハートマークは、横幅が広く表示されていた。)。放送終了1ヵ月後に毎週水曜日のゴールデンタイムの「逆転クイズ スーパービンゴ」としてリニューアルすることになる。
[編集] 前後番組の移り変わり
日本テレビ系 平日昼1時台後半 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
クイズ女性自身
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うそつきクイズ
クイズ スクエア |