新・旭日の艦隊
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新・旭日の艦隊とは荒巻義雄原作の架空戦記小説であり、『旭日の艦隊』、『紺碧の艦隊』の続編に当たる作品である。1997年に執筆を開始し2000年に同じ続編である『新・紺碧の艦隊』と共に完結した。巻数は18巻。文庫版は2006年12月から中公文庫として発売された。 コミック版は飯島祐輔によって描かれており、2003年には『日本オタク大賞』の審査員賞である『岡田特別賞』を受賞している。こちらはコミックオリジナルのストーリーも組み込まれたこともあり22巻で完結した。続編とはうたっているのものの、これまでとは正反対とも言える作風や、戦記モノとは思えないほどコメディ要素の多いストーリー展開、あまりに突出しすぎた兵器等により、旧作からのファンの間では賛否両論である。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 概要
『後世第3次世界大戦』を欧州方面の戦闘を中心に海中戦艦として生まれ変わった日本武尊の活躍を描く。
[編集] 題名
紺碧の艦隊を参照
[編集] キャラクター
[編集] 前作から引き続き登場するキャラクター
- 大石蔵良
- 旭日艦隊司令長官。休戦中は僧侶の姿に身をやつしていた(公式には戦死扱い)。前世ではコミック2巻の冒頭にて最終時は少佐だったことが判明する。
- 原元辰
- 大利根潮
- 品川弥治郎
- 元は紺碧艦隊の富嶽に乗っていたが日本武尊が改装された時、潜水室長として赴任した。
- 上野淳
- トロツキー
- コンラッド・フォン・ロンメル
- ハインリッヒ・フォン・ヒトラー
- 原作ではヒムラーに裏切られ幽閉されたがコミック版ではそうはならなかった。また、コミック版では前世の1954年の東ベルリンにて入手されたヒトラーの爪と髪と皮膚の一部から培養したクローン(前世において、ヨッヘンバッハとその息子が率いるナチス残党が数々の失敗を経て、2017年にようやく製造したもの)が転生したことが明らかにされた。(死因はナチス残党のメンバーを拘束して拷問と自白剤投与によってアジトを突き止めた、ナチス残党狩りを長年に渡って行っているイスラエル秘密警察、おそらくモサドの襲撃を受けたため。またこの際、彼の精神を安定させる為に製造されたエヴァ・ブラウンのクローンも培養カプセルを銃撃され、死亡・転生している。)
[編集] 今作から登場するキャラクター
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 日本
- 尾崎亜由美
- コミック版オリジナルキャラで新聞記者(原作には名前のみ登場する)。前世で飛行機事故に巻き込まれ後世に転生、日本武尊の健在を突き止めて乗り込んだところを見つかりそのまま従軍記者として参加する。超能力を有しており、日本武尊の危機を救うこともある。終盤に後世の戦前へ転生して大石蔵良の妻になる。(大石蔵良の記憶で、妻に関する部分が封印されていたのは、そのためである。)
- 村末寿美
- 新日本武尊付くのいち部隊の一員である女性士官。原作では一隊員に過ぎないがコミック版では隊長を勤め尾崎と組んでの活躍も多く、戦後はアクション女優として活躍した。
- 永澤義史
- 新日本武尊艦長。准将。
- 宮坂龍次
- 新日本武尊水雷長の中尉。元紺碧艦隊所属だが日本武尊が潜水戦艦になったため水雷屋が必要となり、大石が前原に頼んだところ推薦されたベテランである。紺碧艦隊のときは富嶽号の寺島大尉の下で副長をしていた。
- 柳井永一
- 新日本武尊砲術長の大佐。元比叡の砲術長だったが比叡が電子作戦艦に改装されたため転属していた。
- 永田潔
- 戦闘中枢の兵員監督責任者で大佐。人事管理の苦手な大利根の願いで大石が同階級の永田大佐を中枢室に配属させた。後に退役する。
- 宮本小十郎
- コミック版オリジナルキャラで「電光」艦長。少佐。
- 今津澪
- コミック版オリジナルキャラで「電光」副官。大尉。
- 三浦藍佳
- 大高の私設秘書。大のカルピス好きらしく、カルピス作戦の名前は彼女が思いついたそうだ。
[編集] アメリカ
- カール・J・マンフォード
- 米海軍大将。
- モートン・ボーリング
- 米海軍中将。マッサワ上陸軍司令官。
- ジョージ・トコロダ
- 日系II世の米陸軍中将。機甲師団を率いて瀬戸と共闘、ドンナーを撃破した。
[編集] ドイツ
- グスタフ・フォン・ナトルプ
- 地中海艦隊司令長官を勤める海軍元帥。フェルゼンに座乗し新日本武尊と交戦したが敗北し更迭される。コミック版ではこの後、潜水戦艦『レヴィアタン』を指揮して新日本武尊を後一歩というところで追い詰めながら救援に駆けつけた電光に敗れ、自由ドイツ海軍に参加する。コミック16巻では歳が63歳とであることが明かされている。
- ヨハン・ミッチェルリヒ
- イースター島要塞司令官。頭脳明晰で体型も完璧だが唯一灰色の目と髪をもつせいで新貴族になれなかった。
- 大石と密約を交わし連合側に寝返り、自由ドイツ軍に参加。なおコミック版では幼馴染の元空母ザクセンの艦医ギルフォーデス大佐とともに登場することが多い。
- アゥグスト・ヴィーガント
- 独東方総監の元帥。保身術に長けており、ゲーリングなどと違って左遷されたりすることもなかった。実は後世大モルトケを匿っている。手勢と共に連合側に寝返り、自由ドイツ軍に参加。コミック版では戦後高齢を理由に退役し、孫に囲まれて幸せな余生を過ごした。
- デュリーフェン
- ウクライナを統括する東部戦域軍司令官・元帥。築城家としての能力も高い。大モルトケの説得に応じ自由ドイツ軍に参加。
- メスバウナー
- クレーブスを指揮する武装SS元帥。
- リーフマン
- 『墓標』機甲軍団を率いるSS上級集団指揮官・武装SS大将。典型的なナルシストで自軍のザルクに取り付けるタイルを追加発注した程。しかし日本・東シベリア連合の奇策の前に敗退。
- フリッツ・フォン・マクシミリアン・ラング
- コミック版で登場する情報部所属の情報将校で階級は大佐。プードルとともにネオ日本武尊に捕らわれ捕虜になる。その後は自由ドイツ軍に参加。戦後は当然のようにNATO(後世のNATOは前世の軍事同盟よりもECのような経済共同体である。)情報部に収まった。
[編集] 登場兵器
[編集] 日本(艦船)
- 新日本武尊
- 旭日艦隊旗艦。休戦中に大改装を受け海中戦艦として生まれ変わった。
- コミック版での最終形態。
- 潜輸 特ロ型潜
- 海兵隊員1000人を収容できる大型輸送潜水艦。隊員を迅速に揚陸するため両舷に14基のハッチを持っている。
- 弟橘比売(潜鯨三型)
- 日本武尊専用の補給用大型輸送潜水艦。動力は原子炉のため通常なら大量に必要な燃料の分も輸送することができる。輸送方法は鎗鯨丙型と同じ。同型艦は布多遅比売、美夜比売。
- 海鼠
- 兵員輸送能力を持つ新型海底匍匐戦車。
- 海天狗
- 海鼠の派生型で高所への揚陸用に梯子を装備した型。
- 海猫
- 探査用海底匍匐潜水艇。セラミック製であることを活かし掃海任務も行える。
- 海象
- 陸送式湖沼型特殊潜水艦。角瓶型ユニットが10個つながっていて、簡単に言えば海中列車という様な形状をしている。各ユニットにそれぞれ履帯、ディーゼルエンジンがあり、上陸時は歩兵戦闘車として活躍する。しかし列車のような長さのため、回頭や上下運動などは苦手で速度もあまり出ない。
- 戦略空母「建御雷」
- 二回の改装を受け、航空攻撃のほかに地上部隊輸送艦としても活躍した。
- 金剛
- 金剛を大改装して電子作戦艦にしたもの。高杉艦隊の新旗艦。主砲は外されており対潜ヘリを数機積み、対潜攻撃に特化している。コミックでの外観は面影を残しつつ後部にアングルドデッキを持っているが『新紺碧』での艦橋の外観はこんごう型護衛艦のものになっていた。
- 天日鷲
- 終盤で登場する航空母艦。鏡龍を運搬するだけでなく垂直離着陸機も運用可能。
- 電光
- 須佐之男号の2番艦。コミックオリジナル兵器の一つ。(ネーミングは押川春浪の『海底軍艦』に登場する電光艇に由来する。)
[編集] 日本(陸上兵器)
- 10式戦車『蒙古』
- 第三次大戦初期に投入された新主力戦車。主砲は120㎜砲である。コミック版『新紺碧』での外観は90式戦車そのものだった。
- 忍者
- 偵察用オートバイ。
- 覇王
- 後半で登場する120㎜砲を装備した新型主力戦車。車体やエンジンまで全てNFセラミック製で88mm高射砲の水平撃ちにも耐える防弾性能の高さがあり成形炸薬弾も効かない。主機はダッシュ性能を重視したためガスタービン。バットマンとトロツキー戦車とは多くの互換性がある。
- 炎王
- 捕獲したティーゲル戦車をセラミックでかたどった張りぼての移動トーチカ(中身は軍用トラックで武装は機銃のみ)。主に敵への心理作戦や囮として使われるが1500m以上であればザルクの砲撃に耐えられる防御力を持つ。
- 猿人
- 必要に応じて無限軌道走行とタイヤ走行に切り替えられる装甲兵員輸送車。
- 河王
- 105㎜砲を装備したホバークラフト戦車。航空機用ロケットエンジンを装備しており、使用時の最高時速は200kmに達する。
- 忍電
- 電子戦用装甲車。
[編集] 日本(航空機)
- 紫鳳
- 開戦前に就役した電子戦用大型水上機(飛行艇ではない)。
- B29
- 日米和平の後からアメリカから貰い続けたB29だが依然として日の丸戦略空軍の主力である。後半になっても新型機関砲などの装備を改装され最後まで主力であった。
- 亀光
- B29の装甲だけを剥がし、セラミックで型取りした防弾性能抜群の爆撃機。Ⅲ型は30㎜機関砲を大量に積んだ掃射機である。日の丸戦略空軍に所属。
- 流鬼
- 30mm斜め機関砲を下部に装備した噴式対戦車攻撃機。
- 緑火
- 噴式水上攻撃機。複座。
- 翠燕
- 小型噴式水偵。
- 煽鬼
- 後半から登場した攻撃ヘリコプター。対地噴進弾、30㎜機関砲による対地攻撃や、空対空噴進弾による攻撃をする。九鬼旅団が装備しており、偵察など数々の任務をこなした。ちなみに基本技術は米国、噴進弾は東方エルサレム共和国、エンジンは英国製(製造工場は香港)。
- 鏡龍
- 日本の作った円盤機。速度は時速1000㎞以上。武装は腹部に6基の空対空噴進弾を装着している。乗員3名。操縦席が三菱のマーク状に配置されているのが特徴。
[編集] ドイツ(艦船)
- シックザール
- 水上偵察機や工作員潜入用舟艇を搭載しているとされる偵察用潜水巡洋艦。オホーツク海で室蘭へ向かう改装前の日本武尊と遭遇したが大石の奇策が功を奏し見破れることはできなかった。
- フェルゼン
- 紅海での戦闘で登場したヒトラー設計の奇想戦艦。その巨大さ故に7隻に分離してスエズ運河を通る。対地攻撃用にゲルマン砲1門、38cm連装砲10基、対空砲1000基以上を装備。ゲルマン砲を積んだ艦の周りはほとんど空になっており、魚雷を食らっても本体には大きなダメージはなく被雷したところも水中溶接ですぐに直る。ヒトラーの言うとおり不沈戦艦といえるぐらいの艦であるが新日本武尊との交戦で沈没する。
- ちなみにコミック版ではゲルマン砲が2門に増やされている。
- グロース・ドイッチュラント
- コミック版オリジナルの三胴戦艦。フェルゼン建造時のノウハウが生かされており、かなりの砲撃精度を持っている。主砲は47口径42㎝砲11門。排水量は91000トン。
- シンフォニー級
- 前面に40cm連装砲2基を装備した潜水戦艦。推進時には騒音を発生するため作戦時には護衛の僚艦の随伴が不可欠。
- オペラ級
- スレイブニルS型と同じ全通飛行甲板を持った半双胴艦型潜水空母。戦時増産型に位置づけられているが左舷に舷側エレベーターを装備しており使い勝手は良い。
- スルト型
- 潜水空母。連装砲塔を装備している。バブ・エル・マンデブ海峡での蒙古との戦闘で沈没しヒトラーの怒りを買うことになる。
- クレーブス
- 遠くからみれば岩壁に見えるが正体はV号弾を10基以上装備し15インチ砲も備えた海上要塞。移動時には他艦に引っ張ってもらわなければならないがそれでも3ノットぐらいでしか進まない。しかし、複数のケーソンで構成されているため雷撃を受けた場合は被弾部分だけ切り離してエアバックを追加することによって浮航することが可能。最終的に新日本武尊の砲撃でV号弾を破壊され炎上、その軍事的価値を失った。
- レヴィアタン
- コミック版オリジナルの電磁推進式海中戦艦。新日本武尊を後一歩で追い詰めながら電光に敗北する。なお、動力炉はそのまま核爆弾としても使える。
- ゲシュペンスト
- コミック版オリジナルの思考制御潜水艦。ヒトラーのクローン「ツヴァイ」が操縦する。
[編集] ドイツ(陸上兵器)
- パンターII
- 初期から登場するパンターの新型。性能ではティーゲル戦車よりは劣るものの、正面装甲は遠距離からの105㎜砲弾に耐える防御力を有している。
- ザルク(棺桶)
- 終盤で登場する駆逐戦車。特殊なタイルを複合装甲として成形炸薬弾は効かない。ただ用途を教えずにタイルを窯業業者に発注したため兵器らしからぬ色彩になってしまった。
- ドンナー
- 終盤で登場した陸上戦艦。原作では戦艦から転用した38cm砲と副砲まで装備している。移動は劣化ウランを使ったジャッキで芋虫のように這って移動をするが、擬装用に車輪がつけられている。コミック版では中盤から登場し外観は芋虫の形状になっていた。
- ドンナー水陸両用型
- コミック版で登場する派生型だが完全に防水されておらず、潜航時には乗員は潜水服を着用しなければならない。
- グングニール
- 終盤で投入された170mm砲を装備した巨大な対戦車マンモス自走砲。巨大すぎるため動きも遅く、砲も回転できない。
- プードル
- コミック版で登場する思考制御戦闘車両。ゲシュペンストと違って、誰でも操縦可能なように簡易化されている。
[編集] ドイツ(航空機)
- ヒンデンブルク
- 大陸間重爆撃機。
- 針鼠
- ヒンデンブルクに機銃を増備した編隊直衛用掃射機。
- ラーム
- 胴体と操縦席を分離したレシプロ&ジェット戦闘爆撃機。20mm機関砲、30mm機関砲各2門を搭載し爆弾搭載量900kg。アカバ湾で新日本武尊を襲い、大石はじめ艦橋見張員を機銃掃射で負傷させた。
- ドライエッグ
- 胴体エンジンの他に両翼端にエンジンを一基づつ装備し操縦席が機尾に置かれているという形状をしたレシプロ戦闘爆撃機。
- フリッグ
- 終盤で登場した誘導爆弾『グナー』を運用するジェット爆撃機。
- ホルス22
- ホルス16は時速2000㎞以上の速度だがそれに乗れるのは特殊な薬物を使い内臓などを強化したサイボーグだけという重大な欠点があるため速度を落とした(それでも時速1000㎞を越える)17,18,19型を作った。22型は(一応)偵察機だった16型とは違い、35mm機関砲を装備した迎撃専用機である。
[編集] アメリカ(艦船)
- イエローストン
- 満載排水量13万t、搭載機数160機以上を誇る双胴式航空母艦。被弾しやすい双胴式の理由は、敵陸上基地への攻撃基地としての役割を考え作られているからで軍艦では世界一の大きさを誇っている。甲板は特殊コンクリートで固められている。
- ミッキーマウス級
- アイオワ級に代わる戦艦。空母護衛を主目的として建造されたため40cm3連装主砲2基と少ないが新型電探や自動装填装置によって戦闘力はアイオワにも引けを取らない。
- ベッテイ級
- 40ノットの最高速度を持つ対潜駆逐艦。
- ノーチラス号
- 試験航海中の須佐之男号が南極海で遭遇した巨大原子力潜水艦。
- サラトガ
- コミック版オリジナルの潜水戦艦。電光との戦いに敗れたレヴィアタンの機関を引き上げてコピーした艦であり、米国初の電磁推進艦である。単体での力は日独に及ばないが、年に5,6隻建造可能という量産能力がある。なお、史実同様の後世サラトガはトレス海峡での海戦において自沈に追い込まれている。
[編集] アメリカ(航空機)
- D-1 フライングタンク
- 史実同様のB32ドミネーターをベースにした爆撃機護衛用掃射機。従来からの防御機銃に加えて20mm機関砲2、主翼遠隔操作式機銃8、前部砲塔を拡大して35mmガトリング砲を追加装備している。
- ヤンキース
- 噴式艦上急降下爆撃機。
- エアアキュダ
- 五座式双発噴式迎撃戦闘機。武装は前方旋回式37㎜機関砲2門、後方旋回式12.7㎜機銃2門、7.7㎜機銃2挺。さらに防弾性能にも優れているため空中戦車と呼ばれている。
- アルファルファ
- 終盤で登場した戦闘機。
[編集] アメリカ(その他)
- バットマン
- 米の新型主力戦車。覇王、トロツキー戦車とは多くの互換性がある。
- ポパイ
- 潜水艦と戦車の2つにこの名が付けられている。
- ポパイ級潜水艦
- 動力はディーゼル+電動推進と日独と比較すると大きく遅れをとっている。
- 主力戦車『ポパイ』(愛称)
- 終盤で登場。覇王と兄弟機に当たるため部品の共用が出来る。名前はポパイが力持ちだからということでつけられたようだ。上述のバットマンとの関係は不明。
- ビーバー
- コミック版で登場した水陸両用陸上戦艦。
[編集] その他
- トロツキー戦車
- 東シベリア共和国の新型主力戦車。なによりも積雪地での活動を考えた設計で機関もガスタービンになっている。防弾性能も覇王と同じく傾斜を多く、車高も低くして高めている。覇王、バットマンとは多くの互換性がある。主砲は120㎜。
- トリスタンとイゾルデ
- コミック版でヒトラーが最終兵器として投入した核攻撃用有人衛星。成層圏までは飛行船で運ばれそこからロケットブースターで大気圏を脱出する。船体の下には一基当り200kTの破壊力を持つ核弾頭を72個搭載。その内一個を米海軍北大西洋艦隊(戦艦4隻・空母6隻主力)に使用して壊滅に追い込みニューヨーク攻撃を計ったが間一髪のところでネオ日本武尊の砲撃を受けて大破、そのまま地球の引力圏に捉えられて散華した。
- 地中戦車「土竜」
- コミック版で登場する日本軍の地中戦車。ドリルで地中を掘り進み、10名の完全武装の兵員を輸送できる。