天竺川
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天竺川 | |
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水系 | 一級水系 淀川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 7.635 km |
水源の標高 | -- m |
平均流量 | -- m³/s |
流域面積 | -- km² |
水源 | 千里丘陵 |
河口(合流先) | 神崎川 |
流域 | 大阪府豊中市 |
天竺川(てんじくがわ)は、大阪府の豊中市を流れる淀川水系の一級河川。神崎川の支流。下流部は典型的な天井川となっている。
目次 |
[編集] 地理
大阪府豊中市北部の千里丘陵(上新田)に源を発し、南西に流れ出る。一級河川の開始点は豊中市大字上新田地先の府道落合橋になる。途中で、兎川が合流する。その後、豊中市内を南流し、服部緑地の西端を通り、服部、庄内両地区東端を天井川となって下り、豊中市南端で神崎川に合流する。また、天竺川の両岸の堤防には、松が多数植わり、美しい松並木になっている。
[編集] 歴史
天竺川の名前の由来は、流域近くにあった「天竺山石蓮寺」とされる。また、水が少なく砂ばかりのため、天竺の流沙河に由来するともいわれる。
天竺川は、昔から洪水が多かった。決壊のたびに何度も堤防を高く作り直したため天井川となった。
[編集] 摂津名所図会 巻六 天竺川(てんぢくがは)
水源(みなもと)稲野山(いなのやま)より流れて、上津島(かみつしま)・椋橋(くらはし)を歴て三國川へ入る。 常には水なくして、平沙(へいさ)永く連り、千歩に及ぶ。 故に天竺川の俗称あり。
[編集] 流域の自治体
- 大阪府