大井川町
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大井川町(おおいがわちょう)は、静岡県の中部に位置し、大井川が西側に流れ南に駿河湾をのぞむ町で、地方交付税不交付団体である。
春と秋の2回桜エビ漁が行われる。
目次 |
[編集] 地理
気候は駿河湾に流れ込む黒潮の影響により冬でも温暖である。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
[編集] 沿革
、ほぼ現在の大井川町に当たる地域は、中世には、大井川がいまより一里ほど北東を流れ、大井川の右岸だったため、遠江国榛原郡(とほたふみのくにはりはらのこほり)に属していた。江戸時代における度重なる流路変更により大井川左岸になったため、1879年駿河側の志太郡に移管した。
- 1955年3月:相川村・静浜村・吉永村が合併し発足。
[編集] 行政
- 町長:池谷薫
[編集] 平成の大合併
藤枝市・焼津市・岡部町との合併協議会に参加していたが「合併後の財政事象が不安」との理由で2003年に合併協議会から脱退。
しかし、2006年6月に町長が市町村の合併の特例等に関する法律の期限内に焼津市との合併を推進する意向を表明。11月に焼津市との1市1町合併協議会設置議案が可決(焼津市側でも12月に可決)され、2007年4月2日に合併協議会が設置。合併方式を焼津市への編入、合併期日を2008年11月1日として、協議が続けられている。
[編集] 人口
大井川町と全国の年齢別人口分布図(比較) | 大井川町の年齢・男女別人口分布図 |
■紫色は大井川町
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
総務省統計局 / 国勢調査(2005年) |
[編集] 経済
[編集] 産業
- 主な産業は農業・漁業・製造業である。
- 交通の便のよさと、大井川の地下水が豊富に使えるという利点を生かして日清食品やソニー・ミュージックエンタテインメントなどの工場が立地している。
[編集] 地域
[編集] 健康
- 平均年齢
[編集] 教育
- 大井川町立大井川東小学校
- 大井川町立大井川西小学校
- 大井川町立大井川南小学校
- 大井川町立大井川中学校
- 静岡県立大井川高等学校
[編集] 国の機関
[編集] 交通
- 現在、町内には鉄道路線はない。おもに東海道本線藤枝駅・西焼津駅・焼津駅を利用する。1970年7月までは静岡鉄道駿遠線が町内を走っていた。
- 東名高速道路が通っているが、インターチェンジはない。大井川新橋[1]の建設により対岸の吉田インターチェンジへのアクセスが改善される。また、藤枝市境付近にスマートインターチェンジを建設する構想がある[2]。
[編集] 路線バス
- しずてつジャストライン
- 大井川町営バス
- 高速バス
- 東名高速道路上に大井川バスストップがある。
- ジェイアール東海バス
- しずてつジャストライン
[編集] 道路
- 一般国道
- 主要地方道
[編集] 船舶
町営の港、大井川港がある。
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 藤守の田遊び(3月17日)藤守(郷)に鎮座する大井八幡宮で行われる。田遊び祭に参加する資格があるのは、氏子の未婚男子。奉納される踊りは1年の農作を表現している。1977年5月17日に国の重要無形民俗文化財に指定された。
- 大井川野鳥園
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ (静岡県/大井川新橋(仮称)を建設中です。(静岡県建設部島田土木事務所)
- ^ 静岡県内ニュース(政治・経済):東名焼津―吉田に新IC 24年度運用目指す(静岡新聞)
[編集] 外部リンク
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