京王電鉄バス桜ヶ丘営業所
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京王電鉄バス桜ヶ丘営業所(けいおうでんてつバスさくらがおかえいぎょうしょ)は、東京都日野市落川4番地の898にある京王電鉄バスの営業所。日野市、多摩市を主な営業エリアとし、八王子市、府中市、国立市、立川市へも乗り入れる。また日野市より委託を受け、日野市ミニバスを運行している。営業所を示す記号は「S」。
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[編集] 沿革
- 1964年5月16日 - 京王帝都電鉄府中営業所桜ヶ丘支所開設。
- 1983年7月 - 桜ヶ丘営業所多摩車庫開設。
- 1984年4月2日 - 営業所を多摩車庫に移転、多摩営業所桜ヶ丘支所となる。
- 2003年頃 - 京王電鉄バス桜ヶ丘営業所となる。
- 2007年8月5日 - 当営業所においてPASMOを導入。
[編集] 現行路線
[編集] 聖蹟桜ヶ丘駅~中河原駅~都営泉二丁目線
- 桜08:聖蹟桜ヶ丘駅~中河原駅~稲荷神社~四谷六丁目~都営泉二丁目
- 桜09:聖蹟桜ヶ丘駅←中河原駅←NEC正門←四谷六丁目←都営泉二丁目
- 中02:中河原駅~稲荷神社~四谷六丁目~都営泉二丁目
- 中03:中河原駅~NEC正門~四谷六丁目~都営泉二丁目
- 中河原駅~(急行)~NEC正門
[編集] 聖蹟桜ヶ丘駅~府中四谷橋~国立駅線
[編集] 聖蹟桜ヶ丘駅~東電学園線
[編集] 聖蹟桜ヶ丘駅~帝京大学構内線
- 桜87:聖蹟桜ヶ丘駅~一の宮~和田~帝京大学北~百草団地南~帝京大学構内
- 桜87:聖蹟桜ヶ丘駅~(急行)~百草団地南~帝京大学構内
- 聖蹟桜ヶ丘駅から東京都八王子市大塚の帝京大学八王子キャンパスへ向かう通学路線。急行は平日の日中のみ。
- 聖蹟桜ヶ丘駅から帝京大学北までは後述の高22・27系統と同一経路。
[編集] 聖蹟桜ヶ丘駅~桜ヶ丘二丁目線
- 桜91:聖蹟桜ヶ丘駅~浄水場前~桜ヶ丘二丁目
- 桜91:聖蹟桜ヶ丘駅→浄水場前→桜ヶ丘二丁目→桜ヶ丘車庫
- 聖蹟桜ヶ丘駅と桜ヶ丘地区の住宅地を結ぶ路線。
- 聖蹟桜ヶ丘駅を出るとまっすぐ南下、霞ヶ関橋で大栗川を渡ると丘へ上り、低層住宅の並ぶ桜ヶ丘地区のほぼ中央を抜けて終点桜ヶ丘二丁目へ至る。その先桜ヶ丘車庫まで運行されるのは休日の1本のみである。
[編集] 高幡不動駅~多摩動物公園駅~多摩テック線
- 高12:高幡不動駅~下程久保~多摩動物公園駅~上程久保~多摩テック
- 動22:多摩動物公園駅~上程久保~多摩テック
- 東京都日野市の多摩テックへ向かう路線。ただし運行は休日の朝のみ、多摩テックの営業開始時間よりも前である。
- なお多摩テックへは多摩動物公園駅より無料送迎バスがある。
[編集] 高幡不動駅~百草団地~聖蹟桜ヶ丘線
- 高21:高幡不動駅~高幡台団地~百草団地
- 高22:高幡不動駅~高幡台団地~百草団地~帝京大学北~和田~一の宮~聖蹟桜ヶ丘駅
- 高25:高幡不動駅→高幡台団地→百草団地→百草園住宅→三沢台下
- 高27:高幡不動駅~高幡台団地~百草団地入口~帝京大学北~和田~一の宮~聖蹟桜ヶ丘駅
- 東京都日野市の高幡不動駅から、高幡台団地、百草団地を経由して聖蹟桜ヶ丘駅へ向かう路線。
- 2006年4月3日、それまで二箇所に分かれていた百草団地停留所のうち、市道沿いにある停留所を百草団地入口と改称、団地内に入った所にある折返場(高21系統が使用)を従来通り百草団地停留所とした。
- 高21系統は朝と夕方以降の運行。高22系統は高21系統の運行のない時間帯に、高27系統はは高21系統の運行時間帯に運行される。なお百草団地から聖蹟桜ヶ丘駅への通勤利用はほとんどない。
- 高25系統は深夜バスのみ運行されている。
[編集] 高幡不動駅~帝京大学構内線
- 高23:高幡不動駅~高幡台団地~百草団地入口~百草団地南~帝京大学構内
- 高幡不動駅から帝京大学八王子キャンパスへのアクセス路線。乗り場は高22系統などと同じで、団地住民など学生以外の一般客の利用も多い。
[編集] 高幡不動駅~桜ヶ丘車庫線
[編集] モノレール北~日野駅線
10月16日より
[編集] 日野駅~高幡不動駅線
- かつては日01系統がメインルートだったが、現在は平日の早朝を中心とした数本と土曜休日の早朝1本にされるのみ。
- 日03:日野駅~実践女子短大~EPSON前~高幡橋~高幡不動駅
- 出庫の関係でEPSON前始発日野駅行の区間便がある。
[編集] 分倍河原駅~都営泉二丁目~日野駅線
[編集] 立川駅北口~日野橋~高幡不動駅・日野駅線
- 立64:立川駅北口~立川市役所~日野橋交差点~日野橋南詰~下田~万願寺グランド~高幡橋~高幡不動駅
- 立73:立川駅北口~立川市役所~日野橋交差点~日野橋南詰~日野警察~日野駅
- 東京都立川市の立川駅と高幡不動駅・日野駅を結ぶ路線。立73系統は平日1往復のみ運行。
- 立川駅北口を出ると都道16号(立川通り)を進み、日野橋交差点を直進して都道256号(旧国道20号・甲州街道)へ入り日野橋南詰交差点へ至る。日野駅行きはこのまま都道を進んで日野駅へ至る。高幡不動駅行きは左折して都道503号へ入り、中央自動車道の下をくぐって下田へ。その先万願寺地区の住宅地を抜け、高幡橋を渡って高幡不動駅へ至る。
- かつては立63系統として運行され、下田~高幡不動駅間は高51系統と同じ経路(多摩都市モノレールの下を走る)で運行されていたが、2000年1月10日のモノレール開業と同時に現行経路に変更し、立64系統となった。
[編集] 日野市ミニバス
担当路線の一覧を示す。詳細は日野市ミニバスの記事も参照。
- 旭が丘循環路線
- 日05:日野駅~実践女子短大~日野市役所~泉塚~市立病院入口~豊田駅北口~旭が丘→豊田住宅→旭が丘六丁目→旭が丘(→日野駅)
- 平山循環路線
- 日野市役所~泉塚~市立病院入口~豊田駅北口~西平山三丁目南~平山城址公園駅→平山二丁目→七曲り公園→都営平山四丁目アパート→平山城址公園駅(→日野市役所)
- 南平路線
- 高05:高幡不動駅~鹿島台~北野街道口~吹上~日野市役所~実践女子短大~日野駅
- 高06:高幡不動駅~鹿島台~北野街道口~吹上~泉塚~市立病院入口~豊田駅北口
- 高06:高幡不動駅~鹿島台~北野街道口
- 三沢台路線
- 高20:高幡不動駅~三沢台下~百草園住宅~和田~一の宮~聖蹟桜ヶ丘駅
- 市内路線
- 落川路線
- 高52:高幡不動駅~第八小学校西~落川通り西~落川~百草園駅北~桜ヶ丘車庫~聖蹟桜ヶ丘駅
[編集] 廃止路線
- 桜03:聖蹟桜ヶ丘駅~中河原駅~NEC正門~四谷六丁目~都営泉二丁目~四谷六丁目~稲荷神社~中河原駅~聖蹟桜ヶ丘駅(四谷循環)
- 2003年5月9日、廃止。路線を分割し、桜08・09系統へ。
- 中01:中河原駅~NEC正門~四谷六丁目~都営泉二丁目~四谷六丁目~稲荷神社~中河原駅(四谷循環)
- 2003年5月9日、廃止。路線を分割し、中02・03系統へ。
- 午前中はNEC正門先回り、午後は稲荷神社先回りで運行されていた。
- 立63:立川駅北口~立川市役所~日野橋交差点~日野橋南詰~下田~万願寺~日野高校~高幡不動駅
- 2000年1月10日、廃止。下田~高幡不動駅間の経路を変更し、立64系統へ。
- 桜82:聖蹟桜ヶ丘駅~一の宮~和田~帝京大学入口~帝京大学折返場
- 桜87開設までは帝京大学系統便の中心で、平日・土曜日は高頻度で運行されていた。桜87開設後に廃止。
[編集] 車両
1995年前半までは、毎年三菱ふそうを導入していた。しかし、1995年にバリアフリーの一環で中型長尺車の日産ディーゼル・JPを導入して(画像を参照)、これ以降1999年から2005年まで毎年導入された(一部は京王電鉄バス府中営業所、多摩営業所、八王子営業所からの転属を含む) これ以降、三菱ふそうを導入することがなくなった。 また、日野市ミニバスの運行にあわせ、1996年から1998年にかけて、小型バスのRNを導入した(一部は多摩営業所、府中営業所、京王バス中央・府中営業所、京王バス南・南大沢営業所(南大沢京王バス時代に移籍した)からの転属を含む)。 また、日野市ミニバスには日野・リエッセも導入されている。 この他、日産ディーゼル・RMのノンステップバスを2003年に導入している。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 『BJハンドブックシリーズR62 京王電鉄バス・西東京バス』 BJエディターズ/星雲社、2007年9月1日、ISBN 978-4-434-10234-9