上阪駅
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上阪駅(こうざかえき)は、かつて滋賀県(現在の米原市)の東海道本線旧線に設けられていた駅(廃駅)である。
[編集] 概要
長浜駅から大垣駅・武豊駅に至る現在の東海道線が建設されたとき、1885年の9ヶ月間だけ設けられていた鉄道駅である。営業期間が極端に短いことから、「幻の駅」としてよく取り上げられる。 廃線後は一時、馬車路線として機能していた。そのなごりで沿線には馬車をあしらった銘菓・馬車せんべい、饅頭などを販売する店も現存している。 駅跡はすでに道路の一部となっており、現存しない。
[編集] 歴史
- 1883年(明治16年)5月1日 - 関ヶ原~長浜間開業。
- 1885年(明治18年)3月16日 - 春照駅~長浜駅間に当駅開業。
- 1885年12月10日 - 当駅廃止。
- 1889年(明治22年)7月1日 - 分岐点(後の深谷駅)~長岡~米原~馬場間延長線開業にともない分岐点~長浜間休止。
- 1891年(明治24年)1月12日 - 深谷~長浜間が貨物線として運行再開。関ヶ原~長浜間に深谷駅開業。当駅は復活せず。
- 1899年(明治32年)12月28日 - 関ヶ原~深谷~長岡、深谷~長浜間廃線。