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ロマンシング サ・ガ3 - Wikipedia

ロマンシング サ・ガ3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ロマンシング サ・ガ3』 (Romancing Sa・Ga3) は1995年11月11日スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコンコンピュータRPG。出荷本数約130万本。「ロマサガ3」、「ロマスリ」などの略称がある。サガシリーズ全体では6作目にあたる。

ロマンシング サ・ガ3
ジャンル コンピュータRPG
対応機種 スーパーファミコン
開発元 スクウェア
発売元 スクウェア
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 1995年11月11日
価格 11,400円
売上本数 130万本
  

目次

[編集] 概要

SFC時代のスクウェアにおいて、FFシリーズと肩を並べるほどの人気と完成度を誇ったシリーズの第3作。本作はSFC時代の後期に作られた事もあり、緻密に描き込まれたグラフィックや、キャラクターの繰り出す技・術法などのアニメーションによる演出の派手な美しさは、SFC史上でも最高峰に位置すると言われる。特に新要素であるキャラクター複数が同時に行う「陣形技」の演出は目を見張るものがある。

SFCがハードとしての晩年を迎えており、やや慌ただしく発売された事情もあって、開発段階で没になったイベントやアイテムも多い(ちなみに、スクウェアは翌年2月にプレイステーション参入を表明した)。当時のスーパーファミコンソフトの高額なロイヤリティと分納出荷ルールによって、大幅な値崩れを生み出してしまった作品でもある(発売から10年近く秋葉原ソフマップに新品状態のまま箱が積まれた)。

前作よりやや易しくなったゲームバランスと自由度も含め、総合的に見て高い完成度を誇る作品と称される。やりこみの要素が多く、練磨の書というやりこみをファン向けに流布した攻略本も話題になった。現在、この攻略本の入手はきわめて困難である。

[編集] 主な制作スタッフ

  • 河津秋敏 - 制作総指揮、ゲームデザイン、シナリオ
  • 伊藤賢治 - 音楽
  • 小林智美 - キャラクターデザイン
  • 小泉今日治 - バトルデザイン
  • 篠宮淳一 - マップディレクター
  • 高井浩 - バトルエフェクトデザイン
  • 穴澤友樹 - メインプログラム
  • 渋谷員子 - キャラクターグラフィック(メインキャラクター)
  • 岡宮道生 - プロデューサー

注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] システム

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
フリーシナリオ
フリーシナリオシステムを、前々作、前作に引き続き採用。また、前々作の、8人の男女の中から好きなキャラを主人公に選択できるシステムを採用。ただし、前々作とは違い、主人公達はオープニングで共通の事件に巻き込まれ、その後初めて独自行動に移る展開になっている。尚、各主人公のエンディングは複数のパターンが用意されており、イベント攻略の有無やパーティーメンバーの編成により変化する。
移動
シリーズおなじみのマップを選択して移動する方式となっている。本作では更に利便性の向上が図られ、最初から世界地図で各地域が選択でき、一度進入した街・ダンジョンなどへは無条件で移動できるようになった(一部例外あり)。シナリオの進行具合で、世界地図がより広がることもある。
ダッシュについては敵と接触時のペナルティはそのままだが、ダッシュ時は敵シンボルが影になり、視界がさえぎられることはなくなった。しかし同時に敵シンボルに気づきにくくなり、細かい操作もしづらいため、戦闘を回避しづらくなっている(ただしこれはメリットとデメリットの並存と見ることもでき、一概に問題点と言うわけではない)。
性別
本作では男女の他に、「無性」と「両性」の合計4種が存在する(「無性」「両性」はゲーム内では「性別不明」と表記)。
主人公を含めた全てのキャラで固定で、変更は不可能。性別が及ぼす影響は、異性を対象にした魅了効果が発揮されるか否か、特定の技による特効、特定の装備品による魅力の減少などがある。性別によるパラメータ等への影響はない。
なお異性を対象にした魅了効果に関しては、「両性」は男と女の両方からの魅了を受け(逆に言えば男と女の敵両方を魅了することが可能)、「無性」はどちらからも魅了されない(逆に言えば敵を魅了できない)という違いがある。
宿星
各キャラに設定されている星。主人公は選択時に変更が可能で能力値に影響する。
  • 歳星・狩人の星 - 主に素早さが上昇する。
  • 熒惑・学者の星 - 主に魔力が上昇する。術使いに多い。
  • 鎮星・王者の星 - 主に魅力が上昇する。
  • 太白・武人の星 - 主に腕力、体力が上昇する。
  • 辰星・商人の星 - 主に器用さが上昇する。
武器
攻撃するための装備。各武器ごとに様々な特徴がある。片手用の武器は盾との併用及び二刀流が可能。表示はされないがすべての武器に重量が設定されており、軽いほど命中率や回避技・カウンター技の成功率が上昇する。
各キャラには得意武器が設定されており、能力値と技の閃きやすさに影響する(素手での格闘である「体術」を含む)。主人公は選択時に変更が可能。得意武器が「なし」に設定されている場合、術を得意とする。
  • - 片手用。技のバリエーションが多く、穴らしい穴が無い万能型の武器。
  • 大剣 - 両手用。高威力だが範囲攻撃は殆ど無く、多数の敵を相手にするのには向かない。敵の武器を奪い取れる技が存在する。
  • - 片手用。高威力だが命中率に難がある。遠距離攻撃の技が多く、斬撃と打撃の両方の属性を持つ。
  • 棍棒 - 片手用。威力が低めで打撃に強い敵には効きにくい。しかし技の追加効果が豊富で、特に能力値を下げる効果に優れる。武器固有技にも補助効果を持つものが多い。
  • - 両手用。威力、技のバリエーション共に優れるが、得意とする者は少ない。
  • 小剣 - 片手用。威力は低いが命中率が高く、盾で回避されない。技の追加効果が豊富で、特に状態異常を付加する効果に優れる。
  • - 両手用。威力・命中率が低いが、後列の敵にも攻撃可能で、カウンターを受け付けないという利点がある。技の追加効果が豊富で、特に全体攻撃や特定の種族に大ダメージを与える能力に優れる。
  • 体術 - 片手(打撃)/両手(投げ)。装備による攻撃力上昇の恩恵を受けられないため序盤は苦戦するが、鍛えれば強大な攻撃力を発揮するようになる。腕力の他、素早さが高いほど攻撃力が上がる(装備重量や陣形による素早さの補正効果も受ける)。
  • なし - 主人公で選ぶと初期状態で各自決まった系統の術を所持し、魔力が大きく上がる。
防具
各部位に装備し、それぞれ大まかな特徴がある。武器同様にすべての装備に重量が設定されており、重いほど素早さが下がる。
  • 盾 - 一定の確率で敵の攻撃のダメージを軽減できる。両手を使う行動時には発動しない。種類毎に防げる属性が異なる。ガーダーとはどちらか一つしか装備できない。
  • ガーダー - 一定の確率で敵の攻撃のダメージを無効化する。盾と比較して回避率が低く、射撃を防げないものが多い。盾とはどちらか一つしか装備できない。
  • 身体 - 胴体に身に付ける防具。大きく分けて物理防御が高く重い重鎧、打撃に強く軽い軽鎧、魔法防御が高く術に関する特典が多いローブがある。
  • 頭 - 頭に身に付ける防具。魔法防御が高い帽子と、物理防御がやや高めで特に打撃に強く、暗闇を防ぐ兜がある。
  • 腕 - 腕に身に付ける防具。物理防御がやや高めで、腕力や器用さを上昇させるものが多い。
  • 足 - 足に身に付ける防具。魔法防御がやや高めで、素早さを上昇させるものが多い。
  • 全身鎧 - 一つ装備するだけで身体・頭・腕・足の4箇所の防具と同じ役割をする。高い防御力を有するが、他の防具は盾・ガーダー・服・指輪しか装備できず、また非常に重い。
  • 服 - 鎧の下に身につける防具。防御性能は低いが、重さがなく全身鎧とも併用が可能。
  • 指輪 - アクセサリー。物理防御はほとんどないが、魔法防御に優れ装備特典も豊富。複数装備することができる。
パラメータ
特に説明のないパラメータに関しては成長しない。
  • HP - 耐久力。0になると気絶し、LPが1減る。戦闘終了後には現在値が全回復し、最大値はランダムで成長する。
  • LP - 生命力。通常はHP0(気絶)・気絶中に攻撃を受けることでそれぞれ1減るが、LP自体にダメージを与える特殊な攻撃もある(通常の攻撃を、意図的にLPダメージにする能力もある)。この値が0になると死亡する(主人公の場合はゲームオーバー)。死亡した仲間キャラは、原則的にアビスゲートを閉じるたびに全員復活する(最後のアビスゲートを閉じた後に死亡すると復活できない)。
  • WP - 技力。技を使うために必要。WPを使う行動(通常攻撃を含む)を実行した戦闘の終了時にランダムで上昇し、各系統の武器レベルの合計値が高いほど成長の限界も高くなる。
  • JP - 術力。術(一般的なRPGの魔法に相当)を使うために必要。JPを使う行動を実行した戦闘の終了時にランダムで上昇し、各系統の術レベルの合計値が高いほど成長の限界も高くなる。
  • 腕力 - 高いほど多くの武器(剣、大剣、斧、棍棒、槍、体術)の威力が上がる。
  • 器用さ - 高いほど小剣、弓の威力が上がる。
  • 素早さ - 高いほど素早く攻撃でき、敵の攻撃の回避率も上がる。また、体術などの威力に影響する。武器の装備画面で防具の重量を加味した実際の素早さをゲージで大まかに確認できる。
  • 体力 - 高いほどHPの回復量が増え、状態異常からの自然回復が早くなる。
  • 魔力 - 高いほど術の威力が上がる。
  • 意志力 - 高いほど誘惑以外の状態異常に掛かりにくくなり、状態異常攻撃の成功率が上がる。
  • 魅力 - 高いほど他人を誘惑しやすく、自分は誘惑に掛かりにくい。
  • 防御 - 装備した防具の性能によって決定され、高いほど受けるダメージが少なくなる。物理防御と魔法防御に分かれ、それぞれ対応する属性が異なる。また防具によっては、特定の属性に対する防御力に補正がかけられているものもある。
  • がめつさ - 主人公にのみ設定されている隠しパラメータ。特定のイベントに影響を及ぼす。主人公によって初期値が異なり、特定の選択肢で増減する。このパラメータはイベントの条件などにのみ関係し、戦闘には関係しない。
  • 増幅レベル - 隠しパラメータ。控えにいる際に、戦闘に参加しているメンバーの攻撃ダメージを増幅させる。戦闘終了後に、控えに置いたメンバーのみがランダムで上昇する。

[編集] 戦闘システム

前作の戦闘システムの基本がほぼそのまま踏襲され、大小さまざまな変更点がある。

編成
パーティーメンバーは最高6人だが、戦闘に参加できるのは5人まで。また、1人控えメンバーとして待避させることが可能(パーティーが1人の場合は待避させることができず、6人の場合は強制的に1人待避させられる)。この待避しているキャラが主人公の場合、後述のコマンダーバトルになる。また、隠しパラメータとして『増幅レベル』が存在し、控えメンバーはそれによって戦闘参加メンバーに支援効果を与えることができる。
陣形
メニュー画面で陣形を自由に変更可能。陣形は仲間が所持しており、一度加入させれば自動的に習得する。前作とは異なり主人公の配置も自由に変更可能。それに伴い、用途が重複するいくつかの陣形はなくなっている。コマンダーバトルであれば戦闘中にも変更可能。
コマンダーバトル
陣形と戦略を主人公が指示し(コマンダーと称する)、それに従って他のメンバーが独自に行動する戦闘システム。このモードに限り、陣形技や合成術が使用可能。戦闘中に控えとの入れ替えはできず、控えがいる場合でも戦闘に参加したメンバーが全滅した時点で敗北となる。これは敵も同様で、敵がコマンダーバトルで挑んで来た場合、戦闘に加わった敵さえ倒せば、コマンダーは自動的に死んでしまう。
なお、コマンダーバトル時は毎ターンHPが自動で少量回復する。
技と見切り
前作同様、戦闘中にランダムで閃くことで習得が可能。習得直後は閃いたキャラしか使用できないが、使い続けることでその技(見切り)の極意を会得することができ、他のキャラも自由に使用することができるようになる。前作とは異なり誰でも全ての技を一応閃くことができ、各技への適性は閃き率が高くなるようになっている。
見切りは前作と異なり、同様の性質を持つ技全般を回避できる仕様になっている(ネット見切りなら糸に関する技全般を、地震攻撃見切りなら地震を起こす技全般など)。行動不能状態では見切っていても回避できない。また、前作で可能だった味方からの攻撃を見切りで回避することは、今作では不可能。
全部で6系統存在し、各地の店で購入することで習得可能。4系統が地術、2系統が天術に分類されており、それぞれの分類から1系統ずつしか習得できない。新たな系統を習得するには同じ分類の系統を忘れる必要がある。封印した場合は、技や見切りと異なり使用には再購入が必要。
陣形技・合成術
コマンダーバトルにて、複数のメンバーが参加するコンビネーションによる技や術。各陣形には基本技が設定されている他、通常の技と同様に閃くことでより強力なものを習得できる。陣形技は複数の陣形で使用可能なものもあり、一度閃けば他の陣形でも使用可能。陣形により閃き難度が異なる。
それぞれの陣形技(合成術)には、それを使用するために必要な武器(術の系統)が設定されており、それらの用件を満たしたメンバーの隊列が一致していなければ発動できない。下位の合成術は『スペルフュージョン』と表記され、習得している系統により発動できる合成術が異なる。また、上位の合成術の大半はダンジョンで奥義書を手に入れることで使用可能になる。
発動にはターンごとに蓄積されるWP(各キャラのそれとは別のもの)を消費する。
達人
WPまたはJPのどちらかが、もう片方の数値を大きく上回っていると、王冠のマークが付く。この状態は技(術)の達人となり、各技(術)の消費ポイントが1減少する。(一部の技や術を除く。消費ポイント1の技(術)は0になる)また、技の場合は閃き率が上昇する効果もある。
技と術の両方をバランスよく鍛えると、達人になれなくなってしまう。低い方の数値にもよるが、10倍以上の差が必要である。
属性
それぞれの攻撃には以下のような属性が存在し、その属性への耐性が弱いと受けるダメージが大きくなり、強いと小さくなる。耐性の有無は防具のパラメータと共に表示されるが(一部非表示のものあり)、盾とその他の防具で表記が異なるものがある(突・射が該当する)。
物理攻撃属性。「斬る」攻撃。剣技、大剣技、斧技などに付随する。
物理攻撃属性。「叩く」攻撃。体術、斧技、棍棒技などに付随する。体の脆い敵に対して特に効果的だが、軟体生物などに効果が低い。
突(貫)
物理攻撃属性。「突く」攻撃。槍技、小剣技などに付随する。
射(弓)
物理攻撃属性。「撃つ」攻撃。弓技などに付随する。耐性の有無が突属性と同時に存在する場合が多い。
魔法攻撃属性。「熱い」性質を持つ。主に術などに付随する。有効な敵が多いが、完全な耐性を持つ敵も多い。
魔法攻撃属性。「冷たい」性質を持つ。主に術などに付随する。
魔法攻撃属性。「電気」の性質を持つ。主に術などに付随する。
魔法攻撃属性。「その他」の性質を持ち、ステータス異常の発生率にも影響する。
技・術の特性
戦闘における技や術には以下の特性を持つものがあり、後述の防具の特性との相性によって無効化されたり、致命的なダメージを受けたりする。
強酸、スコールなどに付随する属性。「水無効」の特性で完全に防御される。
音波
テラーボイス、スケアーボイスなどに付随する属性。「音波無効」の特性で完全に防御される。
凝視
各種凝視系攻撃に付随する属性。「凝視無効」の特性で完全に防御される。
地上攻撃
地震、スウィングなどに付随する属性。「浮遊」の特性で完全に防御される。
投げ技
相手を担ぎ上げて投げる攻撃。各種投げ技に設定。「投げ技無効」の特性で完全に防御される。
空中攻撃
烈風剣などに付随する属性。「浮遊」の特性があるとクリティカルヒットを受ける。
スネークショット、蛇剣などに付随する属性。「カエル」の特性があると即死効果になる。
植物特効
マキ割ダイナミックなどに付随する属性。「植物」の特性があるとクリティカルヒットを受ける。
岩特効
削岩撃などに付随する属性。「岩」の特性があるとクリティカルヒットを受ける。
骸骨特効
骨砕きなどに付随する属性。「骨」の特性があるとクリティカルヒットを受ける。
獣特効
ビーストチェイサーなどに付随する特性。「獣」の特性があるとクリティカルヒットを受ける。
獣人特効
ウェアバスターなどに付随する特性。「獣人」の特性があるとクリティカルヒットを受ける。
魚特効
ナイアガラバスターなどに付随する特性。「魚」の特性があるとクリティカルヒットを受ける。
アンデッド特効
十文字斬り、サザンクロスなどに付随する特性。「アンデッド」の特性があるとクリティカルヒットを受ける。
亀特効
かめごうら割りに付随する特性。「亀」の特性があるとクリティカルヒットを受ける。
女性特効
スクリュードライバーに付随する特性。性別が「女性」であるとクリティカルヒットを受ける。
防具の特性
装備した防具によっては防御力の属性のほかに特定の属性への耐性・弱点を持つものもある。中にはプレイヤーが装備する防具には存在せず、モンスターのみが持つ特性もある。
水耐性
音波耐性
凝視耐性
投げ技無効
それぞれ、対応する特性の攻撃を無効化する。
浮遊
地上攻撃を無効化し、空中攻撃でクリティカルヒットを受けるようになる。
カエル
「蛇」の特性を持つ技を受けると即死してしまう。
植物
獣人
アンデッド
それぞれ、対応する特効属性を持つ攻撃でクリティカルヒットを受けるようになる。「アンデッド」「植物」など種族(後述)全てに当てはまる特性もあれば、「カエル」「亀」のようにごく一部にしか当てはまらない特性もある。
種族
敵は様々な種族に分類され、フィールド上を徘徊しており、シンボルの姿で判別できる。種族ごとに様々な攻撃手段や耐性などを持ち、大まかな傾向が見られる。確認は不可能だが、武器や防具を最大二つまで装備しており、それらにより攻撃手段や耐性などが決まっている。
骸骨
骨だけの魔物。突属性や射属性の攻撃に非常に高い耐性を持ち、打属性や熱属性に非常に弱い。攻撃手段は生前の種族と同様のものを使用する。
悪魔
固体ごとに異なる攻撃手段を持つ。ダンジョンの奥などに生息している場合が多い。
狼などの野生の動物。冷気にやや強く、状態異常に弱い場合が多い。森などの屋外に生息している場合が多い。
魚や人魚など。水の攻撃を無効化する。シンボルは基本的に水の中でしか行動しない。
獣人
獣と人間の両方の特性を持ち、比較的高度な装備や攻撃手段を用いる。大半の者が男性である。
植物
触手や花粉などの特徴を生かした攻撃を多用してくる。水の攻撃を無効化する場合が多く、斬属性や熱属性に弱い。シンボルの動きは比較的遅い。
水棲
水辺や水中に生息する魔物。水の攻撃を無効化する。打属性に強い場合が多い。シンボルは水中でも陸上でも行動が可能。
精霊
術などの魔法攻撃を多用してくる。種類ごとに強い耐性を持つ属性が異なる場合が多い。
ゾンビ
不死の魔物。総じて攻撃力とHPが高い。熱属性に弱い。
両棲
カエルやリザードなど。獣人のように武器や高度な攻撃手段を用いるものもいる。打属性に強く、カエルの魔物は水の攻撃を無効化する。魔法属性への耐性が低く、特に冷属性に弱い。
牙や巻き付きなどの特徴を生かした攻撃を多用し、毒を持つものも多い。冷属性に弱い。
無機質
スライムなど。溶解液などの液体に関する攻撃を多用する。打属性に非常に強く、水の攻撃を無効化する。魔法属性への耐性は低い。シンボルの動きは非常に遅い。ある場所では分裂して数を増やす。
昆虫
ビートルや蜘蛛など。糸や針などの特徴を生かした攻撃を多用する。物理属性に強く、冷属性に弱い。
有翼
鳥や翼竜などの空を飛ぶ魔物。高い素早さを持ち、地上攻撃やスタンを無効化する。シンボルは高速で飛び回り、崖などの地形を飛び越えて接近してくる。
亡霊
実体の無い魔物。物理属性に非常に高い耐性を持つ。一部にゾンビや骸骨と同様の耐性を持つものもいる。シンボルの動きは遅いが、消えたり現れたりする(消えると言っても地面に半分潜っているようなもので、接触するとエンカウントする)。
妖精
種類毎に様々な攻撃手段を持つ。例外なく女性であり、かつ高い魅力で男性を誘惑することが多い。
その他の変更点
  • LPの回復条件が増え(宿屋などの利用で全回復)、LP0により死亡することが格段に少なくなった。ただし死亡したキャラを再加入させることが困難になった。
  • 盾・ガーダーは武器の装備欄に装備するようになった(前作では防具の装備欄)。
  • 防具の装備欄が4つに増え、固定装備のあるキャラはその分枠が1つ減るようになった。
  • 誰でも退却を実行することが可能になった(前作は皇帝キャラのみが可能だった)。今作では退却した場合には敵ランクの強化はされない。

[編集] ミニゲームなど

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
マスコンバット
数千人の軍団同士でリアルタイムで戦うイベント。後述の施政イベントの一環として行う他、特定のイベントで体験できる。
自軍と敵軍が左右に陣取り、様々な戦術を使用しながら互いに画面端の敵陣を突破することを目的とする。兵士は100人単位で数えられ、敵陣を突破する・倒される・退却することなどで画面から消滅する。
戦闘終了後には新たな陣形や作戦を閃くことができる。これは攻撃的な戦い方をしたか防御的な戦い方をしたかで閃く種類が変わる。施政イベントで開発できる物もある。戦闘では5個まで作戦を持たせることができる
画面の下にはモラル(士気)のゲージがあり基本的に、攻撃すれば著しく減少、後退や待機などで回復する。回数制限があるもののモラルを瞬時に回復できる作戦もある。モラルが高いほど兵士の能力が高くなるため、防御して敵のモラルが減るのを待ったり、複数列ある陣形でモラルが減った前列とモラルが回復してる後列を交代するなどの駆け引きを行って有利に戦闘を進めていく。
どちらかの軍の兵士が全て画面から消滅した時点で戦闘が終了し、そのときの生き残り数で勝敗が決定する。
トレード
会社を設立し、他社に買収を仕掛けて自分の会社を大きくしてゆくイベント。各地の町にいるエージェントを介して行われ、特定の目標を達成するとイベントが終了して報酬をもらえる。大きく3回に分けてイベントが発生し、それぞれで異なる目標が設定されている。
世界中の町の産業などが細かく設定されており、そこにはこのゲームの世界を形作る産業の姿、経済の状態を垣間見る事ができる。
買収は自社資金のほかに、買収した会社から出資させることもできる。この際、共通する地域や産業で結ばれた複数の会社がグループで出資するグループ技を閃くことがある。またトレード終了後にかけひき技を閃くこともある。因みにトレードでは億単位の資金を扱うことになるが、会社の資金は本編に流用することはできない。
施政イベント
ロアーヌ国の施政を行うイベント。主人公がミカエルの場合のみ体験できる。産業・社会・外交などのバランスを取りつつ、軍事を発展させ、国威を高めることが目的となる。軍事ではマスコンバットに関連した要素の強化や、武器防具開発などが可能。特定の条件下ではマスコンバットのイベントが発生することもある。国威の度合いにより、エンディングの内容が変わる。

[編集] ストーリー

[編集] この世界の特徴

六百十数年前に日食が起こった時、その年に生まれた生命が、ただ一つの例外を除き全て死に絶えた。その日食は「死食」、日食を起こした星は「死星」と呼ばれるようになった。
唯一生き残った生命は、人間の赤ん坊だった。人々は死食を跳ね返した神の子としてその赤ん坊を祝福したが、死に魅入られ、死の定めを負ったその赤ん坊は長じて魔王となった。世界に君臨した彼は人々を圧政で苦しめ、さらに「アビス」(死星の一地域といわれている)に住む四魔貴族をも支配下に置いた。

魔王はある時消息不明となり、代わって四魔貴族が新たな支配者となった。魔王のような野心はなかったが、やはり強大な存在であることに変わりは無く、彼らの気まぐれに多くの人々が苦しめられた。

最初の死食から300年後。再び死食が起こり、その年に生まれた生命が、ただ一つの例外を除き全て死に絶えた。唯一生き残った生命はまたしても人間の赤ん坊だった。人々は魔王とならぬよう、その赤ん坊を殺そうとしたが、死の誘惑に耐え、死の定めを退けた赤ん坊は生き延びた。成長した赤ん坊は多くの仲間に支えられ、四魔貴族をアビスに追い返し、アビスとの出入り口「アビスゲート」を封印した。荒廃した世界を平和へと導いた彼は、人々に聖王と称えられた。

それから更に300年後。聖王によってもたらされた秩序が崩れ、再び動乱の世へと向かい始めていたその時代に、三度目の死食が起きた。またしても「宿命の子」を残し、その年に生まれた生命は死に絶えた。

そしてその15年後から物語は始まる。

[編集] オープニング

東方の小国、ロアーヌ侯国。位を継いで間も無いロアーヌ侯・ミカエルがモンスター討伐に遠征した隙をついて、反乱の計画が進行していた。ある夜、それを偶然知ったミカエルの妹・モニカは、護衛のカタリナに影武者の用意を頼み、みずから早馬で兄のもとに向かった。だが、その途中激しい雷雨に見舞われ、さらに馬が力尽き、動けなくなってしまった。

侯国にある開拓村、シノンの酒場にモニカが現れたのは、それから間もなくのことだった。事情を知ったユリアン達は、酒場にいた流れ者の男、ハリードの力を借り、護衛として彼女をミカエルのもとへ送り届けることになった。

ミカエルは反乱を既に察知し、鎮圧の策略を巡らせていた。予想外の妹の来訪に驚きながらも、また新たな策略をめぐらせて行く。

世間では、15年前の死食でアビスゲートの封印が解かれ、再び四魔貴族が活動を始めたとも囁かれていた。主人公達8人は、それぞれの事情を抱えながらも、戦乱の渦中に巻き込まれて行く。

[編集] ロマンシング サ・ガ3の登場人物

[編集] 8人の主人公たち

プレーヤーは、8人の中のいずれかから主人公を選択することになる。主人公として選んだ場合のみ、名前・宿星・得意技能を自由に設定可能(以下はデフォルトの状態)。

ユリアン・ノール 年齢:20歳 性別:男性 宿星:歳星 技能:剣 血液型:O型
シノンの開拓民。正義感が強く、行動力に富む。幼馴染であるエレンに好意を持っている……が、オープニングで振られる。猪突気味の傾向があり、考えるより先に体が動くタイプ。その真っ直ぐな姿勢はハリードに認められ、モニカがユリアンに好意を抱くきっかけとなる。プリンセスガードとして雇われるのは二人(特にモニカ)の強い推薦に因る。父親を尊敬している。ゲーム中では語られないが、15年前の死食で妹を失っている。能力は突出した意志力以外は平均的でクセがない。
トーマス・ベント 年齢:22歳 性別:男性 宿星:辰星 技能:槍・玄武術 血液型:AB型
シノンの開拓民。愛称はトム。若者達のリーダー的存在で、ベント家の家訓「戦闘から料理まで何でもこなせ」に従い、様々な事を器用にこなす。ベント家はシノン一の豪農。ピドナにある本家はクラウディウス家ゆかりのメッサーナの名族で、祖父の弟が後を継いでいる。自身も会社経営の才能があり、トーマスが主人公か仲間にいれば、フルブライトの誘いでトレード(会社経営イベント)に参加できる。トレードの物件としても「シノンベント牧場」が登場するほか、本家筋の物件として「メッサーナベント農場」も登場する。
ミカエル・アウスバッハ・フォン・ロアーヌ 年齢:27歳 性別:男性 宿星:鎮星 技能:小剣・太陽術 血液型:A型
ロアーヌの若き侯爵。容姿端麗。軍隊の指揮能力に優れ、領民の評価も高い。ゴドウィン一派をワザと煽動し、ロアーヌ内部の不平分子のあぶり出しを行う一方で、部下であるラドムの裏切りをサラっと許したり、一介の市民に対し、一言のうちに官位や恩賞を与えるなど、アメとムチを見事に使い分ける切れ者。時折自らの影武者を城内に置いては、外の世界に出向く事もある。初期がめつさはモニカに次いで低い。また、初期装備は主人公の中で一番高性能であり、倉庫に最初から多くの武具が入っている。全キャラの中で唯一所有陣形を2つ持っている。彼が主人公の場合に限り、戦争のミニゲーム『マスコンバット』や『施政イベント』を体験できる。『施政イベント』では武具の開発を命じる事で材料を消費する事なく武具の開発を行える(これはピドナの工房と連動している)上に、玉座で受け取れば通常1つしか手に入らない試作品が2個手に入る。その代わり、カードでお金を預ける事が出来ない。
ハリード / エル・ヌール 年齢:33歳 性別:男性 宿星:太白 技能:剣 血液型:B型
トルネードの異名を持つ流浪の剣士。色黒で長髪を後ろに纏めている。腕は立つが金にがめつく、報酬はキッチリもらう主義。ゲッシア朝ナジュ王国の王族であるが、神王教団に国を滅ぼされて以来は流浪の旅をしている。その際にファティーマという姫と生き別れており、表面上は既に諦めているものの、心の隅では未だに姫を探している。ナジュでの名はエル・ヌール。アル・アワド王の愛剣・名刀カムシーンに憧れており、自らが持つ曲刀にカムシーンと言う名前を付けている(そのため、曲刀を装備するとどの刀でも"カムシーン"と表示される)。また、装備枠に曲刀専用の枠があるため、多少武器装備を制限される。いつか王国を再建する為の資金集めに余念が無く、そのためがめつさの初期値は8人中最も高い。彼が主人公の場合のみ、真のカムシーンが眠る諸王の都に行く事ができる。
なお、オープニングにおいてミカエルに同行する関係上、他の主人公よりも体験出来るマスコンバットが少し多い。ちなみに、マスコンバットの陣形や作戦はミカエルの初期状態のものに比べて強力なものが揃っているため、ミカエルに比べると比較的簡単にOPのマスコンバットをクリア出来る。
サラ・カーソン 年齢:16歳 性別:女性 宿星:歳星 技能:弓 血液型:A型
シノンの開拓民。エレンの妹。姉とは正反対で消極的。しかし頭はよく、姉からの自立心も持っており、決心した時の行動力は周囲の人間を驚かすほど。トーマスを慕っている。エレン・カーソンの妹として育っているが、出身地・家柄は「ロアーヌ開拓民の娘(だが……?)」と含みを持たせた設定になっている。
16歳という年齢になっているが、実は15年前の3回目の死食で生き残った宿命の子である。宿命の子が今回2人居るのはサラと少年と双子だったためとも言われている[1]。どうのような経緯でカーソン家の娘として育てられたかは明かされていない。
エレン・カーソン 年齢:20歳 性別:女性 宿星:太白 技能:斧 血液型:O型
シノンの開拓民。サラの姉。健康的な美人で、ユリアンをはじめ村中の男に言い寄られるが、本人は恋愛沙汰には全く興味が無い様子。男勝りで、村の腕相撲大会で優勝する程腕っ節が強い。ヤキモチ焼きでプライドが高く、表立ってはそれを出さないように意識してはいるが、時折その本性を噴出させてしまう事もある。旅の目的はユリアンとサラがほうって置けず、自分が面倒を見なければならないと考えている為であり、それ以外の思想はこれと言って無い。得意武器は斧だが、仲間として迎える場合は「腕っ節が強い」と言う設定どおり、体術も得意とする。ちなみに、トレードでは「カーソン農場」が初めから傘下物件の扱い。これによると小麦農家。祖母が経営者となっている。
モニカ・アウスバッハ 年齢:19歳 性別:女性 宿星:熒惑 技能:小剣 血液型:A型
ミカエルの妹。誰よりもミカエルを慕っている。おとなしい性格だが行動力があり、剣術や馬術を身につけている。兄と同じく美しい容姿で、ブロンドの髪と鮮やかなピンク色の服が特徴。物語冒頭でユリアンに助けられ、彼に好意を持つようになる。能力値では宿星や技能の影響により腕力・体力が低いが、体力の基本値が8人中最も高いため、主人公であれば設定次第で肉体派にすることも可能。序盤は脆弱なため苦戦を強いられる。がめつさの初期値は0である。
ユリアンとモニカは共通のEDが用意されており、ユリアン[2]とモニカが駆け落ちしつつ、主人公として選んでいない方が最後まで仲間にいるか[3]、モニカとツヴァイク公の息子の結婚が決まったルートを通ると、EDでユリアンと共にいたいというモニカの意を汲んだミカエルがユリアンを男爵にして2人は身分の差を乗り越えて結婚する事となる。
カタリナ・ラウラン 年齢:24歳 性別:女性 宿星:辰星 技能:大剣 血液型:B型
モニカの侍女で護衛も務める剣士。貴族の家系の出身で、その剣技と性格がミカエルの父フランツの目に留まり、代々ロアーヌ侯の妻が持つ聖剣マスカレイドを15歳の頃より預かってモニカの側に付いている。責任感が強く、常に沈着冷静。腕も確かで、ミカエルからの信頼は絶大。密かにミカエルに恋心を抱いているが、その事につけこまれてマスカレイドを盗まれてしまう。決意の証として、長かった髪をバッサリと切り、一人マスカレイドを取り戻すための旅に出る。無事マスカレイドを取り戻し、宮廷に戻った際には、髪を元の長さにまで伸ばすことも可能。他のキャラクターを主人公にした場合、仲間にすることができない(ミカエルとハリードが主人公の場合、一時的に仲間になるがすぐに外れる)。初期能力が比較的高く、素早さは全キャラクター中でもトップクラス。
主人公がカタリナでミカエルを仲間にして、かつマスカレイドを預けずに所持したまま旅を終えた場合、ミカエルは、父フランツが代々のロアーヌ侯妃が持つべきマスカレイドをカタリナに預けた真意には、モニカを護衛させるためだけではなく、この者を妻にせよという意味があったのだと思い至って、カタリナを妻に迎える。

[編集] 主人公以外の仲間になる人物

旅先では、様々な仲間との出会いがプレーヤーを待ち受けている。それぞれ得意技能や初期の強さが異なり、仲間になる条件も多彩である。

タチアナ・ラザイエフ 年齢:14歳 性別:女性 宿星:鎮星 技能:小剣
各地の街を放浪する家出少女。出会う度にスイーツを由来とした様々な偽名を名乗るが、実はメッサーナ王国の都市リブロフの大商人ラザイエフ家の末娘。主人公を見かけると追いかけてくる。捕まると身の上話が始まり、主人公が同情してしまい勝手にパーティの欠員に入り込む。ただし、ミカエルが主人公の場合はそもそも同情しないので仲間にならない。酒場では仲間から外すことはできない(ただし、実家があるリブロフに行くと勝手にパーティーから抜ける)。ぬいぐるみを装備しており、これを外すことはできない。
聖王記読み(詩人) 年齢:不明 性別:男性 宿星:辰星 技能:棍棒
聖王記を語り歩く吟遊詩人。新たな詩を見つけるためにパーティに入ろうとする。一旦仲間に入るとなかなか抜けてくれないという頑固な一面を持つ。アビスゲートを閉じた直後にのみ酒場で外す事が出来るが、再び仲間にすると次のアビスゲートを閉じるまでまた抜けてくれなくなる。アビスゲートを閉じた後に酒場で外した後は、その四魔貴族との戦いを元にした詩を聞ける。
ミューズ・クラウディア・クラウディウス 年齢:22歳 性別:女性 宿星:熒惑 技能:なし
メッサーナ王国の首都ピドナの名家クラウディウス家の令嬢であったが、父クレメンスが暗殺されてからは、ピドナ旧市街のスラムに隠れ住むようになる。その優しさから旧市街では女神扱いされている。夢のピドナ王宮にある銀の手を狙う神王教団の策略で薬を飲まされ、夢の中に囚われてしまう。病弱だったが夢魔に打ち勝ってからは健康になる。LPや体力などは低いが、抜群の魅力を誇り、器用さ・魔力もそこそこ高い。
シャール 年齢:30歳 性別:男性 宿星:鎮星 技能:槍・朱鳥術
ミューズを守る忠実な男。クレメンスの元部下で優れた術戦士だったが、リブロフの軍団長ルードヴィッヒがピドナの実権を握った際、ルートヴィッヒに忠誠を誓わなかったため、処刑されそうになる。しかしシャールはクレメンスのみならず一般民衆から人気も信頼も厚い人物であったため、民衆の反発を恐れたルードヴィッヒによって、利き腕である右腕の腱を切られるに留まった。利き腕が使えない為腕力と器用さが無いに等しいほど低いが、銀の手を装備すると元の力を取り戻し万能キャラになる(ただし他のキャラと違い二刀流はできない)。朱鳥術のエキスパートであるためか、地の術が朱鳥術以外覚えられないという制限がある。
ノーラ 年齢:23歳 性別:女性 宿星:歳星 技能:棍棒
代々続く由緒ある鍛冶工房を継いだ女性鍛冶屋。しかし先代である父の仇を探すため、工房を出ることを考えている。鍛冶屋だけあって腕力と器用さがトップクラスであり、武器を扱う事に長けている。彼女がパーティにいると工房の開発が早くなる。また、彼女自身を工房のメンバーに回す事も出来る(その場合二度とパーティには戻ってこない)。
少年 年齢:不明(16~17歳[4]) 性別:男性 宿星:鎮星 技能:大剣
様々な街で放浪している様子を見かける少年。黒い髪と瞳が特徴。他人を拒絶しており、話しかけてもつれない返事を聞くことしかできない。主人公がサラならなぜか心を許し、仲間になってくれる。その他の主人公だと物語終盤で仲間にすることができる。実は15年前の死食で生き残った宿命の子。生まれてすぐ腐海に捨てられ、ぞうの兄に拾われる。自分に関わる者全てが死を迎えるという壮絶な人生を送る内に、心を閉ざして誰とも接しようとしなくなった。
ロビン 年齢:22歳 性別:男性 宿星:辰星 技能:小剣・蒼龍術
ヤーマスに現れる謎の覆面男。ドフォーレ商会の悪事を懲らしめる正義の味方。その正体は、酒場「シーホーク」にいるライム。ロビン時とは違ってかなり気弱な少年である。意志力を除きあらゆる能力値が高い万能タイプで、技の達人になっていなくても小剣技の消費技ポイントが1少なくなるという特性がある。名前の由来はバットマンの相棒のロビンから。
外見やキャラクターの背景のモデルは怪傑ゾロ。専用のテーマ曲も用意されている。
偽ロビン 年齢:42歳 性別:男性 宿星:熒惑 技能:小剣
ヤーマスに現れるロビンの偽者。本物同様ドフォーレ商会の悪事を懲らしめる正義の味方で、主に本物のロビンが怪我などで人前に出れない時に現れる。一目で偽者と分かる体型だが、少なくともヤーマスの住民は彼が偽者である事に気付いていない。正体はライムの父親であるトラックス。術は全く覚えてないが、細身のロビンよりも素早さと魅力が高く、強力な小剣技を所持している。
ウォード 年齢:37歳 性別:男性 宿星:太白 技能:大剣
ユーステルムに住む屈強な大男。ゲーム中は明かされていないが、初代ロアーヌ候フェルディナンドの血を引いているため、ミカエルやモニカとは遠い親戚にあたる。狩り場に巣食った魔物を退治する仲間を探している。見た目どおり腕力と体力は高いが、その他の能力は低め。マスクデータのがめつさが高いと仲間にできなくなる場合があり、その結果派生するイベントが体験できなくなる。特にハリードは初期状態で既にこの条件を満たす一歩手前にいるので注意が必要。
ポール 年齢:20歳 性別:男性 宿星:歳星 技能:剣・弓
冒険家に憧れて旅立った青年だが、ある時野盗に襲われ、命を助けてもらう代わりに野盗の手下になる事を強要され、それ以来盗賊に身を落としている。ただし性根までは腐っておらず、主人公達が人身売買に合うと助けてくれる(女性がいる場合はパーティに加わる)。故郷のキドラントでは恋人・ニーナが帰りを待っている。仲間にする手順はやや面倒。能力は平均的で、何をやらせてもそつなくこなすタイプ。
彼の名前の由来はアニメ『ポールのミラクル大作戦』に登場する主人公の名前から。
ハーマン / ブラック 年齢:39歳 性別:男性 宿星:太白 技能:斧・蒼龍術
グレートアーチに住む白髪で義足の男。39歳と言うまだ若い年齢であるが、白髪であることに加え老人のような顔をしている。9年前までは黒い髪に年相応の若々しい体をしており、ブラックという名で温海の海賊の首領をして南方を荒らし回っていた。ある時人身売買や誘拐まで平気で手を染める海賊ジャッカルと対立し、ジャッカルを倒す。9年前、メッサーナ王国がついに海賊討伐に乗り出し、ブラックは温海に見切りをつけて西太洋に活動の地を移したが、四魔貴族の一人フォルネウスに遭遇、船を沈められ辛くも助かるが、左足を喰われると同時に生気を吸われ老人のような姿になった。複数のイベントの進行に必要な重要キャラ。バンガードから盗まれ売却されたオリハルコーン製のイルカ像をドフォーレ商会から奪ったのは彼(ブラック)であるため、隠し場所を知っている。また同業者と言う関係上、海賊ジャッカルの素性についても詳しい。
彼が仲間になるのも上記の2つのイベントのどちらかの関連であり、自分の目的を持ってパーティに参加してくる形になるため、仲間から外すことは出来ない。彼を連れてフォルネウスを倒すと生気と足を取り戻し以前のブラックの姿に戻り、以降自由にパーティから外せるようになる。ストーリーの進め方によっては元の姿に戻せなくなる。
見た目どおり腕力・体力・LPが低く戦力としては厳しいが、本来の姿を取り戻すと劇的に能力値が上昇する。
モデルは『白鯨』の主人公エイハブ。偽名の由来は著者のハーマン・メルヴィルから。
フルブライト 年齢:23歳 性別:男性 宿星:鎮星 技能:棍棒・白虎術・太陽術
大商家フルブライト家の23代目当主にしてフルブライト商会会長。世界経済の掌握を考えている野心家。術法も心得ている。トーマスにトレードの話をもちかけてくる。ゲームの進行次第で唯一、全属性の術を習得し得るキャラ。
ツィー・リン(智鈴) 年齢:28歳 性別:女性 宿星:歳星 技能:弓
東の国の「ムング族の村」に住んでいる、族長の娘で弓の名手。村を取り仕切る立場ながら、西の世界へ興味がある。いつまでも子ども扱いをするバイメイニャンに我慢ならないらしい。器用さは最高の値を誇るが、魔力はかなり低い。
ヤン・ファン(楊芳) 年齢:34歳 性別:男性 宿星:歳星 技能:体術・月術
東の国で衛将軍を務める人物。大将軍ヤン・ユーチュン(楊遇春)と共に『両楊』と称えられるほど作戦指揮に優れる有能な男だが、バイメイニャンには頭が上がらない。仲間に加えられる機会が少ない。
魔力と素早さが非常に高い。ただし腕力がとても低いため、得意とする体術の威力は平均的。
バイメイニャン(白梅娘) 年齢:不明 性別:女性 宿星:熒惑 技能:蒼龍術
ムング族の高名な術使い。既に100歳を超えているが、年齢を感じさせない元気さ。毒舌家で、会話に伏せ字が入ってしまうほど下品な事を平気で口にする。ツィーリンを「リンリン」、ヤンファンを「ファンファン」と子ども扱いする。魅力が極端に低いが、体力とLPは平均よりも高い。
ボストン 年齢:不明 性別:不明 宿星:辰星 技能:体術・玄武術
世界の最果てに住むロブスター族の戦士。「バンガードに乗ってみたい」とパーティーに申し出る。手がハサミであるため、パンチの代わりにハサミで格闘攻撃を行う。また外骨格が鎧代わりになっている。
妖精 年齢:不明 性別:両性 宿星:太白 技能:槍
ジャングルの木の上で生活する悪戯好きの妖精。しかし恩情には厚く、助けてくれた者には協力を惜しまない。世界を巡業する見世物小屋に捕まっている。よくある妖精のイメージと違って腕力・器用さ・素早さが非常に高く、反面体力・魔力が低い。空を飛んでいるため、地震攻撃やスタンを食らわないと言う性質があるが、その代わりに烈風剣などの対飛行攻撃でクリティカルを食らう。
ぞう 年齢:不明 性別:男性 宿星:太白 技能:体術
ラシュクータに住む異形の種族。意識不明になった兄の介護にあたっていたが、兄を目覚めさせると仲間になる。鼻でも物を扱えるため、両手を必要とする攻撃(槍や弓などの両手武器や、術)と盾を同時に使える。見た目の通り腕力・体力が高く、素早さが低い。特にLPが36と非常に高い為、とある術の効果が最大限に活かされる。
雪だるま 年齢:不明 性別:不明 宿星:辰星 技能:体術・玄武術
オーロラに隠れた雪の町の住人。仲間になる雪だるまは「〜なのだ」「〜のだ」口調という特徴がある。300年前に訪れた聖王と面識があり、氷の剣を取りに行くのに同行したらしく、主人公が氷の剣を取りに行くのに協力してくれる。見た目の通り雪で出来ているため、雪の町と氷銀河以外の場所に連れて行くことは出来ないが、永久氷晶を身に付けさせると外界に連れて行けるようになる。攻撃力に関する能力値が低いが、反面固定装備等の恩恵により防御力に優れる。
火術要塞での魔炎長アウナスとの戦いで彼以外の仲間が戦闘不能になると、我が身をかえりみずに身に付けている永久氷晶を外して永久氷晶でアウナス(幻影)を攻撃するというイベントがある。その場合アウナスは倒せるが、永久氷晶を失って常温の中に晒された雪だるまは消滅してしまい二度と仲間には戻らない。攻略本の記事には「さよならなのだ」と煽りが付いているがゲーム中ではこのイベントに台詞はない。
ウンディーネ 年齢:34歳 性別:女性 宿星:辰星 技能:玄武術
モウゼスの町の北半分を支配する天才的な玄武術士。男好きで、優男を集めて周りに置いている。南の朱鳥術士ボルカノと争う。全キャラ中でもトップクラスの魔力を誇り、他の術を使用する際にも使うJPが1低くなる。
ティベリウス 年齢:47歳 性別:男性 宿星:熒惑 技能:玄武術・太陽術
神王教団の教祖。教団に入信し悔い改める者には寛大な心を示すが、教団に対して害をなすものには容赦の無い制裁を加える性格で、10年前、ゲッシア朝ナジュ王国の弾圧に対して武器を取り、ゲッシア朝を滅ぼした。容赦の無い性格とは言っても自分や身内には甘いというような事は無く、幹部であるマクシムス(=ジャッカル)が教団を利用し私欲のために動かしていたと知った際には正当な裁きを与えようとした。しかし自身が信じる神王を愚弄されると激しい怒りをあらわにした。神王に対する詳細やそれを崇拝する必然性については、一切語られていない。ハリードの宿敵とも言える人物だが、ハリードでも普通に仲間にする事は可能。
レオニード 年齢:不明 性別:男性 宿星:鎮星 技能:小剣
数百年の時を生きる吸血鬼。若い女性の血を好み、伯爵の爵位を持つ。ミカエルとは旧知の仲であり、600年前の魔王や300年前の聖王とも面識があるという。吸血鬼なので、仲間を「吸血」したり、戦闘不能になると一時的に灰になったりする。また、初期HPは666。聖王の血を受けたという聖杯を所持しており、城の奥にある聖杯の下にたどり着き手に入れた者に従う。しかし、彼に聖杯を持たせたまま別れると、二度と仲間にできなくなってしまうというバグと言っても過言ではない仕様がある(聖杯を持っていないと仲間にならないため)。

[編集] その他の人物

物語に関わってくる人物たち。

ヨハンネス&アンナ
死食の研究をしている。親は死食の再来を流布した咎で十数年前に処刑されている。兄のヨハンネスは天体観測を生業にしているため、昼間は寝ている彼に代わって妹のアンナが応対する。トレードにも物件として登場する。
教授
ツヴァイクの西に位置する森にひっそり(?)住んでいる、歌って踊れる自称天才教授。初登場時は本当に歌って踊りだし、歌詞まで登場する。年齢は自称20歳だが、「3…」と言いかけて訂正したため、30代と思われる。彼女の発明品やペット達は、しばしば主人公達を騒動に巻き込む。トレードにも物件「教授の館」が登場し、入手すればかけひき技の「教授のダンス」を覚えることが出来る。
ツヴァイク公
北の大国ツヴァイク公国を治める。凄腕の領主と自称しているが一方の息子はバカ者と評判。ユリアンやモニカが主人公の時はこのツヴァイク公の息子とモニカの縁談が持ち上がる。
じごくの壁
ツヴァイクのトーナメントに出場しているツヴァイクのチーム。元ネタはFRONT MISSION
ミカエルの影武者。ミカエルの自室で呼ばれると天井から降り立つ。ミカエルのお忍び中は政務を代行するほか、ミカエルの施政下では情報収集を行わせてミカエルに報告している。
フランツ・アウスバッハ・フォン・ロアーヌ
故人。先代のロアーヌ侯。ミカエルとモニカの父。権力争いによる暗殺と言う最後を迎え、若くしてミカエルに玉座を譲る事となった。自らの意思を言葉ではなく行動で示す人であり、とあるシナリオでそれが明らかになる。
ラドム将軍
ロアーヌの将軍。曲がったことが嫌いで部下にも好かれている。ミカエルへの忠誠は厚いが、妻がゴドウィン男爵の娘であるため、大義に反していると分かっていながら男爵の旗下に入った。最終的にはモンスターと手を結んだ男爵を見限り反旗を翻してゴブリン軍団を奇襲、ミカエルの下に馳せ参じた。ミカエルも将軍に理解を示し、これを手厚く迎い入れた。
ゴドウィン男爵
ロアーヌ候家の血縁で、フランツ侯とは従兄弟。娘はラドム将軍の妻。フランツ侯を暗殺、その3ヶ月後にモンスターの力を借りてロアーヌが占拠するが、ミカエル達に敗れて落ち延びた。その後、モニカを誘拐したがユリアンに救出され、その後の消息は不明。
大臣
ロアーヌの大臣。ゴドウィン男爵と内通して、モニカとカタリナを捕らえようとした。ゴドウィンが敗れた後は別の者が大臣になっている。
エドウィン
ミカエル編で登場。ゴドウィンの血縁を名乗り相続権を主張するが、真偽の程は謎に包まれている。ミカエルによるとゴドウィンに弟は居ない(ので偽者だろう)との事。主張を一蹴されると傭兵を雇い武力行使に出る。
パッペンハイム
パッペンハイム傭兵軍団の団長。
ライブラ
ロアーヌの将軍。ロアーヌ領内で軍事演習中にゴブリンプリンス率いるゴブリン軍団と遭遇する。
タウラス
ロアーヌの将軍。ロアーヌ領内で軍事演習中にゾンビの群れと遭遇する。
バランスのブラッドレー
ロアーヌの将軍。リブロフの出城を任せる候補の一人。
速攻のコリンズ
ロアーヌの将軍。リブロフの出城を任せる候補の一人。
突撃のバットン
ロアーヌの将軍。リブロフの出城を任せる候補の一人。元ネタは第二次大戦中のアメリカのパットン将軍であると思われる。
トーマスの祖父
実家を弟に任せて、シノンの開拓民になった。トーマスに実家で勉強するように勧める。
トーマスのハトコ
トーマスの祖父の弟の孫。ベント家はクラウディウス家ゆかりの名族だが、ルードヴィッヒを気にしてクラウディウス家の消息を探せないでいる。
ゴン
ピドナ旧市街の子供。主人公は魔王殿で迷ったゴンを捜索することでクラウディウス家の信頼を得ることになる。また、マクシムスに騙されて夢魔の秘薬を渡され、ミューズが夢魔に意識を奪われる切っ掛けを作ってしまう。
アルバート王
メッサーナ王国の前国王。14年前に急死したため跡継ぎが決まっておらず、その混乱が10年に及ぶメッサーナの乱へと発展した。
クレメンス
故人。ミューズの父。クラウディウス家の前当主で、王都ピドナの近衛軍団長だった。アルバート王の死後、各軍団長が次期王位を狙って争う中で最も有力であり、人格者でもあった。神王教団の過激派に危険を感じ神王教団の活動を禁止していた。5年前にリブロフの軍団長ルードヴィッヒが次期王位を狙って攻めてきたが、クレメンスの勝利に終わる。しかしその直後、神王教団に暗殺されてしまう。クラウディウス家は大商家でもあったが、ピドナを支配したルードヴィッヒによって財産を没収され、その下に付いていたグループ会社もバラバラになってしまっている。
ルードヴィッヒ
リブロフの軍団長で現在のピドナの支配者。クレメンスとは違って神王教団を認めていて、式典の参加など友好関係にある。クレメンス暗殺に関与したかどうかは不明。リブロフ時代にハリードと義兄弟の契りを交わしているが、ルートヴィッヒがピドナの実権を握る際にひと悶着あったらしく、ハリードは複雑な心境。オープニングイベント後にもハリードの心境が窺える一文がある。メッサーナ王国王位後継の最有力候補。ゲームでは一瞬しかお目にかかれない。
ジャッカル
表向きは神王教団の幹部、ピドナ教長マクシムス。その正体は海賊。モンスターと協力して聖王遺物を集め、神王教団乗っ取りを企んでいる。実力もさることながら、商売敵である海賊ブラックとは只ならぬ因縁があるようだ。なお、ブラックは「ジャッカルの首を掻っ切った」「生きてはいない」と断言しており、その状態でどうやって生き延びたかは不明。本編では正体が発覚してからもマクシムスと呼ばれ続けてしまっている。過去にはエデッサ島を拠点にしていた。ジャッカルの一味は赤サンゴのピアスを着用している。
偽ミカエル
変身能力の持ち主。その能力でミカエルに化けてカタリナを誘惑、油断したカタリナからマスカレイドを受け取ると偽者であることを明かし逃亡。その後、船でマクシムスの居るピドナへと渡った。
ケーン
ピドナの工房の技師。親方が神王教団に殺され工房が寂れていく中で、最後まで信念を持ってノーラと共に工房に残り続ける。工房を離れていった職人達はケーンの信念に心動かされて戻ってくることになる。
ノーラの父
ピドナの工房の親方。クレメンスのルードヴィッヒが戦ったメッサーナの乱でピドナが混乱してるところを狙って聖王の槍が盗まれ、取り戻すために旅に出ていた。その後、ジャッカルを指し示す手掛かりを残して死亡。
ボルカノ
モウゼスの南を支配する朱鳥術士。アイテム作りの天才で頭の悪いモンスターを実験台にしている。術法を増幅する『魔王の盾』を巡って北のウンディーネと争っている。
フルブライト22世
フルブライト23世の父。フルブライト商会を大発展させた大商人。
ドフォーレ
ヤーマスのドフォーレ商会の当主。聖王の時代に禁じられた麻薬を扱う等の悪徳商人。モンスターとの関わりを息子に擦りつけたりとタチも悪い。
トラックス
ヤーマスの酒場シーホークの太ったマスター。ドフォーレ商会を嫌っている。彼には大きな秘密がある。
ライム
トラックスの息子で、父とは違い痩せていて気弱な青年だが、父同様ドフォーレ商会を嫌っている。彼にも大きな秘密がある。
アレクセイ・ラザイエフ
リブロフのラザイエフ商会の当主で、タチアナの父。他に長男ニコライ、次男ボリス、長女ベラと計4人の子が居る。
アニキ(ぞうの兄)
捨てられていた少年を拾って育てた。少年がモンスターにさらわれた時、助けに腐海へ行くが、何故か醒めない眠りについてしまった。少年かサラが居れば目覚める。
ニーナ
ポールの恋人。キドラントで生贄にされてしまう。主人公が岩で入り口をふさがれた洞窟に閉じ込められた時は助けてくれた。なお、その時点でポールが仲間にいると会話がおかしな事になる。
彼女の名前の由来はアニメ『ポールのミラクル大作戦』に登場するヒロインの名前から。
キドラント町長(本名不明)
主人公に「いけにえの穴」に住み着いた魔物の退治を依頼するが、実は罠であり主人公を生贄にしようと入り口を塞ぎ閉じ込めてしまう。主人公がニーナによって救出された後はそのニーナをも生贄にしてしまう。イベント解決後は「私が町長です」と自己紹介を行うのみの反応となる。トレードエージェントでもある。
ファティーマ
ゲッシア朝ナジュ王国の姫。ハリードの恋人。ナジュは神王教団を禁止したため教団に国を滅ぼされ、その際に行方不明になったが諸王の都で見かけたという噂がある。ハリード編では進め方によってエンディングで再会できる。
諸王の都で本物のカムシーンを取ったかどうかによる。取ってしまうと再会出来ない。攻略本によると、ハリードが諸王の都に求めたのは名刀カムシーンだったのかファティーマ姫だったのかという分岐。諸王の都に行ってもカムシーンを取っていない場合、ハリードは宿命の子が世界を再生させた時にひょっとしたらファティーマもと心の片隅に思い、奇跡の再会を果たす。どちらにせよ、ファティーマが故人として扱われていることは事実である。
グゥエイン
かつて聖王と共に戦った巨竜ドーラの子供。場合によっては主人公とのコンビでビューネイと戦う事が出来る。彼から手に入れた竜鱗は、エンディングである装備品となって登場する。
ヤン・ユウチュン(楊遇春)
黄京の大将軍。ヤンファンに手紙を出した直後にツァオガオに捕らえられる。その後、ミカドの命に従ってヤンファンの軍と戦う。捕まった後、アビスの魔に侵されて正気を失っていたという説もある。[1]
ツァオ・ガオ(趙高)
幼いミカドを傀儡にしている黄京の宰相。アビス勢力と手を組んだ。同名の宦官趙高)がモデル。
ミカド
東方の最高権力者。練磨の書によれば本当は登場する予定だったが、イベントが削られた結果名前だけの存在となってしまった。なお、カートリッジの型番によっては内部のプログラムにおいて、その開発状況の片鱗を見られる場合もある。
ヒィアン・ユー(項羽)
ヤンファンの副将であり、彼を仲間にした場合のみ陽動作戦の指揮官代理を務めるが所持している戦術が乏しい。同名の項羽がモデルである。マスコンバットのみの登場なので姿は確認できない。

[編集] 魔王・聖王時代の人物

物語開始前から「歴史」として語られている人物たち。

魔王
600年前の死食で生き残った宿命の子。アビスゲートを開いて四魔貴族を従えた。長きに渡り恐怖政治を敷いたのち、東方に侵攻した。東方の連合軍の反撃に遭って傷を負った後、消息不明。東方の地で死んだとも、アビスに渡ったともいわれる。(なおロムカセット内の没データには、ポドールイの遥か東の東に「魔王の玄室」という洞窟がある)
アル・アワド
魔王軍と戦い人々を守った英雄。魔王に敗れて国は滅び、魔王は東方へと攻めていったが、彼は戦いに生き残ってゲッシアを立て直した。本物のカムシーンの使い手。ゲッシア朝ナジュ王国の初代国王で諸王の都に葬られている。ハリードとファティーマの祖先。
フルブライト
魔王が去り魔貴族の支配を逃れることができたウィルミントンの地でフルブライト商会の基礎をつくった。
聖王アウレリウス
300年前の死食で生き残った宿命の子。12歳で奴隷商人に売られ、7年後フルブライト将軍の養子になる。フルブライト家の援助により勇士を募り、魔王亡き後に野放しになっていた四魔貴族をアビスに追い返し、アビスゲートを封じた。大会議(コングレス)を開いて諸侯をまとめた後、各地の復興に尽力。その後、ランスで余生を過ごした。聖王自身には子が居なかったため、現在聖王廟を管理しているのは聖王の姉の子孫である。
フェルディナンド
聖王十二将の中でも聖王三傑と呼ばれる一人。猛将。立国の予言がされていた。後にメッサーナ王位の継承を辞退して海を渡り、魔王時代に滅びてずっとビューネイの領域になっていた古ロアーヌ王国の廃墟を復興させてロアーヌ侯になった。ミカエルとモニカとウォードの祖先。
パウルス
聖王十二将の中でも聖王三傑と呼ばれる一人。後にメッサーナ王国の国王になった。
ヴァッサール
聖王十二将の中でも聖王三傑と呼ばれる一人。玄武術士の女性。大型船で西大洋へ魔海侯フォルネウス討伐に7度挑むも7度船を沈められた聖王に、オリハルコン捜索とバンガード建設を提案。玄武術士たちと共にバンガードを動かした。後にモウゼスの町を興す。モウゼスの町の半分が玄武術士の町である他、世界的に玄武術を学ぶものが多いのは彼女が玄武術士であった事に由来する。
ヒルダ
後にフェルディナンドの妻になった。マスカレイドの使い手。ミカエルとモニカとウォードの祖先。
アウレリウス
パウルスの養子になって王位を継いだ。聖王とは同名の別人。メッサーナ王国の最初の王位継承が養子であったことから、メッサーナ王国は世界で唯一世襲制を取らない王国となっている。
フルブライト将軍
聖王を養子にとった。フルブライト12世。聖王十二将の一人。聖王への経済的援助なども行った。フルブライト23世の祖先。
チャールズ
聖王十二将の一人。フルブライト将軍の息子。聖王の義兄弟。四魔貴族との戦いで戦死。
ピドナ工房の初代親方
聖王と共にアラケスの魔槍を鍛えなおして、聖王の槍をつくった。後に工房に聖王の槍が飾られるようになった。ノーラの祖先。
聖王の姉
ランスで聖王廟を管理する聖王家の祖先。
巨竜ドーラ
ルーブ山地に棲む竜。聖王を背に乗せて空を飛び魔龍公ビューネイと戦った。しかし竜であることの性により、人の肉を食らい、宝を奪うことをやめなかったため、友である聖王によって討伐され、その剣によってとどめを差され、その腕の中で息絶えた。グゥエインの母親。

なお、「聖王十二将」とあるように聖王には12人の仲間が存在したが、十二将であるとはっきりしているのはフェルディナンド・パウルス・ヴァッサール・フルブライト将軍・チャールズの5人のみであり、残りの7人は誰が該当するのか詳しく分かっていない。

[編集] アビス

[編集] 四魔貴族

魔王の時代より以前からアビスに住んでいた4匹の魔物。魔貴族と呼ばれる。魔王が開いたアビスゲートによってこの世界に現れ魔王の配下となり、魔王が姿を消した後は世界を支配したが、聖王によってアビスに追い返された。

15年前の死食の影響で再び現世に現れたがこれは幻影であり、四魔貴族の本体はアビスに居る。死食の影響で不完全に開いただけのアビスゲートでは、自分達の力があまりにも強大すぎてアビスから抜け出せないため、アビスゲートより己の幻影を送り込んでゲートを守り、同時にゲートを押し広げる機会を窺っている。なお幻影はどれも巨大な怪物の姿をとっているが、本体そのものは皆ヒト型であり、幻影の姿は魔貴族達それぞれが理想とする姿であるらしい。オープニングデモでは、アビスゲートが完全に開いていた時代のことを語っているため、本体の姿が表示されている。

主人公の当面の目標は、この四魔貴族の幻影を滅ぼしてアビスゲートを閉じることで、アビスの勢力を地上から駆逐する事にある。また、これらの四魔貴族(幻影)を倒してアビスゲートを閉じると、アビスから流れ込む力に邪魔されて使えなかった、各系統の最強術を使う事が出来るようになる。

魔戦士公アラケス
魔王殿の封印された深部にあるゲートを守る。司る属性は白虎。得意技はやきごて、ブラックジャック、大回転。聖王に魔槍を奪われてからは新たに鍛えた槍を使っているが、未だ鍛えた熱が冷めていない。幻影は双頭獣に跨った巨人、本体は筋骨隆々とした精悍な男性の姿をしている。魔王殿という人間の生活圏に近い場所に居を構えているため、人間の生態に興味を持っており、300年前の敗北の原因をそこに見出そうとしている。ジャッカルに協力していたモンスターや、アビスリーグを形成していたモンスターは彼の配下ではないかという説がある[要出典]。モデルはソロモン72柱のアロケルと思われる。
魔龍公ビューネイ
タフターン山のゲートを守る、四魔貴族の紅一点。司る属性は蒼龍。得意技はトリニティブラスター、アースライザー、超高速ナブラ。魔王が消えた後はタフターン山に巣をつくり、空を支配していた。聖王たちがビューネイの巣を討伐してアビスゲートを閉じたときも、ビューネイは地上の人間を相手にしなかった為、聖王は巨竜ドーラに協力を仰ぐ。ドーラに乗った聖王はビューネイと空中戦を繰り広げて勝利し、ビューネイをアビスに追い返した。己の領域内で栄えるロアーヌに襲撃を掛けている。幻影も本体も三つ首の龍をまとったような姿をしている。現世では龍のそれぞれの頭は、ビューネイベビー、ビューネイバード、ビューネイドッグという3体の使い魔になっている。また幻影との戦闘中には、ビューネイ(幻影)の龍がこれら使い魔の姿に変わる。モデルはソロモン72柱のブネと思われる。
魔炎長アウナス
ジャングルの火術要塞のゲートを守る。司る属性は朱鳥。得意技は死神のカマ、ヒートウェイブ、火炎。常に炎をまとっており、近づくものに炎によるカウンターでダメージを与える。ジャングルの気温を上昇させている。幻影は痩せ細りヒンドゥー教の神々を思わせる装飾と炎を纏い大きな鎌を担いだ青年、本体は老人の姿。彼のみ、本体が完全な人型ではなく、炎の精霊のような体をしている。モデルはソロモン72柱のアミーと思われる。
魔海侯フォルネウス
深海に沈む海底宮のゲートを守る。司る属性は玄武。得意技はメイルシュトローム、マイティサイクロン、マッドサンダー。かつて魔王が消えた後は海だけを支配して船を沈め嵐を起こしていたが、陸に関心を示さなかったので聖王時代においても静海沿岸地域だけは繁栄していた。聖王が巨大な船で討伐に向かうたびに7度も船を沈めたが、8度目の動く島バンガードは沈めることができなかった。潜水するバンガードによって海底宮にまで攻め入られ、ルツェルンガードという三叉槍を用いる聖王によってアビスに追い返された。9年前には海賊ブラックの船を沈めて足を喰らった。配下のものに最果ての島とバンガードを襲撃させている。幻影はのような顔をした巨大魚だが本体は美しい少年の姿をしている。幻影の姿形や女性を誘惑する攻撃はソロモン72柱の魔神フォルネウスがモデルになっていると思われる。

[編集] その他

破壊するもの
本作のラストボス。
アビスの中に2人も宿命の子が揃ったことで、コントロールできなくなった破壊の力が具現化した姿。サラと少年は創造の力を産み出すことで破壊の力に対抗することになり、バトルには直接参加しない。「獣魔の翼」によって、撃破していない四魔貴族の本体の力を行使することができる。「闇の翼」によって、より強力な力を行使するようになり、体力が徐々に奪われるアビス地形を作るが、天の術法(太陽や月の術法)によってアビス地形を打ち消すと、サラと少年の創造の力による「光の翼」が主人公たちを癒して「闇の翼(通称 シャチホコ)」を打ち消す。しかしバトルの途中で、サラと少年が破壊の力を抑えきれなくなくなり、アビス地形を消しても「光の翼」は発動しなくなる。
なお、宿命の子であるサラが主人公の場合は、(一人旅の場合を除いて)サラが後方に控えてコマンダーモードながらも普通にコマンド入力可能という特殊な戦闘になり(一人旅の場合はサラと破壊するものの戦闘になる)、「光の翼」も条件が揃ったときに陣形技として任意に発動させることになる。また、ラストバトルは全滅した場合でもすぐにタイトル画面に戻る通常のゲームオーバーではなく、バッドエンディングが始まる。バトルの勝敗に関わらず、「破壊するもの」は死星を、そして地上も、全てを破壊してしまう。勝利時には、その後、サラと少年の創造の力によって、死星や最果ての滝がない球状の世界に作り直される。
ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』では本作の「破壊するもの」をパロディした子供向け絵本『命をくらう斧』が登場する。

[編集] 地名

平面の世界であり、西には大洋が広がり、北は寒く、南は暑い、そして東は未知の世界となっている。陸の中央には西の大洋とは一箇所でしか繋がっていない巨大な内海があり、いくつもの半島によって内海が更にいくつかの内海になっている複雑な地形になっている。

[編集] ヨルド海沿岸地方

ヨルド海
王都ピドナがあるマイカン半島の東、ヨルド海沿岸地方の西にある海。
シノン
ロアーヌより東の辺境の開拓地。イベントのみの登場でゲーム中訪れることはできない。トレードの物件としては登場してロアーヌで取引できる。
チル湖
シノンの東にある湖。
ロアーヌ
ミカエルが治める城下町で、城ではさまざまな政治が執り行える。近くにミュルスがある。魔王によって滅びた古ロアーヌの廃墟をフェルディナンドが復興させて発展した。
ミュルス
ロアーヌ地方で唯一港をもち、この地方の玄関と言われる町。聖王時代はただの村だった。
ヌシャート湖
ロアーヌの南にある湖。
タフターン山
ロアーヌの南東に位置する世界最高峰の山。頂上付近は常に霧に覆われており、経験のある登山者でも道を見失うと言う。奥にはアビスゲートがあり、かつて四魔貴族の一人ビューネイが巣を築いて拠点にしていた。
ツヴァイク
ヨルド海沿岸北部の最大の都市。ツヴァイク公がトーナメントを開催している。西の森には謎の教授が住んでいる。
西の森
ツヴァイクの西に位置する小さな森。自称天才教授を名乗る女性が館を構えている。
ポドールイ
吸血鬼のレオニード伯爵の居城がある北方の夜の町。
ポドールイの洞窟
いくつかの財宝が眠るポドールイの近くにある洞窟。
キドラント
ツヴァイクと北方地方を結び、ユーステルムと繋ぐ船がある町。怪物が現われ、いけにえに差し出す人を探すのに困っている。よく間違えられるが村ではなく町である。しかし、ユーステルムの人は「キドラントの村」と言っている。
いけにえの穴
キドラントの村を襲う魔物のすみか。村の人々が生贄を捧げている。

[編集] 北部地方

北海
ユーステルムとキドラントの間にある海。
ユーステルム
極寒の地に位置する北方の街。氷湖に狩に行くこともできる。
氷湖
ユーステルム付近の湖。
ランス
聖王廟がある町。聖王の生まれ故郷で、四魔貴族を倒した聖王が余生を過ごした。ヨハンネス兄妹と、聖王の姉の子孫である聖王家現当主が住む。死食が起こったため、聖王廟ではアビスと戦う力があるものを探して試練が開かれている。また、ヤーマスとファルスとの交易が盛んだが、それらを結ぶ道に盗賊団が邪魔している。
北部山地
北にある山。
オーロラの道
オーロラが出ている間にのみ北部山地に出現する不思議な道。吸い込まれると雪の町に辿り着き、以降オーロラの道は消える。
雪の町
オーロラの道の彼方に位置する雪で覆われた町。雪だるま族が住む。聖王が訪れて以降300年間、人間が訪れたことはない。入ってすぐのところには暖炉があり、無料で回復できる場所として重宝する。
氷銀河
雪の町の奥にある氷と雪に覆われた一面銀世界の河。かつて聖王が訪れて雪だるまの協力のもと氷の剣を手に入れたという。

[編集] メッサーナ王国

マイカン半島
ピドナ、スタンレー、ファルスがある半島。西に静海、東にヨルド海、南にトリオール海がある。
トリオール海
北西の静海、南西の温海、北東のヨルド海とつながった中央の海。
ピドナ
各都市を結ぶ世界最大の都市。王宮がある。聖王以降の新市街と魔王に滅ぼされた街並みが残る旧市街に分かれる。旧市街には魔王の王宮であった魔王殿がある。アルバート王が死んでメッサーナ王家が途絶えたため後継争いが起こり、ピドナの近衛軍団長クレメンスが勝ったものの暗殺された為、リブロフの軍団長ルードヴィッヒが現在治めている。
魔王殿
ピドナ旧市街の奥にある魔王の宮殿。表は観光地になっていて、また内部も駆け出し冒険者が行くような場所になっている。最深部は聖王によって封印されており、王家の指輪がなければ扉は開かない。中枢にはアビスゲートがある。
イスカル川
ファルスとランスを結んでいる川。
ファルス
ピドナの北東に位置する港町。ファルスとランスを結ぶ街道に盗賊が出没、その黒幕がスタンレーであると見て敵対している。スタンレーを配下に置くことでルードヴィッヒに対抗する力を得られるのでないかという野心もある。
兵力ではスタンレーを圧倒するが、戦術は平凡で、傭兵に支払う報酬も少ない。
スタンレー
ピドナの北西に位置する田舎町。ファルスと敵対している。兵力に乏しいがファルスの襲撃に備えて軍備を増強している。野盗と手を結びランス・ファルス間の街道を襲わせるように仕向けているのではないかとの疑いの目を、ファルスから向けられて憤慨している。
兵力でファルスに大幅に負けているが、戦術の充実度や傭兵に支払う報酬はこちらの方が上。
野盗の洞窟
スタンレーの北西にある、野盗のアジトになっている洞窟。ポールはこの盗賊団の一員に身をやつしていた。のちに洞窟がモンスターに乗っ取られる。
洞窟寺院跡
スタンレーの北東側に位置する、死を崇拝していた古い宗教の洞窟寺院跡。奥には闇の聖母ガラテアと闇の御子ピグマリオンの石像が祀られ、その周りを即身仏が囲んでいる。また此処では悪魔系の固定敵が出てくるため、技を閃く可能性の高いアスラと戦い易い。この事からプレイヤーの間ではアスラ道場という別名を付けられている。
トゥイク半島
リブロフがある半島。
リブロフ
ナジュ砂漠の玄関口に位置する町。大商人ラザイエフ家の屋敷がある。リブロフの軍団長ルードヴィッヒはピドナでの政権にのみ関心を払ってリブロフを省みず、リブロフは神王教団をバックに独断でロアーヌを狙っている。
アクバー峠
リブロフとナジュ砂漠の境にある峠。

[編集] 静海沿岸地方

ガーター半島
グレートアーチの地続きの巨大な半島。西部は西大洋と静海に接していてウィルミントンやモウゼスがある。東部は温東とトリオール海に接している。ロムカセット内の没データにはガーター半島東部にニシコという町がある。
デマンダ山脈
ガーター半島西部に縦に伸びて西部をさらに東西に二分している山脈。
ウィルミントン
ガーター半島のデマンダ山脈と静海に挟まれた位置にある、大商人フルブライトが住む街。かつてはフルブライト将軍の養子になった聖王が住んでいた。自称『意外な人』がトレードのエージェントをしている。
モウゼス
ガーター半島の西大洋に面した西岸に位置する街。最近引っ越してきた2人の術士があるものを巡って街を二分する騒動を起こしている。
死者の井戸
南北に分かれているモウゼスの中心にある井戸。聖王以前の時代に死体や病人を放り込んでいた。中には術法を増幅する魔王の盾が隠されている。
バンガード
町全体が海上要塞であり、海を走ったり海に潜ったりする機能を持っていたが、現在は停止している。停止中は西大洋と静海の海峡をつなぐ位置にある。町の人々はその事をおとぎ話程度にしか知らず、知っているのは町長のみである(バンガードが船であると言う事を知っているので、自分を町長ではなくキャプテンと呼ぶ)。かつてフォルネウス討伐のために、玄武術士ヴァッサールが聖王に動く島の建設を進言してつくられた。中枢にはオリハルコーンと玄武術で動作させる設備がある。
ヤーマス
静海沿岸地方の海峡の北に位置する港町。この地を根城にしているドフォーレ商会が裏で暗躍して禁制品を扱っているが、それを止める正義の味方の姿も見られる。
ルーブ山地
奥には巨竜グゥエインが巣をつくって住んでいる。グゥエインは、その昔聖王に協力してビューネイとともに戦った巨竜ドーラの息子である。
小さな村
ルーブ山地の麓にある村。

[編集] 温海沿岸地方

グレートアーチ
南国のリゾート地。その名の通り西大洋と温海に挟まれた弓形の陸地にある。近隣に海賊ブラックの財宝を隠した洞窟があるという噂があるため、冒険者による宝探しが半ば名物化してしまっている。それに乗じて「ブラックの財宝のありかを教える」と近づいてくる人間が多数居るが、教えてくれる洞窟は皆バラバラである。
アケ
南方に広大なジャングルを望む村。かつては海賊ジャッカルがよく子供をさらっていた。
妖精の村
ジャングルの中にある悪戯好きの妖精が住んでいる村。火術要塞への正しい道を知っているが、殆どは嘘を教えてくる。また存在しない宝の場所を教えたり睡眠薬入りのお茶を勧めてくる妖精までいる。
ジャングル
温帯沿岸地方に広がる大森林。怪しげなローブ姿のアウナス術妖がうろつくようになったという。様々な色の蝶のどれかが火術要塞の位置を指し示しているが、その中の正解の色は妖精族しか知らない。
火術要塞
ジャングルに位置する四魔貴族アウナスが構えた要塞。中は炎であふれている。奥にはアビスゲートがある。
財宝の洞窟
グレートアーチ近辺に点在する洞窟。この中の一つに海賊ブラックが残した財宝があるというが…。
エデッサ島
かつて海賊ジャッカルが拠点にしていた温海に浮かぶ島。メッサーナ王国によって海賊が討伐されて現在は治安が守られている。ロムカセット内の没データにはメッサーナ王国の南西沖にエデッサ要塞がある。

[編集] 西太洋

西太洋
西にある広大な海。かつては魔海侯フォルネウスが支配していた。
最果ての島
西の果て、平面であるこの世界の海が滝となって流れ落ちる場所にある島。ロブスター族が住んでいる。徐々に海流に侵食されていずれ遠い先に消滅する運命にあったが、海底宮の位置を知るロブスター族の口封じのためにフォルネウスが送り込んだ水龍によっていままさに消滅の危機に瀕している。しかしロブスター族は主に水の力を使うため、水龍には太刀打ちできないのだという。水龍を倒すことなくゲームを進めると最果ての島は消滅してしまう。
海底宮
西大洋の海底にあるフォルネウスの宮殿。

[編集] ナジュ砂漠

ナジュ砂漠
リブロフの南、アクバー峠を越えた先に位置する一面の砂漠。かつてはゲッシア朝ナジュ王国が栄華を極めていたが、神王教団が支配している。かつてのゲッシアは都市国家として成立して数十年で魔王に滅ぼされたが、生き残った英雄アル・アワドによって再興された。魔王によって灼熱の大地となった東方の復興は聖王も諦めたため、砂漠の東側は西側の人間にとって人類未踏の地になっている。
神王の塔
まだ見ぬ宿命の子を魔王や聖王を超越した神王と信じて崇めている神王教団の本拠地。滅ぼしたゲッシア王朝の王宮があった場所に建てられた。未完成で最上部は建設中。聖王や魔王の遺物収拾もしているが、教団乗っ取りと世界征服を企むマクシムスが私有化しようとしている。
諸王の都
ゲッシアの王族が葬られている墓。主人公がハリードである場合のみ行くことができる。初代国王アル・アワドの名刀カムシーンも葬られており、1匹の竜がカムシーンを守っている。ファティーマ姫をここで見たという噂もある。
ハマール湖
ナジュ砂漠の南西にある湖。ナジュ王国はこの湖畔のオアシスで栄えていた。

[編集] 死の砂漠

東方に含むが、世界地図に最初から表示されている地域である。

乾いた大河
ナジュ砂漠の東の果て。砂が流れを作っていて、東方へと流れ落ちる巨大な砂の滝の流れに乗ってしまうと、ここから西方に戻ることはできなくなる。
死の砂漠
乾いた大河を越えた先にある岩砂漠。魔王に滅ぼされたとみられる建物の残骸もある。
水晶の廃墟
死の砂漠に崩れず残っている巨大な建物。魔王に滅ぼされた国の王の墓だとも言われている[要出典]が詳細は不明。壁には水晶のかけらが使われていて美しく輝いている。

[編集] ねじれた森

東方に含むが、世界地図に最初から表示されている地域である。

タフターン山の東、大草原の西に存在する大森林と巨大な湖(腐海)がある地域。かつては美しい湖に、ぞう族の祖先達が城を建てて暮らしていたが、魔王に因って湖は見るも無惨に腐敗し、城も廃城となってしまった。ぞう族の祖先は元々は人間だったが、魔王の呪いで現在のぞうの姿へと変えられてしまったと言われている。

ラシュクータ
大草原の遥か西、腐海の東の森に佇む町。ぞう族が住む。
腐海の廃墟
ラシュクータの西にある廃城。かつて、ぞう族の先祖が住んでいた。現在は魔物の住処になっており、内部に貴重な宝物が隠されている。

[編集] 東方

一度東方に辿り着くまで、世界地図には表示されない。

大草原
遊牧民であるムング族が暮らしている。
ムング族の村
大草原を駆るムング族の村。
ネフト族の巣
虫型の種族が住んでいる。ぱっと見、いかつい外見をしているが、外殻は白っぽくあまり硬くないため戦闘能力は低い。そのためアビスのゼルナム族を追い返す事が出来ず、洞窟に引きこもる事となった。サイコメットから読み取れる彼等の思考にある「ニク」は肉ではなく、ネフト族の言葉で「こんにちは」「歓迎」のような意味であるとのこと。
玄城
東方地域の町。将軍ヤン ファンが住む。
黄京
東方地域の首都。幼いミカドの政治をツァオガオが操っており、最後のアビスゲートがある。アビスゲートがあるのが城のど真ん中であるが、最初からアビスゲートのある場所に城を建てたのか、城を建てた後に中でアビスゲートを開いたのかは不明。600年前に魔王が東方に侵攻してきた際には、東方の勢力を集結させ天の術法である陰陽術(太陽と月の術法)の力で対抗して魔王軍の撃退に成功。翌年には魔王が直々に出陣してきて、東方が壊滅するという被害に遭いながらも、魔王も消息を絶つという痛み分けに終わった。
ゼルナム族の巣
東方で消息を絶った魔王が纏っていた鎧が残されている。魔王の鎧が第5のゲートとは別に、アビスからのゲートを作ってゼルナム族を呼び出している。ゼルナム族というのはヒト型だったためにムング族がそう呼んでいるだけで、実際はアビスの魔物。

[編集] アビス

アビス
全ての元凶である異空間。一説によると、死星の地上であるとも言われ[1]、エンディングでもそれを裏付ける映像がある。
アビスゲート
アビスゲートは通常、アビスから現世に来るためのものであり一方通行だが、4つ目と5つ目のアビスゲートは宿命の子の力によって逆方向に開かれ、それに乗じる形でのみ侵入する事が出来る(当然、逆方向になったゲートはこちらからアビスへの一方通行であるため、宿命の子の力で開かなければ戻ってくる事は出来ない)。

[編集] ランダムで現れる場所

見せ物小屋
世界のどこかの町に何の前触れもなく隣接するように現れる。トレードでは、「見せ物小屋事務所」という物件がピドナにあるため、本部はピドナであると考えられる。「グレイト・フェイク・ショー」と称される珍しいショーを披露している。中央の青色の小屋には妖精が捕まっており、その町の宿屋に泊まると助けることができるが、その後は二度と現れなくなる。
右側の小屋では非常にグロテスクなモンスターが、左側の小屋では非常に珍しい何かが(ゲームや資料等では確認できない)、それぞれ見世物になっている。

[編集] 没地域

世界地図上に地形があり、詳細マップや入ることのできる場所なども用意されているが、ゲームプレイでは詳細マップを見ることができない地域。

沼地の廃墟
ポドールイの東、腐海の北のマップ。腐海と同様の紫色の沼の中に表示される。
魔王の玄室
沼地の廃墟の更に東、大草原の北のマップ。東側の山に囲まれた湖畔に表示される。
東海
魔王の玄室の更に東、玄城の北のマップ。東方の海辺にある町。
乾いた大河
腐海の南のマップ。前述の乾いた大河とは異なる。

この他にもシノンなど様々な没地域が存在することがデータから確認できるが、一往に通常操作で探索できるマップではない。

[編集] 聖王遺物・魔王ゆかりの品々

聖王・魔王、またはその仲間が存命時に使用したと言われている道具。総じて強力なアイテムであり、かなりの割合で戦闘が楽になる。例外を除き1つしか手に入らない為、扱う際には細心の注意が必要。オープンニグデモでその姿を確認できるが、氷の剣のみ含まれていない。

[編集] 聖王遺物

聖王の槍
かつて魔戦士公アラケスが使っていた魔槍を、聖王とピドナの工房の親方が改良した槍。ノーラの鍛冶工房が所有していたが、5年前に盗まれてしまう。神王の塔で入手可能。高く掲げて士気高揚の歌を歌う事で、味方に力を与える事が出来るが、その戦闘では逃げる事が出来ない。
聖王ブーツ
聖王廟で入手可能。聖王が着用していたブーツ。靴としては重いが、スタン耐性を持つ上、先制攻撃ができることも。
聖王のかぶと
聖王廟で入手可能。聖王が着用していた兜。目が眩むほどの光を放っている。精神攻撃への耐性を持つ。
王家の指輪
聖王家に代々受け継がれている指輪。封印された魔王殿の深層部に入るのに必要となる。自動回復&気絶攻撃無効化能力を持つ。これを利用した資金稼ぎ技は有名。また資金稼ぎ技を転用し、個数を増やすことも可能。
妖精の弓
聖王廟で入手可能。かつては妖精族の間で伝わっていた。自然の力を吸収する魔法の弓。ただでさえ高い命中率が固有技「妖精の矢」で更に上がる。
マスカレイド
ロアーヌ侯家に伝わる小剣。本来はロアーヌ侯妃に持たされる。カタリナが管理を任されていたが、何者かによって盗まれてしまう。神王の塔で入手可能。持ち主の掛け声に応じて巨大化して大剣になり、赤く光る刀身で敵を粉砕する。
七星剣
神王の塔で入手可能。星々の輝きをその刀身に集めパワーアップする事が出来、集めた輝きを一気に放出して攻撃することが出来る。バグ技により、常時パワーアップ状態の通称「LV七星剣」を手に入れることができる。
栄光の杖
神王の塔で入手可能。さまざまな聖職者たちに清められてきたヤドリギの杖。固有技「ブレス」で攻撃力を上げることができる。この聖王遺物だけは、モンスターが普通に落とす事もあるためいくつでも入手可能。
銀の手
ミューズの夢の中(夢のピドナ王宮)で入手可能。填めると利き腕ではない方の腕に利き腕の技術が与えられるという篭手。美しい彫刻が施されていて儀典用にも用いられていた。装備することによって二刀流が可能になる。ちなみに利き腕である右腕の腱を切られているシャールが装備すると、左腕が利き腕同様になって本来の力を発揮する(パラメータ上は腕力と器用さの上昇という形で現れる)が、二刀流は出来ない。
聖杯
レオニード城で入手可能。大会議(コングレス)においてレオニード伯爵が聖王の血を受けた杯。装備しているキャラはターンごとにWPが1回復する。
氷の剣
氷銀河で入手可能。ただし聖王が300年前に入手したのち新たに生成された物。氷の剣は自然が生んだ大剣で、氷銀河で長い時間をかけて氷の結晶が成長して生成される。この氷はどんな炎でも溶かすことはできない。絶大な攻撃力を誇る大剣だが、通常攻撃の扱いが他の大剣と異なり、技を閃きにくくなる傾向があるので注意が必要。装備者は常時フリーズバリアがかかり、行動前に攻撃されて反撃するとそのターンは行動できない。固有技に「霧氷剣」がある。通常攻撃のエフェクトが他の大剣と違うものとなり、攻撃属性は斬・冷となる。また大剣のグラフィックも固有の物となる。

[編集] 魔王遺物

魔王シリーズの武具は、呪われたアビスの力が秘められていて、1つでも装備するとWP・JPの消費が2倍になる。

魔王の盾
モウゼスの死者の井戸の底で入手可能。回避率0%だが、盾が自身の意思で敵の攻撃を防御する。そのため、全ての盾の中で唯一、象でなくても両手行動との併用が可能な上、二刀流との併用まで出来る特殊な盾。盾の中央に魔力を集めて術法の威力を高めるレンズがあり、ウンディーネとボルカノはこの盾をめぐって争っている。表示上の回避率は0%となるが実際はガーダーの役割に近く、攻撃を20%の確率で無効化する(ただ、通常の盾と異なりキャラクターの能力による回避率増加がなく、他の回避率20%の盾に比べて実際の発動は少ない)。さらに装備することで魔力増加のオプションも果たす。
魔王の斧
神王の塔で入手可能。斧の中では最高の攻撃力を誇る。固有技「ファイナルストライク」が使用可能。斧に再生能力が備わっているため、他のファイナルストライクが使用可能な武器と異なり、ファイナルストライクによって粉々に砕け散っても戦闘終了後に復活再生するという特徴がある。
魔王の鎧
東方の洞窟に眠る、最強クラスの漆黒の鎧。アビスゲートへ向かう際に入手できる5つの鎧の特長を併せたような能力。全能力値が上昇する。アビスからゼルナム族を呼び出していた。倒すことで入手可能。

[編集] レアモンスターと改造

本作には、プレイ中にはほとんどの場合出会うことのないレアモンスターというものが複数存在している。

これは、カセットロムにプログラミングされている「出現するモンスターのレベル」にあらかじめ上限が定めてあるためで、これがレアモンスターの出現するレベルに到達しないため出現しないのである。これらのレアモンスターと出会うにはこの上限をはずす改造をエミュレータープロアクションリプレイなどを使って行う必要性がある。種族によってはギリギリ出現レベルに到達し出現する可能性があるものや、一部の「数ランク上のモンスターが出現する」と言った固定モンスターにて遭遇が可能なものもいる。

また、出現レベルの改造でも出てこないため、エミュレーターで出現モンスターのデータをいじらないとでてこない「没モンスター」の存在も判明している。なお、エンディングのデモシーンや攻略本などではこれらのモンスターは普通に登場・紹介されているものもある。

[編集] 音楽

ロマンシングサガ3 オリジナルサウンドトラック
トラック DISC 1 DISC 2 DISC 3
1 プロローグ
〜死食の脅威〜
聖王の町ランス 魔王殿
2 オープニングタイトル 聖王廊 魔王殿地下
3 ユリアンのテーマ 術戦車バトル ビューネイの巣
4 エレンのテーマ グレートアーチ 火術要塞
5 サラのテーマ ジャングル 海底宮
6 トーマスのテーマ 妖精の村 迫り来る危機
7 ハリードのテーマ 夢魔 四魔貴族バトル1
8 ミカエルのテーマ ドフォーレの悪行 全滅のテーマ
9 モニカのテーマ 怪傑ロビンのテーマ
〜この世に悪はさかえない〜
悲しみのテーマ1
10 カタリナのテーマ 目覚め 悲しみのテーマ2
11 フィールド バンガード発進 いざ戦場へ…
12 バトル1 最果ての島 玄城バトル
13 勝利! 砂漠 ラストダンジョン
14 ポドールイ 水晶の廃墟 四魔貴族バトル2
15 ダンジョン1 東の国 アビスゲート
16 バトル2 諸王の都 ラストバトル
17 祝福マーチ ラシュクータ エピローグ
〜新たな旅へ〜
18 出航 神王の塔 エンドタイトル
19 ミューズのテーマ トレード ファンファーレ
20 ダンジョン2 オーロラ 宿屋で一泊
21 きょ・う・じゅのテーマ 雪だるまの町 トレード〜逆襲〜
22 ペット捕獲大作戦 氷湖 トレード〜敗北〜
23 船旅 グウェインの巣 きょ・う・じゅのテーマ
(オリジナルバージョン)
24 レオニード城

[編集] 参考文献

  • Romancing SaGa3 練磨の書 (ファミ通編集部 / アスペクト) (ISBN 4-89366-459-X)
  • Romancing SaGa3 冒険ガイドブック (NTT出版
  • Romancing SaGa3 基礎知識編 (NTT出版
  • Romancing SaGa3 完全攻略編 (NTT出版
  • ロマンシング サ・ガ 大全集 COMPLETE WORKS 1 through 3 (デジキューブ
  • ロマンシング サ・ガ3 プロローグ (NTT出版
  • 楽しいバイエル併用 ロマンシング サ・ガ3
  • ロマンシング サ・ガ3 オリジナル・サウンド・ヴァージョン
  • ロマンシング サ・ガ3 ウィンディ・テイル

[編集] 脚注

  1. ^ a b c 『ロマンシング サ・ガ3 練磨の書』より
  2. ^ 主人公の時はプリンセスガードに入隊する必要がある
  3. ^ モニカは仲間から外してもロアーヌで仲間に出来るが、会話が駆け落ち時のものになるためバグと思われる
  4. ^ 『ロマンシング サ・ガ3 基礎知識編』より
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