ブラジリアン・トップチーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブラジリアン・トップチーム(英:Brazilian Top Team)は、ブラジルのリオデジャネイロ市に所在する総合格闘技のチーム。略称はBTT。2000年、カーウソン・グレイシー柔術アカデミーから独立した選手たち(マリオ・スペーヒー、ムリーロ・ブスタマンチ、ヒカルド・リボーリオ、ベベオ・ドゥアルチなど)で結成された。
リオデジャネイロ市のラゴア区、ブラジル銀行アスレチック・クラブ(AABB)内にトレーニングセンターを構える。
目次 |
[編集] 概要
総合格闘技だけでなく、ブラジリアン柔術、グラップリング、ムエタイといった様々なクラスが存在し、打撃専門の選手も在籍している。
在籍するプロ選手はファイトマネーの10%をマネージメント料・施設使用料としてチームに納付するルールがあるが、このルールが元でトラブルになり、一時多くの選手が離脱する騒ぎとなった。また、2007年以降の総合格闘技界の再編に伴い、チームの主力選手が相次いで脱退する事態となった[1]。
ブラジルにおいて比較的富裕層に生まれ育った選手が多く集うためか、貧困層の選手が多いシュートボクセ・アカデミーとは仲が悪く、いろんな面で張り合う事も多い。
[編集] 主な所属選手
[編集] ブラジリアン・トップチーム
- ムリーロ・ブスタマンチ
- ベベオ・ドゥアルチ
- ヒカルド・アローナ
- ルイス・ブスカペ
- アラン・ゴエス
- ファビオ・メロ
- ミルトン・ヴィエイラ
- ホベルト・ドゥアルチ
- アレックス・ネガオン
- アレッシャンドリ・カカレコ
- ホジマール・"トキーニョ"・パリャーレス
- ブルーノ・フラザト
- アンジェロ・アロウージョ
- アドリアーノ・ペレイラ
- マルセーリョ・アルファイエ
- ホジソン・ホシャ
- クラウディオ・ゴドイ
- ホベルト・ゴドイ
- ファビアーノ・カポアーニ
- パウロ・ニコライ
- スーヤン・ケイロス
- アドリアーノ・ナサル
[編集] ブラジリアン・トップチーム・フランス
[編集] ブラジリアン・トップチーム・スウェーデン
[編集] かつての所属選手
- ヒカルド・リボーリオ(現在はアメリカン・トップチーム代表)
- カーロス・バヘット(現在はブラック・ハウスを主宰)
- ビクトー・ベウフォート(現在はブラック・ハウスに移籍)
- アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(現在はチーム・ノゲイラを主宰)
- アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
- パウロ・フィリォ(現在はチーム・パウロ・フィリォを主宰)
- エジソン・ドラゴ
- マリオ・スペーヒー
- ホアン・"ジュカオン"・カルネイロ(アメリカン・トップチームに移籍)
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ エースであったアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラに関してはファイトマネーの40%を納付する決まりとされ、ノゲイラはマネージメントは自ら行うとしてマネージメント料を除いた施設利用料20%への減額を主張するも折り合いが付かず、チームを脱退した。(Number 681、2007年7月5日号)