ナルシッサ・マルフォイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナルシッサ・マルフォイ(Narcissa Malfoy)は、小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔女である。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場巻
[編集] 人物
1955年にシグナス・ブラックとドゥルーエラ・ロジャーの三女として生まれる。ホグワーツ魔法魔術学校スリザリン寮出身で、ジェームズ・ポッター、リリー・エバンス、シリウス・ブラック、リーマス・ルーピン、ピーター・ペティグリュー、セブルス・スネイプらより五学年上の先輩にあたる。
死喰い人のルシウス・マルフォイの妻。ドラコ・マルフォイの母親であり、ワシミミズクでイングランド南部のウィルトシャーのマルフォイ邸からドラコにお菓子を送ったり、ドラコをダームストラング専門学校に通わせようとしたルシウスに「ダームストラングは遠い」と意見してやめさせたりする等、一人息子であるためかドラコを溺愛している。
純血のブラック家の出身で、ベラトリックス・レストレンジとアンドロメダ・トンクスの妹。ハリー・ポッターの名付け親であるシリウス・ブラックとレギュラス・ブラックの従姉、ニンファドーラ・トンクスの叔母にあたる。名前は花の水仙及びギリシャ神話のナルキッソスから。姉のベラトリックスには『臆病な女の子』や『姉妹』の意味をこめてか、シシー(Cissy)と呼ばれる。
背が高くすらっとしており、色白で髪はブロンド。目の色は青。4巻で、ハリーに「鼻の下で嫌な臭いがしているような顔をしていなければ美人」だと評された。しかし、ハリーの本音は、「鼻の下に糞がぶら下がっているようだ」だった。ルシウスより一つ年下で、6巻の時点で41歳。
映画ではヘレン・マックロイが演じることに決定した。