アンドロメダ・トンクス
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アンドロメダ・トンクス(Andromeda Tonks)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の魔女である。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 人物
1953年にシグナス・ブラックとドゥルーエラ・ロジャーの次女として生まれる。ホグワーツ魔法魔術学校スリザリン寮出身(ホラス・スラグホーンが「(シリウス以外は)ブラック家は全員わたしの寮だった」と発言しているので、おそらくスリザリン出身と思われる。)。
ニンファドーラ・トンクスの母でマグル生まれ(マグル出身の魔法使い)のテッド・トンクスの妻。純血の名家ブラック家の出身だが、テッドと結婚した事により一族の家系図からは抹消されている。姉にベラトリックス・レストレンジ、妹にナルシッサ・マルフォイがいる。シリウス・ブラックとレギュラス・ブラックの従姉であり、ドラコ・マルフォイの伯母にあたる。名前はギリシャ神話及び星座のアンドロメダから。
ブラック家の純血主義に対する考え方からか、シリウスとは仲がよかったようで、彼はアンドロメダを「好きな従姉だった」と言っている。
容姿は姉であるベラトリックスと酷似しており、初登場の際ハリーは誤って攻撃しそうになった。しかし、ベラトリックスと違い優しげな瞳をしている。髪の毛はライトブラウン。
ドジなところのある娘のニンファドーラや、娘から「だらしない」と言われている夫のテッドとは違い、家事の魔法が得意。娘にニンファドーラと名づけたのは彼女のようだが、ニンファド-ラ自身は「かわいい水の精」を意味するその名を気に入っておらず、人には「トンクス」と呼ばせている。