オラフ・トーン

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オラフ・トーン
名前
カタカナ	オラフ・トーン
ラテン文字	Olaf THON
基本情報
国籍	ドイツ
生年月日	1966年 5月1日
出身地	ゲルゼンキルヒェン
身長	170cm
体重	67kg
選手情報
ポジション	MF, DF
利き足	右足
代表歴
出場	52
得点	4
■Template（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

オラフ・トーン（Olaf Thon, 1966年 5月1日 - ）は、ドイツ（旧西ドイツ）・ゲルゼンキルヒェン出身の元サッカー選手。選手時代のポジションはミッドフィルダー、ディフェンダー（リベロ）。身長170cmと小柄ながら、優れた状況判断力と豊富な運動量でチームの司令塔役を担った元ドイツ代表選手。選手キャリアの後期はリベロとしてもプレーした。現在はシャルケ04の監視役メンバー。

[編集] 来歴

地元の有力クラブ、シャルケ04の下部組織を経て、1983年に16歳でプロデビュー。当時ブンデスリーガ1部と2部を行き来していたクラブにあって、10代にして主力選手として活躍。程なく西ドイツ（当時）代表にも選出され、1984年 12月16日の対マルタ戦で代表デビューを果たした。1986年のワールドカップメキシコ大会に臨む代表メンバーにも名を連ねている。

1988年に強豪バイエルン・ミュンヘンに移籍。ゲームメーカーとして攻撃陣の中核を担い、移籍初年度から2シーズン連続でリーグ優勝を成し遂げた。1990年にはW杯イタリア大会の代表メンバーに選ばれ、自身は2試合の出場に留まったもののチームの優勝を経験した。

1994年からは故郷に戻りシャルケ04に復帰。この頃からポジションをリベロに転向し、積極果敢な守備と前線への正確なパス供給、好機時の鋭い攻め上がりでチームを牽引した。1997年にはクラブ初の国際タイトルとなるUEFAカップの獲得に貢献。また1998年にはW杯フランス大会において自身3度目となる代表選出を受け、負傷のため出場できなかったマティアス・ザマーに替わってリベロ役を務めた。

2002年に36歳で引退。翌2003年1月にシャルケのホームスタジアム、アレナ・アウフシャルケで行われた引退試合には6万席以上の客席が満員となる程のファンが詰め掛けた。