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エースコンバット3 エレクトロスフィア - Wikipedia

エースコンバット3 エレクトロスフィア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ACE COMBAT 3 electrosphere
(エースコンバット3 エレクトロスフィア)
ジャンル ドラマチックフライトシューティング
対応機種 プレイステーション
開発元 ナムコ
発売元 ナムコ
人数 1人
メディア プレイステーション用CD-ROM 2枚組
発売日 1999年5月27日
THE BEST版:2000年12月7日
価格 6,800円(税別)
THE BEST版:オープン価格
デバイス ナムコネジコン、アナログジョイスティック、デュアルショック
売上本数 1,164,000本
その他 BEST版にはフォトスフィアが付属しない。初回限定品としてピンバッチがもらえた。
ファミ通 シルバー殿堂入り
  

エースコンバット3 エレクトロスフィア』(ACE COMBAT 3 electrosphere、通称エースコンバット3)は、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)より発売された、プレイステーションフライトシューティングゲームエースコンバットシリーズ第3作。付属品としてイラスト・CG集・資料のフォトスフィアが同梱されていた(Best版には同梱されていない)。

目次

[編集] 作品概要

[編集] 作品テーマ、設定の特色

サブタイトルの「エレクトロスフィア = Electrosphere」は、コンピュータネットワーク上の空間をイメージした造語である。

シリーズで初めて外部(Production I.G)制作のアニメパートを挿入した事と、脚本家の佐藤大を舞台設定・脚本担当として招いた事が大きな特徴。世界情勢やマスメディアの概念・設定を取り入れる等、世界観の作り込みが行われ、前作までのシリーズ作品と比較して非常にストーリー性が強くなっている。プレイステーションの性能を限界まで引き出したその描写クオリティは高く、機体の挙動についても前作から大きく進化している。公式サイトに掲載されている開発スタッフのコラムによれば、CD-ROM2枚分では収まり切らなかったデータを圧縮等の工夫をして収めたという。

しかし、前作までの作風から大きく路線を転換し、サイバーパンクSF色の強いストーリーを前面に押し出し、アニメパートがゲームの随所に挿入されるという演出は、その余りにもアニメ的な作風に嫌悪感を示すファンがいる一方、練り込まれた世界観やストーリー性を高く評価する声もある等、ファンの間で賛否両論を呼んだ。また、現実世界の実在する戦闘機を登場させている以上、シリーズが長期化するにつれて登場する機体がマンネリ化するというエースコンバットシリーズの根本的問題点に対して、架空の戦闘機の大量導入という手法を持ち込む事で、一つの解決策を提示しようとした。これについても近未来風の独特の架空機群を評価する声もあるが、一方で現実の戦闘機の外観がリアルに再現される事を期待していたファン層からは問題視された。ストーリー性を重視した作品コンセプトは、以降のシリーズ作品にも程度の違いこそあるものの受け継がれていく事となったが、SF色の強さという点に関しては今もってシリーズ中でも異色の作品であり、その評価を巡っては、現在も様々な言説が絶えない。また、ストーリーの核心部分のコンセプト及び台詞は、ほぼ同時期に製作されたテレビアニメカウボーイビバップ』において、本作と同じく佐藤大が脚本を書いた第23話「ブレイン・スクラッチ」に酷似していることが指摘されている。

[編集] システム面について

ゲームの進行システムも他の作品とはやや異なる。まず作戦報酬の概念がなく、従って機体の購入や売却といったシステムもない。搭乗機は分岐したシナリオの進行状況によって与えられる機体から選ぶ。

追加された主なシステムは、戦闘機ごとに用意された機銃とミサイルの選択が可能になった事、ミッションアップデート・空中給油・離陸ミッションの追加、戦闘結果でのミッションの細かい分岐、右スティック(および十字キー)による視点操作、敵機の注視など。これらは後の作品でも用いられている。なお、2まで用いられていた燃料の概念はタイマーという形になった。ミッション中に挿入される会話文も横文字になった。 本作のみの特徴としては、宇宙を舞台にしたステージの存在やHUDの表示が未来的な点が上げられる。具体的には、ベクトルマーカーの表示、傾いている方向が視覚的にわかりやすい角度計、加速度を示すグラフィックなど。

作戦中でのプレイヤーの行動によってシナリオやミッションが分岐し、大きく分けて5種類のエンディングが用意されている。そして、全てのシナリオをクリアすることで物語の全体像がプレイヤーに分かる様になっている。

[編集] その他の作品特徴

  • 後付けの設定になるが、『UGSF』は『ACE COMBAT 3』の数世紀後の世界という設定が『New Space Order』の公式サイトで公表されている。
  • 作中に登場する航空機の半数程度は完全な架空機であり、残りの航空機に関しても実在する機体(F-15F-22Su-37など)をモデルにしてはいるが、基本的に架空機という設定である(当該の航空機メーカーからライセンスを取得せず愛称の実名を使用していることと、F-22c,F-18Iなどと数世代分改良されているが、2040年という未来で現用機を使い続けるのは非現実的なためだと思われる)。
  • ジャケットイラストは白を基調とし、描かれている戦闘機はSu-37をベースにしたゲームオリジナルデザインの機体である。
  • 海外版はストーリー面が大幅に削られている。

[編集] ストーリー

国家という枠組みが、軍事力を有する多国籍企業の台頭によって意味を成さなくなった2040年の未来世界。ユージア大陸ではゼネラルリソースとニューコムの2つの多国籍企業が互いにしのぎを削り、両者の間に緊張が高まっていた。これに対して、NUN(新国際連合)直属の平和維持機構UPEOが有する特殊部隊SARFのメンバーである絋瀬玲名、フィオナ・クリス・フィッツジェラルド、エーリッヒ・イェーガー、そしてプレイヤーに無期限の待機命令が下される。

[編集] 用語集


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] 国家、組織等

ゼネラルリソース(General Resource LTD)
ユージア大陸を実質的に支配する多国籍企業体(Multi-National Company)。USEA北部の大都市ポート・エドワーズに本社を構えている。数多くの大企業の合併統合の末に誕生した企業であり、あらゆる産業を網羅する絶対的な資本力によって政治・経済・司法・軍事等、全ての面で国家を凌ぐ影響力を持つ。しかし、強大な資本力や影響力を背景にした他社への圧力や大規模開発の環境に対する無配慮等、その強権的な経営手法は反グローバリズム団体や環境保護団体等からの強い反発を招いており、反企業過激派によるテロの標的となる事も珍しくない。また、巨大企業故に企業としての思想は保守的で、それに不満を持つ技術者のニューコムへの集団移籍が発生する等、ニューコムと比較して先進性を求める技術職や研究職にとって企業としての魅力に欠ける面があるのは否めない。あらゆる情報・電子機器の管理を司る電脳空間「エレクトロスフィア(electrosphere)」と、その端末OSである「データスワロー(Data-swallow)」を開発した企業でもある。
UGSFシリーズにも銀河連邦宇宙軍に兵器を供給する企業として登場する。また、『リッジレーサー5』にはゼネラルトレーディング社の看板が、『リッジレーサー6』にはゼネラルリソースが運行している航空機やデータスワロー等の看板が、『リッジレーサー7』にはニトロシステムの供給元として登場する。
GRDF(General Resource Defense Force)
ゼネラルリソースが有する軍組織。対テロ防衛を名目としているが、その実態は合法非合法を問わず内外の反抗勢力を排除する事を目的とした特務部隊である。USEAに対する治安維持協力といった表向きの活動から他社に対する妨害工作や不穏分子の暗殺までその任務は多岐にわたる。その強引な手法から強権的と評されるゼネラルリソースの中でも特にそれを体現する組織だといえる。ゼネラルリソースによる経済支配で弱体化した国家間では戦争状態になるほどの対立は発生しなかった為、新たな兵器の開発は進んでおらず、GRDFでは旧来の兵器を改良した物を多く使用している。特に航空機はそれが顕著で、2040年代に入った現在もF-15F-16の改良型を使用している。パイロットからは安定した飛行ができる堅実な旧型機への信頼は高いが、性能で勝る「Rナンバー」シリーズを有するニューコムに対抗する為に新型機の開発を進めている。
ジオフロント
ゼネラルリソースが、隕石の落下によって壊滅したUSEA北東部の都市セント・アークに建設した巨大地下都市。ジオフロントとは、文字通り地下都市を意味する。ジオフロント・パスと呼ばれる地下トンネルで地上と結ばれており、多数のシャフト(支柱)で構造を維持している。このシャフトには、災害等の緊急時に使用される都市起爆システムが組み込まれており、万一の場合には支柱の爆破によって都市全体を崩壊させる事も可能である。地下都市という性質上、空気清浄システムとしてイーオン・ジェネレーターが設置されている。
ニューコム(Neucom inc.)
近年の急成長によりゼネラルリソースとの対立が深刻化しつつある新進の企業。社名はニューロンコンピュータカンパニーを合わせた造語である。ゼネラルリソースと同じくポート・エドワーズに本社を構える。前身は財政難から民営化された政府機関「政府宇宙管理機構(EASA)」で、大手航空会社を吸収合併した後、上層部の方針に不満を持つゼネラルリソースの技術者が集団移籍した事で誕生した。現在のニューコムは大別して「ニューコム・バイオ」「ニューコム・インフォ」「ニューコム・スフィア」「ニューコム・スペース」「ニューコム・パブリッシング」の5部門で構成され、近年では更なる他業種への進出も見せる巨大複合企業である。ゼネラルリソースと比較して自由で先進的な企業風土を持ち、その為に数多くの優秀な技術者を集める事に成功している。特にバイオ・ナノテク分野や優れた宇宙開発力に支えられた情報通信分野の技術力はゼネラルリソースのそれを大きく上回っており、これらを独占的に利用する事で強大なゼネラルリソースの影響力に対抗している。一方でバイオ部門が環境保護団体から抗議を受ける等、企業としての暗部もゼネラルリソースと同様に存在する。
※ UGSFシリーズにも、銀河連邦宇宙軍に兵器を供給する企業として登場する。また、『リッジレーサー6』にはニューコムが運行している航空機やエレクトロスフィア等の看板が登場する。
情報環境開発事業部「ニューコム・インフォ」
新世代AI連想記憶メモリの開発等、コンピュータ技術の研究開発を担当。一部の技術は無人戦闘機等の軍事兵器への応用が行われている。
宇宙環境開発事業部「ニューコム・スペース」
航空宇宙産業を担う。「Rナンバー」シリーズや「イーオン・ジェネレーター」等の新技術を生み出した。ニューコムの高い技術力を支える基幹部門の一つである。
生命環境開発事業部「ニューコム・バイオ」
バイオナノテクノロジーを担当する。生化学研究事業の他に、ナノマシンを建築作業に応用した「ナノバイト」の研究開発等も行っている。
通信環境開発事業部「ニューコム・スフィア」
NOC(Network Operation Center)事業から、「エレクトロスフィア」を構成する地球規模の衛星ネットワークシステムまで、通信事業全般を担当する。
広報外務部「ニューコム・パブリッシング」
ニューコムの対外的な広報や外務交渉の他、それらを含めた報道や出版による大衆操作等も担当する。
NEU(Neucom Emergency Unit)
ニューコムが有する非常事態対策機構。本来は自社に関連する事件事故等の不測の事態に対応する為の警備部門とされているが、現在は主にゼネラルリソースとの軍事的な摩擦に備えた軍組織となっている。配備されている兵器群には同社の誇る最新技術が投入されており、流線形を多用した有機的デザインが特徴の新世代航空機「Rナンバー」シリーズを始めとして、対立するGRDF側の装備を上回る性能の兵器が配備されている。
メガフロート(Mega Froat)
ニューコムが2039年に完成させたメガフロート式海上移動都市。島内にはニューコムの研究施設や工場設備を始めとした民間施設も多数存在しているが、軍港や空軍基地等の軍事施設がある為、実質的には移動軍事拠点として機能する。住居に関しては、完成後しばらくの間はニューコム社員にのみ販売していた。
NUN(Neo United Nation)
新国際連合共同体、国連である。USEA北部のスナイダーズ・トップに本部を置く。国際平和や友好の維持を目的とするが、企業の影響力増大による国家の弱体化や国家数そのものの減少によって、既に大規模な国家間紛争と呼べるものは無くなって久しく、それに代わり激化しつつあるゼネラルやニューコム等による企業間紛争の調停役となっている。
UPEO(Universal Peace Enforcement Organization)
NUN直属の治安維持対策機構。ユーピオと読む。本部はUSEA東部に位置する都市エキスポ・シティー。民族や国家の枠組みを超えた全世界の平和と治安の維持を目的とし、平和維持委員会が有する権限によって統治力を失った国家に代わり企業を法的に拘束できる数少ない非企業組織であるが、近年まで所属議員の大半がゼネラルリソース出身者で占められていた為、国連の威を借りたゼネラルリソースの代行機関といった状態であった。しかし、2037年にクラークソン議員が代表就任したことで改革が進められ、対話による企業間紛争の解決を試みる等、設立の精神である平和主義を再確認し、その本来の役割を取り戻しつつある。ある程度の軍備を保有しているが、平和維持を目的とする為に強力な兵器の保有を意図的に避けていた事、ゼネラルの影響力等の政治的事情、実際の派兵回数の少なさ等から「張り子の軍隊」と揶揄されている。組織改革によって国際社会でのUPEOの役割が増大しつつある現在では、深刻化する企業間紛争に対応する為に新たに軍備の増強を急いでいる。
※ 組織的には安保理に近いが独自の軍事力を有している点が異なる。『リッジレーサー6』にはISAF軍(エースコンバット04)の機首にUPEOのマークが描かれた航空機が駐機してある。このことからUPEOの前身がISAF軍であることをうかがわせる。
SARF(Special Armed Response Force)
UPEOの特別航空部隊。サーフと読む。国連直属の組織というUPEOの立場上、本格的な軍事力の保持は避けられていたが、企業間紛争の深刻化に対応する為に、2040年になってSARFが設立された。その装備は企業間紛争に対する中立性維持の観点から、UPEOによる自主開発機の採用がなされている。更なる軍備増強に備えてゼネラルリソース、ニューコム双方からも機体の提供を受けているが、性能面で両社の保有する新鋭機に劣る為、UPEOによる戦闘機の自主開発も継続して行われている。
ウロボロス(OUROBOROS)
全人類に肉体を放棄させ、その精神をエレクトロスフィアへサブリメーションさせるという信念に基づき、ゼネラル、ニューコム、UPEOのそれぞれの賛同者たちで構成された蜂起集団。
空中空母スフィルナを拠点にし、賛同者の所属していた組織が所有する最新鋭のエアロコフィンを黒くカラーリングして使用している。
組織マークは、組織名であるウロボロスをイメージしたものである。声明文の映像ではライフゲーム的なものを多用する。
※ 『リッジレーサー6』にマークが描かれた航空機が登場する。
USEA(ユージア)
ユージア大陸の全域を領土とする巨大連邦国家。しかし、都市計画や公共事業を始めとして司法や警察に至るまで、およそ国家としての機能の大半をゼネラルリソースに依存しており、その名称はもはや単なる地域区分以上の意味を持っていない。

[編集] 架空機/架空兵器

[編集] ゼネラルリソース

F/A-32C アーン(Erne)
あらゆる任務に対応する高い汎用性を目指して開発されたマルチロール機。しかし、想定任務の多彩さが開発期間とコストの大幅な増加を招き、実戦部隊への配備数は少数に留まっている。主に老朽化しつつあるF-16XF/XA、F/A-18Iからの転換が進められている。
アーン(Erne)とはオジロワシの意。
全長:13.72m、全幅:10.97m、全高:3.51m、総重量:22680kg、最高速度:2324km/h
※ デザインベースはゲーム開発当時に「X-35」とJSF計画制式採用機を争っていた「X-32」と考えられる。「X-32」が「X-35」との比較試験に敗れ、「F/A-32」は実在しない戦闘機となってしまった上、スマートな機体形状にデザインが大きく変更されており、事実上の架空機となっている。アーン(Erne)という愛称も架空のものである。
XFA-36A ゲイム(Game)
ゼネラルリソースがニューコムの新型機に対抗する為、高機動ステルス実験機のデータを元に開発した無尾翼高機動ステルス戦闘機。無尾翼という特殊形状や3次元ベクタードノズル、飛行速度に応じて折り畳まれる主翼翼端可変機構といった特徴を持ち、高いステルス能力、機動性、安定性を兼ね備える。
ゲイム(Game)とはゲームから。
全長:19.51m、全幅:13.2m、全高:2.8m、総重量:32116kg、最高速度:3304km/h
※ ベースとなった高機動ステルス実験機とは、同じく無尾翼機である実験機「X-36」と考えられている。
アントリオン(Antlion)
ゼネラルリソースの空挺部隊に配備されている多脚空挺戦車キャタピラタイヤではなく、4脚の脚によって移動し、地形を選ばない高い機動力を誇る。
アントリオン(Antolion)とはアリジゴクの意。
O.S.L
「Orbital Satellite Laser(衛星軌道上レーザー)」の略。R・ヘルナンデス博士によって開発された、衛星軌道上からの攻撃が可能なレーザー兵器。ゼネラルリソースが保有する4基の軍事衛星に搭載されている。

[編集] ニューコム

R-101 デルフィナス#1(Delphinus #1)
ニューコムが自社の航空宇宙産業技術を利用して開発した戦闘攻撃機。戦争初期のNEUの主力である。後にUPEOにも供与されると、フィーとエリックの乗機となるなど、こちらでも主力となる。この機体を含め、UPEOに供与された機体には、製造メーカーに関わらず型式番号末尾に「U」が付く。この機体の場合は「R-101U」となる。
機種名はマイルカ属の学名。
全長:20.48m、全幅:12.6m、全高:4.1m、総重量:8098kg、最高速度:2856km/h
R-102 デルフィナス#2(Delphinus #2)
デルフィナス#1の改良型。エンジンを大出力の単発エンジンに変更した事で翼面荷重が低下、機動性能が向上した。
全長:20.52m、全幅:13.2m、全高:4.5m、総重量:9057kg、最高速度:3304km/h
R-103 デルフィナス#3(Delphinus #3)
デルフィナスシリーズの最終発展型となる次世代機。新技術を投与し、デルフィナス#2と同じエンジンを2基積むことで出力を大幅に向上させた。機動性は若干落ちたが、様々な兵装が使用可能である。
全長:20.66m、全幅:13.8m、全高:4.9m、総重量:10040kg、最高速度:3920km/h
R-201 アステロゾア(Asterozoa)
対地攻撃を目的に開発された攻撃機。双胴式の機体構造が特徴的。大量の兵装を搭載可能だが低速で動きも鈍重であり、戦闘機相手には的と化してしまう。UPEOにも納入される。
機種名はヒトデなど、星形動物亜門の学名。
全長:18.13m、全幅:20.6m、全高:2.9m、総重量:25013kg、最高速度:1540km/h
R-211 オルシナス(Orcinus)
アステロゾアの後継攻撃機。強力なエンジンを搭載し最高速度に優れる。反面、旋回能力にやや劣るものの、なお次世代戦闘機相手の格闘戦にも十二分に対応できるだけの能力を持つ。UPEOにも納入され、その性能でエリックを感心させる。
機種名はシャチ属の学名。
全長:22.56m、全幅:8.2m、全高:2.21m、総重量:12022kg、最高速度:3304km/h
R-311 レモラ(Remora)
モビュラに搭載される、高高度からの奇襲作戦専用のパラサイト・ファイター。世界最速とも言われる最高速度を誇るが、安定性や旋回性に劣る。
機種名はコバンザメの意。
全長:14.88m、全幅:5.82m、全高:1.8m、総重量:5105kg、最高速度:5068km/h
R-352 セピア(Sepia)
衛星攻撃用に開発された武装再利用打上機で、宇宙空間での軍事作戦に使用される。機銃には中性子砲を、誘導兵器には陽電子砲を装備している。
機種名はコウイカの意(色彩の『セピア色』も、元々はイカから来ている)。
全長:30.16m、全幅:10.74m、全高:4.9m、総重量:60280kg、最高速度:3054km/h
R-501 ライコドン(rhincodon)
ニューコム製の大型輸送機空中給油機型も存在する。
機種名はジンベイザメの意。
全長:75.75m、全幅:45.2m、全高:6.85m、総重量:350498kg、最高速度:1836km/h
R-505U
ニューコム社よりUPEOに提供された要人専用機。超音速旅客機としての快適性に優れている。
全長:80m、全幅:22.6m、全高:9.2m、総重量:181030kg、最高速度:3060km/h
R-531 モビュラ(Mobura)
レモラの搭載母機。機体外部に複数機のレモラを搭載し、高高度で作戦空域へ接近、レモラを発進させる。作戦終了時に子機を回収し離脱する。
機種名はヒメイトマキエイの意。
全長:99.83m、全幅:110.8m、全高:17.58m、総重量:432040kg、最高速度:1102km/h
R-701 トライキス(Triakis)
ニューコム製の攻撃ヘリ。敵への攻撃などは全自動で行われる。
機種名はドチザメの意。
全長:15.3m、全幅:16.7m、全高:2.66m、総重量:5540kg、最高速度:734km/h
R-808 フォーカ(Phoca)
ニューコム製再利用打上機。セピアの改造母機。
機種名はゴマフアザラシ属の学名。
全長:29.74m、全幅:15.96m、全高:5.51m、総重量:72310kg、最高速度:----km/h
XR-900 ジオペリア(Geopelia)

詳細はX-49を参照

ゼネラスリソースからニューコムへ移籍した開発者たちがナイトレーベンを再設計した機体。
機種名はハト科チョウショウバト属の学名。ニューコム系の航空機の中で、唯一名前が海洋生物から取られていない機体。
全長:17.18m、全幅:29.95m、全高:3.72m、総重量:30218kg、最高速度:5068km/h

[編集] ウロボロス

UI-4053 スフィルナ(Sphyrna)
UPEOが建造した空中空母だが、ニューコム機に偽装したUPEO機のエキスポ・シティー襲撃の電子戦支援後、ウロボロスに奪取されその本拠地となる。形状は飛行船に似る。機体下部に発着艦機構を持ち、滑走路後部にある複数のアームを使って飛行する艦載機を固定し艦内に格納する。バルーンにあたる部分には格納庫を持つ。最高速の遅い巨体ながら、満載された対空機銃と護衛艦載機により、容易に航空機の接近を許さない。
機種名はシュモクザメの学名。
全長:238.5m、全幅:90.92m、全高:53.44m、総重量:254200kg、最高速度:404km/h
UI-4054 オーロラ(Aurora)
かつてロッキード・マーティン社スカンクワークスが開発していると噂された偵察機オーロラがモデルと思われる。漆黒の巨大な機体で、その機動・スピードは並の戦闘機の追随を許さない。性能はナイトレーベンに勝るとも劣らない。
全長:30.36m、全幅:17.14m、全高:6.25m、総重量:60100kg、最高速度:3920km/h
X-49 ナイトレーベン(Night Raven)

詳細はX-49を参照

ゼネラスリソースが開発していた次世代戦闘機の研究機。旧来の戦闘機とは一線を画する性能を誇る。ブーメランのようなフォルムで、機銃の代わりにビーム兵器が搭載されている。
機種名はゴイサギの意。「不吉の兆し」といった意味もある。また、Ravenにはワタリガラスという意味もある。
全長:17.2m、全幅:30.11m、全高:3.82m、総重量:39940kg、最高速度:5068km/h

[編集] その他

UI-4052 クラリアス
匿名のテロリストがテロ行為に用いた、細菌兵器を満載した飛行船。形状はスフィルナに似る。

[編集] モデル実在機

実在機をモデルにした機体については、名称と愛称のみを記し、モデル機体はリンクで示す。これらの機体はモデル機にコフィンシステムを搭載し、さらに技術の進歩に伴う改良を加えたものである。

ゼネラルリソース所属機

UPEO所属機

※実在するMiG-29の発展型MiG-33とは無関係である。
その他、ゼネラル社からはF-16XFとF/A-18Iの供給を受けている。
またC-17Bを独自に改装したEK-17Uを使用している。
ニューコム社からの供与機はニューコム航空機一覧を参照。


[編集] 架空の技術/製品

エアロコフィン
このゲームにおける戦闘機の総称。コフィン = CoffinとはConnection For Flight Interfaceの略語で、神経接続による軍用兵器操縦システムのことである。兵器と神経接続された兵士は、装甲で覆われ完全に外界から遮断されたコクピットの中に横たわり、ヘッドマウントディスプレイや全周モニターから外部の全視野を得て操縦を行うが、この状態から「 = Coffin」にかけたネーミングでもある。単にコフィンといえばこの形式のコクピットのみをさすが、これを使用した航空機に関しては、機体全体を棺に見立て、エアロコフィンと称する。
神経接続による操縦という特性上、本来パイロットがエアロコフィンに乗り込む必要はなく、テレイグジスタンスによる遠隔地からの操作も可能であるが、情報の往来にタイムラグが生じるため、優秀なパイロットは直接エアロコフィンに乗り込んで機体の能力をフルに発揮させている。
なお、5で登場する「ファルケン」ではやはり閉鎖的なコクピットにカメラからの映像が写されており、同じくコフィンシステムと呼称されていた。UGSFシリーズのNew Space Orderではさらに発展し、登場する機体「ジオキャリバー2」の操縦システムもコフィンシステムと呼称されている。
詳しい説明については、コフィンシステムを参照。
ENSI規格
ENSIとは Electro-Neuron-Synapce-Interface の略語で、パイロットの神経細胞とコンピュータを接続する回路のパス規格を言う。2040年において一般的な規格は、ENSI規格のケーブルを使って、パイロットの掌から運動神経系と反射神経系の神経細胞の活動を読みとる電極と、機体のコンピュータを繋ぐものである。これによってパイロットは、文字通り意のままにエアロコフィンを操縦する。
レナの使用しているENSIシステムは、オプトニューロンを使用した独自のものである(後述)。
UGSFシリーズのNew Space Orderでは、ENSI規格を元にさらに発展した規格「N.B.B.(Navigate By Biosignal = ナビゲート・バイ・バイオシグナル)」もある([1]より)。
Rナンバー
ニューコム社製航空機の俗称であり、同社の優れた航空技術力の代名詞。ニューコム製航空機の型番には、「革新的」を意味するRadicalのRが使用されており、このことから一般にRナンバーと呼ばれている。最新鋭の機体は、パルスを用いたエネルギータイプの機銃を使用できる。
データースワロー
ゼネラルリソース社が2032年に発売した端末用OSで、エレクトロスフィアに接続するブラウザを搭載している。ゲーム開始時のバージョンは、3.2.2にアップデートされている。結果、既に使われなくなった言語の翻訳や大規模な範囲で蔓延したコンピュータウイルスの対応、ソフトの追加がなされている。また、エアロコフィンにも対応しているOSである。発売後からエレクトロスフィアと共に爆発的に普及し、生活の必需品となっている。
起動中、画面はクリーム色のようなチューブ型トンネルのような空間を進んでいく。その時折、トンネルと同じ色の球状の物体が通り過ぎていく。
主なコンテンツとして、ビデオフォンやデータ放送、文字放送等がある。
エレクトロスフィア
ゼネラルリソースが開発した情報ネットワーク空間。エレクトロスフィアの登場は、情報化社会の急激な発展を促した。
ナノバイト
ニューコム・バイオが開発した建築用途の目的で使用されるナノマシン(小型ロボット)。自己増殖能力を持つ。製品のCMにおいてはナノバイトを基にしたデフォルメキャラクターを用いて宣伝を行っている。
イーオン粒子
基本的に空気洗浄の目的で使用される粒子。イーオン粒子を発生させる大型の施設「イーオン・ジェネレーター」が都市部に設置されている他、家庭用製品として、イーオンジェットがある。
サブリメーション
人の持つ人格をコンピュータ上にコピーする技術。。マーサ・ヨーコ・イノウエが基礎理論を構築したが、実験を行っていた研究所の爆発事故により研究は凍結される。ニューコムに所属するサイモン(後述)のAI理論もこの考え方に近い。

[編集] 登場人物

[編集] UPEO

プレイヤー
名前はゲーム開始時に自由に変更可能。デフォルト名のnemoはラテン語では「誰でもない」を意味する。当初はSARF所属の4番機パイロットであったが、数々の戦闘の中で徐々に頭角を現し、エースパイロットとしての地位を固めていく。全ての戦いが終わった時、エレクトロスフィア(電脳空間)を中心とした、この世界の真の姿を知る事になる。

Template‐ノート:SpoilerHでの議論により、この折り畳みテンプレートは9月1日に廃止となります。記事を編集してテンプレートを除去してください(単純に除去するのではなく、記事を整理した上で除去することが推奨されます)。また、新たに使用しないで下さい。

紘瀬玲名 (声:白鳥由里
2021年4月27日生まれ。TACネームはレナ。SARFのパイロットで隊長を務める。生まれつき太陽光を浴びられないシルバーストーン病という特殊な病気を患っており、外出時は宇宙服同然の防護服を着る必要がある。そのことによって幼少期に周囲の好奇の目に晒され、内気な性格になったが、その反動で空を飛ぶ事への強い憧れを抱いていた。2030年、ゼネラルリソースのエースパイロットであったアビサル・ディジョンとの出会いによって、わずか9歳にしてゼネラルリソースに入社、ゼネラル社の極秘研究「DOE計画」の被験者としてテストパイロットとなる。ゼネラル社の機密に関わっていた為、開発終了後も長期間軟禁されていたが、2037年にUPEOへ移籍し、SARFのエースパイロットとなった。難病を抱えながら天才少女パイロットとして自己実現を果たした姿がマスコミで大きく取り上げられており、感情を表に出さない性格と物静かな口調も相まって、UPEOのアイドルと呼ばれる等、世間の高い人気を得ている。一方で、「空を飛ぶ」という事にアイデンティティの多くを依存しており、空を舞える立場=「翼」を守る為には他を犠牲にする事を躊躇わない。また、現在は別組織に所属しているディジョンに、未だに強い従属心を抱えている。任務の最中、プレイヤーの戦闘機動に自分と似ている部分を感じ、関心を示す様になる。
ゼネラル在籍時に受けた手術によって、自らの中枢神経と操縦する機体とを、人工光学神経網「オプトニューロン」を用いて直接接続する特殊なENSIシステムを使用可能な事が、空戦時の彼女のハイパフォーマンスを助けている。部隊での乗機は、このENSIシステムに対応した専用のSu-37で、他のSARF隊員と異なり、作戦に応じた搭乗機の変更が困難である。パイロットスーツも独自の宇宙服様のものを着用する。
※ シルバーストーン病に似た実際の病気として色素性乾皮症がある。
フィオナ・クリス・フィッツジェラルド (声:渡辺久美子
2016年1月26日生まれ。TACネームはフィー(NEU移籍後はシスター)。SARF所属の2番機パイロット。明るく歯切れの良い性格で、時に粗忽な面も見せる隊のムードメーカーだが、本質はしっかりした優等生。同僚であるプレイヤーに対してはライバル意識も持っているが、寄せる信頼も厚い。両親がゼネラル社上層部に属するという恵まれた家庭に育ち、3歳の頃からパイロットとしてのエリート教育を受けてきたが、自らの正義感やニューコムに入社した姉のシンシアへの反発からゼネラル、ニューコムのどちらも選択せず、UPEOに入りSARFのパイロットとなった。幼い頃から常に比較されてきた天才にして夢想家の姉に対して、強い憧れや愛情、コンプレックスが混在した複雑な感情を抱いており、それが負けず嫌いな性格の元となっている。
エーリッヒ・イェーガー (声:保志総一朗
2016年8月30日生まれ。TACネームはエリック。SARF所属の3番機パイロット。中流階級の出身で、両親に甘やかされて育ったためか、SARFのメンバーの中では最も飛んで戦うことに無自覚である。レナを同僚でありながらアイドル視し、ゼネラルとニューコムの戦争も他人事のようにとらえるなど、未成熟な面が目立ったが、戦いを重ねる中で成長していく。Su-37フランカーへのこだわりが強く、ゲーム開始時に同機に乗っているレナを羨ましがり、後に乗機としてからは、最新型のSu-43が配備された後もフランカーに乗り続ける。
ガブリエル・W・クラークソン (声:糸博
1984年2月29日生まれ。穏健派として知られるUPEOの代表。ニューコムと太いパイプがあり、「ゼネラルの傀儡」と揶揄され実質的機能を果たしていなかったUPEOの再建に成功する。
ギルバート・パーク (声:麦人
1992年3月6日生まれ。UPEO司令。ゼネラルリソースの出身だが、ニューコムへの科学者大量流出事件を手引きしたため、ほとぼりを冷ます形でUPEOへ出向させられ、以降はゼネラルの意を汲んでUPEOを操る役を担うが、それに飽きたらぬ野心を秘める。このような出自があり、また武断派であるためクラークソンとの関係は微妙。

[編集] ゼネラルリソース

アビサル・ディジョン (声:江原正士
1997年10月10日生まれ。GRDF隊長であり、体力の衰えが出る40の坂を越えてなお第一線にある。TACネームはアビス。
GRDFの隊長として、テレビ番組に出演しゼネラルの意思を代弁することもあり、一介のパイロットに留まらない存在感を有している。その性格は沈着冷静で、腕利きの実戦派パイロットが揃うGRDFにあって部下から深い信頼を得ている。一方で深謀遠慮に富み、腕を見込んだプレイヤーに対し作戦飛行中にも関わらず露骨なGRDFへの勧誘を仕掛ける、あるいは上層部の意も得ないまま独断専行で作戦行動を行うなど、片腕のキースですらその真意を測りかねることも多い。ヨーコとはかつて恋愛関係にあった。

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キース・ブライアン (声:中村大樹
2010年5月19日生まれ。GRDFのパイロット。TACネームはマッドキャップ。ディジョンとのチームではもっぱら戦闘攻撃機に乗り、制空戦闘機に乗るディジョンのバックアップを務める。ディジョンとは古い付き合いで、彼と対等に話せ、またその操縦の腕を認められている数少ない人物。が、最近はディジョンとデータスワローを介する以外でコミュニケーションをとる機会が皆無で、一抹の寂しさを感じている。ストーリー進行によってはGRDFで共に戦うことになるプレイヤーを当初は見下すも、後に「相棒」と認める。
一つのルートで見せるナイトレーベンとの対決は、エースコンバットシリーズ屈指の名場面として知られ、そのときに発した台詞も名(迷?)台詞としてファンに強い印象を残している。
マーサ・ヨーコ・イノウエ (声:玉川紗己子
1999年9月3日生まれ。ディジョンと恋愛関係にあったが、2030年に研究中の事故で死亡する。享年30。
実際にはこの事故は彼女の実験を危険視したゼネラル上層部が仕掛けた陰謀であった。
カルロス・アルデア・ナシメント
1964年7月21日生まれの75歳。ゼネラルリソース社常務。社の真の実力者であり、社内で失脚しかけたパークをUPEOへ送り込むなど、様々な策謀に関与している。心臓に持病を抱えており、人工心臓を含む数度の移植手術を受けている。

[編集] ニューコム

シンシア・ブリジット・フィッツジェラルド (声:川村万梨阿
2012年2月9日生まれ。フィーの姉で、Rナンバー開発に携わる一流の科学者にして、かつNEUのチーフコンサルティングパイロット。TACネームはプリースト。エレクトロスフィアの可能性を狂信的なまでに信じる。両親はともにゼネラルの幹部で本人もかつては在籍していたが、保守的な体質を嫌い革新的なニューコムへ移籍した。
本ゲームのオープニングアニメーションはシンシアがR-103をテスト飛行させるシーンで幕を開ける。
サイモン・オレステス・コーエン (声:中尾隆聖
2000年1月17日生まれ。ニューコムの技術者であり、プレイヤー達に多岐にわたって科学面の助言・協力を行う。先鋭的なニューコムの中でも、科学に関する発言・考え方はラディカル。オープニングフィルムから、かつてヨーコに思いを寄せていたことが見て取れる。ストーリー進行によってはニューコムに移籍するプレイヤーに対し、意味深な発言をする。先鋭的なAI(人工知能)開発の提唱者であり、その内容はサブリメーションの発想に近い。

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[編集] 関連商品

  • 『ACE COMBAT 3 electrosphere : DIRECT AUDIO with AppenDisc』 メディアファクトリー、1999年
    • 本作のサウンドトラックCD。アペンドディスクが付属する。アペンドディスクには、ゲーム本編で使用可能な各種のデータや設定資料等が収録されている。
  • 『ACE COMBAT 3 electrosphere MISSION & WORLD VIEW』 メディアファクトリー、1999年
  • 『ナムコ公式ガイドブック エースコンバット3 エレクトロスフィア』 ナムコ、1999年
  • 『エースコンバット3 エレクトロスフィア ミッションゼロ』 メディアファクトリー
    • 解説ビデオ。容量の都合等から本編未収録となった映像等が収録されている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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