イキケ
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イキケはチリ北部にある都市。2004年時点における人口は約221,400人。タラパカ州の州都でもある。
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[編集] 歴史
イキケ地域には、紀元前7千年以上前から人類が居住していたことは判明している。西洋人によって発見されたのは16世紀のことである。その後、スペインの植民地を経て、19世紀末にはペルー領となっていた。19世紀末におけるイキケの主要産業はアタカマ砂漠で産出される硝石によるものであった。この硝石をめぐり、チリとペルー・ボリビアの間で1897年から太平洋戦争が行われ、イキケの海戦が行われている。戦争の結果、イキケはチリ領となり、ペルー人はペルー領へ移動した。1907年には、鉱山労働者と警察が衝突し、大規模な流血の事態となっている。
[編集] 交通
町へのアクセスとしては、港と鉄道がある。
[編集] 姉妹都市
- ザダル、クロアチア
- オルーロ、ボリビア
- アブダビ、アラブ首長国連邦
- マイアミ、アメリカ
- アシュケロン、イスラエル
- Oppido Lucano、イタリア
- 台州、中国
- アスンシオン、パラグアイ
- アレキパ、ペルー
- タクナ、ペルー
[編集] 外部リンク
- Iquique's CityHall (スペイン語)
- ImportantThing(イキケの人のブログ)