WORKING!!
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『WORKING!!』(ワーキング)とは高津カリノの漫画作品である。
目次 |
[編集] 概要
スクウェア・エニックスの漫画雑誌であるヤングガンガンに2005年1号(創刊2号にあたる)から連載されている4コマ漫画。北海道某所にある常連客をして『病み付きになる危なっかしさ』と言わしめるファミレス「ワグナリア」を舞台に、奇人変人苦労人が働いたり働かなかったり食ったり殴ったり旅に出たりする。登場キャラ同士のボケとツッコミの掛け引きは軽快ながら巧みに交わされる。
通常6ページの連載で、時々2話掲載となる。4コマ漫画ではないショートストーリーの回もたまにある。4コマ形式の時はきちんとオチをつけながらその後のストーリーへつながっていき、テンポ良く構成されている。毎回1ページ目の半分に扉絵に相当する部分があり、掲載時にはそこでキャラクターの独白、あるいは会話が挿入されるがコミックス収録時には取り払われている。話数は「~品め」で表される。
元々は作者が自身のウェブページで不定期で連載しているWeb4コマ漫画『WORKING!!』を雑誌連載の為に舞台設定と登場人物を新たに書き起こしたものが本作である。ファミリーレストランチェーン「ワグナリア」のWeb版とは別店舗の店という設定で、同じ世界観を共有している。店長の旧友や佐藤のバンド仲間などが勤めるなど、つながった設定のキャラクターも存在する。以降、Web上で連載している方を「猫組」、ヤングガンガンに掲載される方を「犬組」と呼称している。下記登場人物達も「販促」と称して一部サイトコンテンツに登場しており、登場人物の中にはヤングガンガン連載よりもサイトでの出番が多いキャラも存在する。ただし、権利上の関係で「猫組」のキャラクターが「犬組」に登場する事は無いと見られる。
2006年6月30日より携帯コンテンツからの番外編配信も行われている。2007年1月25日にドラマCDが発売された。
[編集] 登場人物
注意:以降の記述で登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] ワグナリアスタッフ
- 小鳥遊 宗太(たかなし そうた) 声:鈴村健一
- 「ワグナリア」フロア担当。16歳の高校1年生。初登場1品め。
- 登場人物中最も常識人であるが大柄な姉達に囲まれて育った為、小さいものが何より好きという一面を持つ(とはいえ、小さい子供とミジンコを同列と考える辺りはロリコンとは少々異なり、むしろ大きいものへの苦手意識の反動と思われる)。ただし、ぬいぐるみなどの可愛いものが好きなのはおそらく父親と姉の梢の悪影響である。なお、「ワグナリア」でのバイトを経て彼の病癖は悪化しているといわれる。
- 家事をしない3人の姉と家事を任せるわけにもいかない妹の為、毎日を学校・バイト・家事全般のローテーションで過ごす苦労人。その為、周囲の邪魔さえ入らなければ「ワグナリア」での仕事ぶりは優秀である。また面倒見もよく、店ではまひると山田の世話をまとめて任されており、まひるのことをたまに犬扱いしている。
- 周囲からはぽぷら目当てでアルバイトを続けていると思われているが、実際はバイト代を貯金して一刻も早く家を出ることが目的らしい。杏子を「年増」呼ばわりした為に嫌がらせで毎日シフトを入れられているが、バイト代が入るだけ店の方がマシだと思っている節もある。
- 幼少期父親に女装をさせられた過去を持ち、そのため幼少期の記録は全て女装あり、女装を頼まれると激しく拒否する。ただ、その女装姿は美人であり、ぽぷらからは「憧れの女性像」とされている。尚、女装時は通称「ことりちゃん」(命名は潤)。
- そうした過去からか時々さりげなく毒を吐く。
- 店内では年齢や言動、そして長身という点が姉達と被る杏子と折り合いが悪い他、八千代のほわほわした雰囲気と刀に調子が狂うようで、やや苦手としている。
- 対・まひる用のマジックハンドを常時(自宅から買い物に出る時でさえも)携帯しているが78品目で伊波まひるに破壊されたが、その後再び購入した。
- まひるに惚れられているが、全く気付いていない。
- 種島 ぽぷら(たねしま ぽぷら) 声:門脇舞
- 「ワグナリア」フロア担当。17歳の高校2年生。初登場1品め。父親が公務員。母親が専業主婦。
- 17歳とは思えない容姿、背丈、性格が特徴的で、客からはよく小中学生と間違えられる(学校でも先生から子供扱いされている模様)。その為に宗太に猛烈に気に入られているが、本人はその身長の低さが最大の悩み。ただ胸はかなり大きい。全キャラクターの身長が公表されないのは彼女が嫌がるせいである。なお、両親は「2人ともちょっとだけ小柄」らしい。
- 宗太は進学校の後輩で「かたなし君」と呼んでおり、彼も一度は否定したものの今では諦めている。尚、宗太はぽぷら以外に「かたなし」と呼ばれると怒る。
- 常識人だが根が純粋で、よく潤と博臣にからかわれているが、基本的にスタッフには甘やかされている。
- 博臣の情報によるとシークレットシューズのような上げ底の靴を愛用しているらしい。一時、踏み台を常備した事があったが、持ち運びが不便だと言って以来作中には登場していない。
- ピーマン(特に肉詰め)が嫌いで、晩ごはんのおかずに出る日には帰宅が嫌になるらしい。
- 白藤 杏子(しらふじ きょうこ) 声:皆川純子
- 「ワグナリア」店長。28歳。初登場1品め。葵と麻耶以外の女性店員からは「杏子さん」と呼ばれている。
- 元ヤンキーで、たとえ客であっても容赦しない。電話1本で何でも言う事を聞く「便利な後輩」が大勢いるらしい。
- 一切仕事をせず、スレンダーな体格ながら暇さえあれば何かを食べている大食漢で胃袋が四次元なので家計のまかないだけでは足りないほど。店内の食料品は全て自分のものだと思っており、食い逃げなど無断で手をつけた者には上記の「便利な後輩」が派遣されることになる。ただ、行動に結びつくことは稀だがある程度店長としての責任感は持っている模様。
- 高校時代から当時小学生の八千代と付き合いがあり、その頃から身の回りの世話を八千代が行っていた。八千代に対して恋愛感情はないが、他の店員には食べ物を渡さないのに彼女には分け与えたりと、可愛がってはいる。
- 「年増」またはそれに類する言葉を言うと明らかに不機嫌になる。
- Webページに掲載の『WORKING!!』(猫組)に登場する店長の榊研一郎とは知り合い。
- 佐藤 潤(さとう じゅん) 声:野島裕史
- 「ワグナリア」キッチン担当。20歳の大学生。初登場3品め。
- 恐らく「ワグナリア」内で最も働いている人。無表情だが本人は日々表情豊かに生きてるつもり。かなりのヘビースモーカーである。
- 八千代のことが好きだが彼女は杏子に夢中であり、その上八千代から信頼されている為にのろけ話を聞かされ、更には博臣にからかわれるなど恋愛に関してかなり酷な目に遭っており、考え方によっては宗太よりも苦労人。その為か、胃薬と頭痛薬を常備している。最近になって八千代の事を「八千代」と呼ぶようになったが、かといって進展したわけでもない。
- その鬱憤をぽぷらをからかうことで晴らしており、ぽぷらの扱いに関しては非常に器用。また、杏子やまひるに対する扱いもかなり器用である。要するに八千代以外には要領が良い。基本的に思いつきで生きている。
- Webページに掲載の『WORKING!!』(猫組)に登場する足立正広とはバンド仲間。
- 轟 八千代(とどろき やちよ) 声:河原木志穂
- 「ワグナリア」フロアチーフ。20歳・フリーター。初登場4品め。名前の由来はハチ公。
- 人格者で常に笑顔を絶やさない働き者だが、常に日本刀を持ち歩いている。本人曰く「実家が刃物店だから」。
- 小学生の頃にいじめっ子から救ってもらって以来杏子が大好きで、ずっと身の回りの世話をしている。今では恋愛感情まで抱いており、その為杏子に近づく者には嫉妬心から容赦なく抜刀する。特に兵吾は帰ってくる度にお土産(=食料)を持ち込んで来るため、いつか杏子を取られないかと敵視している。
- 恋愛に関しては鈍感で、葵にばらされるまで潤の好意に一切気付いていなかった。
- 「杏子が居ないから」という理由で学校には殆ど通っていなかったため見た目とは裏腹に頭は悪く、ワグナリアスタッフ以外に人脈が無い。
- 杏子と2日以上離れていると寂しさの禁断症状が出始め、思考回路が普段よりも変になる。
- 伊波 まひる(いなみ まひる) 声:中原麻衣
- 「ワグナリア」フロア担当。17歳の高校2年生。初登場5品め。
- 父親の間違った教育方針によって動物の雄を含む男性恐怖症になっており、女性客相手の接客は完璧だが、男性客にはまともに接する事が出来ずつい殴ってしまう。その上、これも父親の陰謀により腕力も相当に鍛えられており、しばしば店の壁や電柱すら破壊している。女子高に通っているが、担当教師が男である古文と数学が苦手。店員が男性の時は買い物すらままならない。
- 宗太のことを日頃からよく殴っていたが彼に対しては少しずつ心を開き、「ワグナリア」に来店した彼女の父親に対して説教する姿を見て惚れてしまう。但し男嫌いを克服できていない為、現在は本人曰く「好きだけど嫌い」状態である。
- 自分より頭一つ分背が低いぽぷらや、小学生のなずなよりも貧乳であることにコンプレックスを抱いている模様。
- 生真面目な性格であり、大抵の冗談は真に受ける。また赤面症のようで、照れるついでに周囲の気温を上げるらしくチョコを溶かした事がある。
- 宗太にヘアピンを褒められて(?)以来、毎回ピンが違う。ホワイトデーに宗太から多数プレゼントされたものの中から毎日選んで身に着けているらしい。
- 小鳥遊家の4姉妹と面識がある(ただし、泉は互いに名乗っていないため小鳥遊家の人間と認識していない)。泉の書いた小説の読者でもある(活字の男性は平気らしい)。特に梢からは一方的に絡まれており、メールを交わす仲。宗太から「うちの家族に縁がある」と言われたことがある。
- 作者のHPでの人気投票ではダントツの1位。
- 音尾 兵吾(おとお ひょうご) 声:中村大樹
- 「ワグナリア」マネージャー。37歳。初登場8品め。
- 超絶方向音痴な妻の春菜を捜して日本中を彷徨っていて、時々店に帰っては皆に各地のお土産を渡す、杏子にとっては貴重な食料配達人。
- 立場上店では最も偉い存在であるが、帰ってくる度にぽぷらには「いてもいなくても同じ」などと言われ、宗太からは「空気だと思えばいい」と言われ、まひるには殴られそうになり、八千代には斬られそうになり、杏子に至っては顔すら忘れられている(八千代を除いていずれも全く悪気はない)など酷い扱いを受けているが、それでも誰一人解雇しないお人好しである。
- 稀にしか店に出てこないが、その僅かな機会に溜まった仕事を全て片付ける非常に有能な面も持つ。
- 最近は上記の問題児たちに葵までもが加わって彼の悩みの種は増える一方で、店に帰ってくる頻度が減りつつある。
- ドラマCDではキャストにはあるものの全くと言っていいほど出番が無い。しかし大トリの溜息は印象的。
- 相馬 博臣(そうま ひろおみ) 声:藤田圭宣
- 「ワグナリア」キッチン担当。20歳。ぽぷらに大学生かと聞かれて「内緒」と返答。初登場27品め。
- 笑顔が絶えないので優しそうな印象を受けるが、実は店員の大半の弱みを握っており、「説得」と称する脅しをしばしば行っている。その「説得」の結果、自分の仕事は他の人が「やってくれている」ため、忙しい時でも暇そうにしている。
- よく潤と一緒にぽぷらをからかっており、たまに潤もからかうが大抵暴力による反撃に遭う。この他、まひるには喋る前に殴られる為、兵吾には弱味と言える弱味が無い為、また春菜は自分の想像を超越している為に苦手としている。葵もやや苦手。
- 実は巨乳好きで宗太が女装した際、胸に必要以上にパッドを詰めたのは彼の趣味による。
- 山田 葵(やまだ あおい) 声:植田佳奈
- 「ワグナリア」フロア担当。自称16歳。初登場47品め。
- 兵吾が連れてきた少女。名前、年齢、経歴全て信憑性に乏しく、宗太からは家出少女ではないかと疑われている。変装道具や盗聴のスピーカー、マイク等も所持している。
- 偽名であるためかワグナリアに来た頃は「山田」と呼ばれても返事をしない事が多かったが、イメージトレーニングによって少しは返事ができるようになった。「葵」は本名なのか、下の名前で呼ばれたがる。しかしぽぷらと八千代以外は全員「山田」と呼ぶ。また、自己暗示の結果によって一人称も「私」から「山田」となった。
- ワグナリアの屋根裏に住み着いており、店内のものを色々と拝借している。但し杏子対策のため食べ物だけは絶対に無断で食べないように兵吾から厳命されている。
- 仕事はあまり出来ないようで特に食器を割る回数が半端でなく、当初は破損報告書が葵の名前で埋まるほどだった。あまりにも割りすぎているため割った食器を隠して誤魔化すようになった。
- 杏子に似ているらしく八千代には気に入られているが、潤には嫌われている。また、仕事に厳しい宗太のことが苦手。大抵の隠し事は博臣から潤や宗太に筒抜けで、そのたびに怒られている。
- 一見ミステリアスな雰囲気を醸し出しているが、隠し事などに関しては感情があからさまに顔に出るので分かりやすい。
- ぽぷらよりは背が高いが、体格はかなり小柄。納豆が好物で店の冷蔵庫を納豆でいっぱいにした事がある。
- 兵吾が理想の父親像らしく猛烈に懐いており、養子にまでなりたがっている。また、仕事中に父親を恋しがっていたこともあり、ややファザコンの気が見られる。
- 松本 麻耶(まつもと まや)
- 「ワグナリア」フロア担当。18歳。初登場4品め。
- 本編4品めに後姿のみ登場。以来作者サイトでの企画や人気投票のたびに「あいつは誰なんだ」と言われてきたが、月刊少年ガンガン2007年10月号の出張版に主役として再登場。
- 平凡に生きることを目標としており、それゆえ強くでられない小市民的思想の持ち主。
- 周りの特殊な人間たちにその思考故、自分は一般人だと思っているが、その特殊な人間たちのいる所で働いている時点で自分もおかしいということに気付いていない上、宗太たちには「変わった人」と認識されている。
- 上記のメンバー以外にキッチンに2名のスタッフが確認されている。
[編集] スタッフの家族
[編集] 小鳥遊家
- 小鳥遊 一枝(たかなし かずえ) 声:安藤麻吹
- 小鳥遊家の長女。31歳。小鳥遊家で一番の高身長でメガネを掛けた弁護士。出戻り。初登場25品め。
- 法律を都合よく解釈する達人で、六法全書を使って様々な攻撃をしてくる。
- 一見しっかり者にも見えるが、性格には極めて問題が多く、むしろマトモに見えるだけタチが悪い。宗太に対しては非常に傍若無人。妹の中では泉とは性格的に折り合いが悪く、なずなに甘い。
- また、一家の中でも宗太に匹敵するほどの小さいもの好き。
- 小鳥遊 泉(たかなし いずみ) 声:折笠富美子
- 小鳥遊家の次女。28歳。小鳥遊家の常に漏れず長身だが、滅多に立っている姿は見られない。恋愛小説家。初登場25品め。
- 夢のある職業の割には部屋が汚い。本人も黒ずくめの服装を好む上に、手入れされていない髪は伸び放題で、顔や手はインクで黒く汚れており化粧もせず、性格もかなり暗い。家に引きこもりがちで、自力で立つこともままならないほど衰弱している。ペンより重い物を持つと3日後に筋肉痛に襲われる。また家事全般には無能で、掃除をしようとして余計に部屋を汚くしてしまう。外出する時は若干小奇麗にするが、その後筋肉痛になるため湿布が欠かせない。
- 普段の生活は完全に宗太に依存しており(一応、弟に介護されているという自覚はある)、宗太に彼女が出来て自分が世話をされなくなることを恐れ、将来宗太が結婚した後も宗太とその相手に自分の世話をして貰うつもりでいる。実際に彼女が出来たとなずなから聞いたときはショックで家出をしている(その際にまひると会い好印象を持つが、互いに名乗ってはいない)。また、一度家に泊まりに来たぽぷらを宗太の彼女(しかも小学生)であると誤解してしまっている。
- 作者がモデルなのではないかという声もあるが、作者は完全に否定している。
- 小鳥遊 梢(たかなし こずえ) 声:木村亜希子
- 小鳥遊家の三女。25歳。一枝に次ぐ長身。合気道講師。初登場20品め。
- 大酒飲みで常に酔っ払っており、よく道端や玄関で潰れている。またワグナリアに来店する度にスタッフ(主にまひる)に絡むなど迷惑行為を繰り返している。ダメ姉度は姉妹中最高と作者も認める程で、宗太からも「一番やっかい」と言われている。肩が露出する服を着る事が多い。
- 寂しがり屋。男性と付き合う事は多いが、性格に問題が有り過ぎる為か上手くいかずにすぐふられている。
- 本人は可愛がっていたつもりだが、宗太にトラウマを与えて年上嫌いにさせた主犯である。その為か泉やなずなには甘い宗太も梢にだけは厳しい。
- 職業柄、腕っ節は強く、一枝に物理的に対抗できるのは彼女のみ。宗太の部屋のドアを蹴破った事もある。
- 小鳥遊 なずな(たかなし なずな) 声:釘宮理恵
- 小鳥遊家の四女。12歳。小鳥遊家の末子。小学生にして既に兄である宗太に近い身長で、胸もまひるより大きい。しかしまだ子供なので、夜更かしは苦手。初登場25品め。
- 幼少時より兄が姉達に苦労させられてるのを見ており、兄の役に立ちたいが為に年上(主に姉達)を意のままに操る「年上キラー」へと成長したが、それ故に逆に宗太は将来を不安がっている。
- まひると宗太が一緒に帰宅しているのを目撃し、彼女であると誤解してしまう(少なくとも宗太に恋愛感情はない)。更に、まひるに宗太が殴られたのに何も言わないのを見てマゾであると誤解し、それ以来兄のために梢から格闘技を習っている。
- 職業体験レポートと言う名目で時々ワグナリアで働き、宗太の手伝いを行っている。
- 小鳥遊姉弟の両親
- 共に本名不明。
- 父は宗太が小さい頃に亡くなっている。姉3人が可愛い服をあまり着てくれなかった為、幼少の宗太に女装をさせていた。
- 母は存命だがほとんど家を空けている(なずなの「両親の部屋が余っている」との発言あり)。質素倹約が趣味。未登場であるが、子供たちの発言からすると親としてはかなり無能な部類に入ると推測される(なずなの父兄参観の際、一枝に「いないことにしておこう」とまで言われており、誰一人反論しなかった)。
[編集] その他
- 伊波まひるの父
- 本名不明。娘を溺愛しすぎた結果、まひるを男性恐怖症に仕立て上げた張本人。まひる曰く「初めての人(=殴る対象第一号)」である。そして、まひるが宗太に決定的に惚れるきっかけにもなった。
- 家にいるとまひるに殴られるため単身赴任で家を常に空けており、10年以上帰っていない。そのためまひるは顔すら忘れられていた。
- 見た目は穏やかであるが、(偽物と思われる)猟銃を携帯してワグナリアに来るなど八千代並に物騒な人物。
- 伊波まひるの母
- 本名不明。天然。夫の教育方針も特に気にしていなかったらしい。家事は一応できるようだが、かなりのうっかり者。
- 携帯配信の番外編に登場。
- 音尾 春菜(おとお はるな)
- 兵吾の妻。
- 「北ってどっち?」という問いに対して、上空を指差しながら「上」と答えるほどの方向音痴(「地図上で北は紙の上方向に書かれる」と言いたかったらしい)。買い物に行ったきり行方不明だったが、八千代、葵と遭遇している。
- 兵吾がワグナリアに持ち込むお土産品は全て彼女に似ているもの(本人談)。
以上で登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 番外編
- 携帯配信第一弾 小鳥遊四姉妹編
- 1話「小鳥遊の家の日常その1」 小鳥遊姉妹紹介
- 2話「小鳥遊の家の日常その2」 三女・梢
- 3話「小鳥遊の家の日常その3」 四女・なずな
- 4話「小鳥遊の家の日常その4」 長女・一枝、次女・泉
- 携帯配信第二弾 女店員編
- 5話「種島ぽぷらの今日この頃」
- 6話「伊波まひるの今日この頃」
- 7話「轟八千代の今日この頃」
- 8話「山田葵の今日この頃」
- 1~4話 単行本3巻収録
- 5~6話 単行本4巻収録
- 7~8話 単行本5巻収録
- 携帯配信ではカラーだが単行本収録時に白黒に差し替えられている
- 特上GGグランプリ
- 「松本麻耶の今日この頃」
- 単行本5巻収録
[編集] 書誌情報
[編集] 単行本
- 第1巻(2005年12月25日刊行) ISBN 4757515774
- 表紙登場人物:小鳥遊宗太 種島ぽぷら 白藤杏子
- 第2巻(2006年6月24日刊行) ISBN 475751705X
- 表紙登場人物:小鳥遊宗太 佐藤潤 轟八千代 伊波まひる
- 第3巻(2007年1月25日刊行) ISBN 4757519354
- 表紙登場人物:小鳥遊宗太 伊波まひる
- 第4巻(2007年10月22日刊行) ISBN 4757521448
- 表紙登場人物:小鳥遊宗太 伊波まひる 小鳥遊なずな
- 第5巻(通常版)(2008年4月25日刊行) ISBN 4757522533
- 表紙登場人物:小鳥遊宗太 ことりちゃん
- 第5巻(特装版)(2008年4月25日刊行) ISBN 4757522363
- 表紙登場人物:小鳥遊宗太 ことりちゃん
- 小鳥遊四姉妹ドラマCD、種島ぽぷら型しおり付き
[編集] ドラマCD
- ヤングガンガン ブック・イン・CD WORKING!! VOL.1
- ヤングガンガン ブック・イン・CD WORKING!! VOL.2
[編集] カレンダー
- コミックスペシャルカレンダー2008 WORKING!!
- オールかきおろしカラー4コマカレンダ
- 予約生産品、誌上通販のみの限定販売
- 364×200ミリ縦長サイズ
- 2007年11月16日発売
[編集] 日本国外での展開
- 台湾で出版されている
- 名前表記はほとんど同じだが「伊波まひる」が「伊波真昼」、「種島ぽぷら」が「種島白楊」になっている
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- うろんなページ - 作者・高津カリノのサイト。
- WORKING!! 高津カリノ ヤングガンガン YOUNG GANGAN OFFICIALSITE - ヤングガンガン公式サイト・WORKING!!
- ガンモバコミックス - WORKING!!番外編配信サイト
- スクウェア・エニックス パーティ 2005 - がはこのスクエニわかば日記