SX-OS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SX-OSとは、NECがACOS4汎用機を改造して市販したスーパーコンピュータSX1及び2のOSのことである。 SUPER-UXがSX-3にてリリースされるまで、SXシリーズ用のOSとして活躍した。
OSの機能は、ACOS4系OSのベクトル処理機能強化版である。基本的な動作はACOS4と全く同一である。基本的にCP(コントロールプロセッサ)上で動作する。その上でAP(数値演算プロセッサ)を制御する機能が付加されている。
ベクトル化プログラミングに対する各種ツールが準備されていたが、研究者からのBSD系UNIX待望論に押され、SX-3にてSUPER-UXに切り替わった。