Op cit
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Op citはラテン語のopus citatumもしくはopere citatoの省略形で、「提示した作品」もしくは、「提示した作品より」の意味を持つ。この語は、脚注や尾注や引用や参考文献において、既出の文献と同じ出典から参照する際に使用する。Idemが直前に示した文献と同じ文献を示すのに対し、Op citは、参考文献中の同じ著者の文献で直前に出たものを示す。また、Loc citは今日では稀にしか使用されない。
[編集] 例
- 9. R. Millan, "Art of Latin grammar" (Academic, New York, 1997), p. 23.
- 10. G.Wiki "Blah and its uses" (Blah Ltd., Old York, 2000), p.17.
- 11. Millan, op. cit., p.5.
上記の場合、参考文献の11番は、Millan著の文献で直前に出ているものが9の文献であるため、9番と同じ文献を示し、参照先のページが違うことも示している。