Desktop Management Interface
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
Desktop Management Interface (DMI) は、企業情報システムを構成するパーソナルコンピュータなどの資産管理情報、いわゆる「インベントリ」に関する情報を集中管理する目的で規定された、インターフェイス仕様の総称。
リソース情報を管理する為のアプリケーションソフトを開発する際に使用する。仕様を規定しているのはDMTF(Distributed Management Task Force)で、最新の仕様書は1998年6月に作成された「DMIversion2.0s」。DMIでは、特定のオペレーティングシステムやハードウェアに依存しないこと、既存のネットワーク管理プロトコルと組み合わせて利用できる事、管理の対象を容易に指定できる事、といった要件を定めている。DMIの構成要素は以下の通り。
- DMIを利用して動作するアプリケーションソフト
- アプリケーションソフトが呼び出すAPI(MI:Management Interface)
- MIF(Management Information Format)で記述された管理情報データベース
- 管理対象のコンポーネントと管理情報の間のインターフェイス (CI:Component Interface)
- MI と CI の間のインターフェイス調停とデータベースを管理する (SL: Service Layer)
これらにより、管理対象になる「インベントリ」などに関する情報がデータベース化され、アプリケーションソフトから利用出来るようになる。
DMTF は Common Information Model (CIM) などへの移行を促進するため、DMI の寿命を 2005年3月31日までと定めた[1]。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
 |
この「Desktop Management Interface」はコンピュータに関連した書きかけ項目です。この記事を加筆して下さる人を求めています（Portal:コンピュータ）。 |
